宇都宮市の公示地価の平均も上昇に転じています!
住宅地でも上昇に転じた地点が非常に多くなりました。
宇都宮市全体のマクロな視点だけでは見誤ってしまう点が多い、不動産の相場。
ミクロな視点を地図と共にチェックしてみることが不可欠です。
今は便利なサイトがあって地価をマップ上で閲覧できるサービスがありますので、今回はそこからデータを引用させて頂きます。
(土地代データより引用)
地図で見ると、やっぱりな結果に!
赤が下落、青が横ばい、もしくは上昇した地点。
宇都宮市を全体で見るとほぼ真っ赤っ赤!
しかし!
さらに寄って、ミクロな視点で見てみると!
JR宇都宮駅を中心に青色のゾーンが集中。
周辺部が真っ赤っ赤で中心はブルー。
さらに寄ってみると!
JR宇都宮駅を中心とした半径5キロ圏内はほぼブルー。
つまり、地価は上昇!もしく横ばいになります。
地図から地価の様子を見ると、外側は赤、内側はブルーと、逆ドーナツ化減少が鮮明にわかります。
特に、上昇地点が多いのが宇都宮市の駅東エリア。
上昇率の幅も東口エリアが大きくなっています。
逆に宇都宮市の北西エリアや、戸祭台を除いた坂の多い住宅街の下落も目立つ結果となった。
取引の現場感覚でも、需要の多い駅東口エリア。
職場を数多く抱える駅東口エリアは今後も需要が旺盛でしょう。
さらに、LRTの開通に伴い、今下落している地点も上昇に転じる可能性が高いでしょう。
街の開発と地価は連動しているので今後LRT沿線エリアは要注目!
北道路にLRT(東口)事業費の2倍の400億円以上も投資して(LRT反対派はなぜか沈黙!)北西エリアの地価が下落し続けている現実。
スルーされるエリアになってしまったのが痛い。。。
マイカー依存の西北エリアは今後も、企業誘致ができないと、更に地価が下落してしまう可能性が高いでしょう。
過去のエントリー▶
【LRT開通が大成功になる理由!】宇都宮北道路はLRTの2倍の405億円使って赤字なのに!?
車社会の宇都宮市も、今後は高齢化の進展で車が乗れなくなる方が急増します。
道路への投資よりもLRTのような公共交通の整備の方が波及効果が大きくなるのは必然。
地図からもわかるように、これから2極化は更に鮮明となり、逆ドーナツ化の現象が進んでいくことは間違いありません。
今後は、今までのように、地価全体が一斉にすべての地点で上昇していくことは、あり得ないでしょう。
一部の勝ち組みエリアを所有する人が笑い、需要のないエリアの所有者がババを引く。
需要のないエリアは地価で値段が付いていても、実際の取引の現場では、全く売れない負動産となってしまっている物件も増えてきています。
逆に、中今泉エリアなどの地価上昇が大きいエリアは、公示地価よりかなり高い価格で取引されているのが現実です。
今後、人口減少に入ることが確実な状況では、街全体で選択と集中が加速することは避けられません。
地価減少が続くエリアに多くの不動産を所有する方は、さっさと損切りして、価値の上昇が見込めるエリアに資産を移行させるのが賢い選択となるでしょう。
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