区画整理事業は長期間かけてゆっくりしか進まないのが現状です。
2020年に宇都宮市の産業道路の内環状線が開通し、陽南エリアとベルモールエリアが繋がり、宇都宮市東部と南部のアクセスが大幅に向上したのは記憶に新しいところです。
→【祝!宇都宮市の産業通りがついに10月開通!】人の流れも大きく変わるのか!?
産業通りのT字路が抜けて、交差点も様変わりしました。
区画整理されたエリアは、不動産価値が大きく向上します。
普段からここで再三言っているように都市は、開発投資続けることで不動産価値が維持できるのがよくわかると思います。
そんなか、宇都宮市西エリアの中心市街地で、1966年度の都市計画決定以来、実に55年ぶりに建物移転が動き出しています!
→宇都宮市街地で本格化する区画整理 次々と消える建物、神社も(下野新聞)
区画整理の対象エリアは小幡、清澄地区です。
そして、区画整理に伴い、中心市街地の都心内環状線が2025年に開通予定となっております!
↓都心内環状線はこちら↓
県庁前通りが清澄通りを抜け、裁判所の脇の道も拡幅され材木町方面に抜けられる道です。
中心市街地を通ることなく、迂回できるルートが確保されることになります。
現状は県庁前通りは清澄通りで終点となり、交通量は多いものの、非常に流れの悪いゾーンとなっております。
気になる都心環状線の開通は2025年度ごろの予定。
区画整理事業の施工期間は27年度までの予定となっております。
清住通りも幅が1メートルほど広がり、歩行者も安心して通行できるようになります!
車の通行量が多いのに歩道が狭くて歩きにくかった、街の環境も激変します。
もともとこの地区は、中心市街地の文教エリアとして人気の高い場所だっただけに、区画整理が完了したら、宇都宮市でも屈指の都心高級住宅街になるとみています。
物件の流通量も非常に少ないエリアだけに、人気に拍車がかかりそうです。
宇都宮市の中心市街地エリアにとっても、都心環状線が開通することで、交通循環が良好となり、利便性が大きく向上することになるでしょう。
LRTの西側延伸含め、2020年代後半は、宇都宮市西エリアの再開発が活気づくことを期待したいです。
★荻原功太朗の業務について★
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