宇都宮市のインターパーク4丁目にある、複合商業施設「カトレアガーデン宇都宮南」が全店舗完全に閉店します。
入居する約20店舗全店が5月10日までに閉店し、11月中旬にかけて建物の解体工事を実施する予定となっています。
インターパークの商業集積地に立地し、近くには「FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店」や「ジョイフル本田宇都宮店」や映画館等の集客力のある店舗に囲まれた、広大な一等地ゆえに、跡地の再開発に注目が集まっています!
高速インターと新4号からのアクセスも良く、「ベビーザらス」、「ダイソー」のほか、スーパーや飲食店、歯科医院、ゴルフショップなど多様な店舗が入居し、約千台分もの大型駐車場を備え、休日を中心に多くの家族連れでにぎわっていただけに、突然の全店舗完全閉店は、利用者の方々に驚きをもって受け止められています。
テナントとして入居していた店舗の一部は、近隣に移転し営業を継続する予定ですが、施設のすべての建物が解体され一旦更地となるため、街並みが一変するのは間違いありません。
「カトレアガーデン宇都宮南」跡地の再開発は!?
「カトレアガーデン宇都宮南」は2004年10月にオープンしました。
施設は大和ハウスリアルティマネジメントが土地所有者と借地契約を結んで建物を建て、テナント企業に貸し出していました。
テナント企業と結ばれた、20年間の契約期間が満了を迎えるため今回の完全閉店に至ったもようです。
しかし、、気になるのは商業施設として、空き店舗化していたわけでもなく、集客力のあった店舗も含め、すべてを撤退させ、まだまだ使える建物もすべて解体するに至った経緯です。
施設を運営管理する大和からは、
・11月にかけて建物の解体工事を行う
・跡地をどう利用するかは現時点では答えられない
と発表されており、再開発に関してさまざまな憶測が、期待と不安をこめてウワサされています。
インターパーク周辺住民と利用者の不安な声としては、広大な一等地が長期間放置されることに尽きるでしょう。
メイン通りの一等地が長年放置されるようなことになると、地域全体の活気を失わせてしまいますからね💦
ただ、私が最近聞いた、有力な情報筋から得た再開発のウワサ話は、不安を一掃する驚くべきものでした!
宇都宮市に世界の「IKEA」が出店か!?
実は、「カトレアガーデン宇都宮南」の閉店がささやかれた時点から、宇都宮にIKEA進出のウワサがネット場では騒がれ出し話題になっていました。
数年前に壬生の「コストコ」進出が決まった頃に、壬生に「IKEA」もできるとのウワサを聞いたことがあったので、まさかインターパークに??と思っていましたので、今回の宇都宮に「IKEA」出店の話はみんなの期待&希望の絵空事として受け取っていました。
→過去ログ 【続!インターパークの将来は暗い!?No.3】IKEAが郊外店舗からの戦略転換!?都心原宿へ出店へ!!
私自身もなぜ、急に6年前に書いた過去ログが注目されたのか疑問でした(?_?;)
よくよくSNSなどを通して調べていたら、今回の再開発と宇都宮へのIKEA進出のウワサの真相が気になる方々がアクセスしていたのだとわかりました。
過去ログでは、郊外に巨大な倉庫兼店舗を構えるスタイルで世界を席巻している「IKEA」がまさかの都心に狭小店舗を構える方針転換にびっくりして、当時記事にしました。
なぜなら、6年前の2018年は、インターネット通販が急速に伸びていてい、リアル店舗の売上を奪い始めたのが鮮明となり、世界的に巨大モールの不振が顕著化し、グローバル企業が時代に合わせて商売のやり方を変化させ始めていたからです。
しかし、日本ではアメリカほどモールの不振は起こらず、むしろ週末の暇つぶしの場として、エンタメ施設化し、地方を中心に今のところは人気を維持しています。
6年前の当時「IKEA」は、都市型店舗の開発に力を入れ始め、すでに土地を取得していた場所ですら、出店を中止したり、オープンを無期限延期にしたりと話題になりました。
大規模商業施設のオープンに数年単位の待ち時間はつきもの。
そう思って、「IKEA」出店に期待する予定地ではオープンを首を長くに待っていたにも関わらず、それが何年経っても着工にいたらなかったのです😓
「IKEA」のオープンが公表されていた札幌、広島、前橋、静岡でも同じで、用地を確保済みの広島・前橋ですら建設工事は始まらない悲惨な状況でした😅
それもそのはずで、「IKEA」は2016年まで黒字でしたが、2017年は約14億円の赤字、2018年は約30億円の赤字、2019年は約8億円の赤字、と深刻な業績不振に見舞われていたからです。
背景として、ネット通販の普及で、郊外に大型店舗を出すビジネスモデルが成り立たない(イオンモールやコストコみたいな郊外大型店舗では、家具店は儲からない)と考えられ、今後は都市中心部に小型店舗をオープンさせ、アンテナショップとして集客(販売はオンラインや取り寄せ)するビジネスモデルに転換する試みを始めたのでした。
東京の原宿に、通常店舗の面積1割のIKEAショールーム的な都市型店舗を開発し、今後はこのタイプを中心に出店を進めていく方針だったのが当時の状況です。
放置プレイもいい加減にして!と苛立った頃、2019年8月に、イケアは札幌への進出を正式に断念する発表をしました。
なんと用地を取得していた広島市ですら、出店計画が中止されました💦
→IKEA、大型店舗の出店見送り JR広島駅北側の土地を売却(朝日新聞)
宇都宮に「IKEA」進出は実現するのか?
群馬ではイケア・ジャパンの当時の社長自らが、2013年に出店予定地の前橋市長とともに記者会見に臨み前橋西モールへの出店を発表したのに、その後、用地には小さな看板が立っただけで10年近くも放置されていました💦
そのうち、群馬も出店中止発表か〜😓と思っていたら、、
まさかの方針転換?か着工開始へ!!
→北関東初!IKEA前橋がオープン 待ちに待った11年(上毛新聞)
これは「IKEA」の出店に大きな変化の流れが!!
私が宇都宮のインターパークに「IKEA」進出のウワサを聞いても、「ナイナイ!」と思っていた要因の一つが、群馬の取得地放置が続いていたのを知っていたのと、都市型ショールム店舗拡大の後に、宇都宮市にIKEAの配送センターができたことです。
→店舗はないけれど… イケアが宇都宮に商品受け取りセンター開設(下野新聞)
宇都宮に商品受け取りセンターを開設したということは、「IKEA」の栃木県進出はないと、遠回しなアナウンスに受け取るのは当然でしょう。
配送センターがある以上、もし進出があったとしても、都市型のショールーム店舗なのかなとも思っていました。
それがまさかの!インターパークに巨大なフルスペック「IKEA」店舗進出のウワサ!
「カトレアガーデン宇都宮南」の敷地は5万4千平方メートルと、群馬の敷地5万8千平方メートルと比べると若干狭いですが、フルスペック店舗の船橋店がの敷地が4万2千平方メートルなのを考えると、十分進出可能な面積でしょう。
船橋店を再開発予定地に合成してみました!
バカでかい倉庫兼店舗の「IKEA」がインターパークにできたら、街の風景が一変しますね😮
是非、見てみたいです😆
「IKEA」郊外店への出店再開は時代の大きな変化か!?
IKEA郊外店復活の流れは、時代変化の影響が大きく、インフレと建築人材の不足で、日本でもDIYの需要が伸びるのことを見越しているのが大きな要因の一つだとみています!
IKEAの配送センターを通じての通販は送料が高いし、IKEA本来の倉庫をうろうろして自分で配送から組み立てまでDIYするIKEA体験ではないです!
日本中が人手不足で家具の組み立て配送までのフルスペックサービスが高騰するのは目に見えています。
安くあげるために、組み立て&配送をDIYするのが当たり前になりそうなのは、これからの時代の流れです。
さらに、リフォーム費もどんどん高騰していますから、趣味も兼ねてマイホームをDIYしようと考える人も増えていくでしょう。
時代の流れをみれば「IKEA」のフルスペック倉庫兼店舗の需要が再び注目されるのは必然かもしれません。
インターパークなら茨城県からのお客さんも見込めますから、商圏人口も十分でしょう。
そう考えると、配送センターがあるとはいえ、宇都宮市のインターパークの一等地に「IKEA」が進出するのは十分に考えられるでしょう。
いずれにしても、まだ「カトレアガーデン宇都宮南」跡地については、公式な再開発計画が発表されている前なので、ウワサを信じ、ぬか喜びは禁物ですね😅
期待が大きい分、再開発が頓挫したら落胆も大きいですからね。
いつも散々言っていますが、再開発はタイミングが全てです!
「IKEA」進出も用地を取得していた、広島と群馬では明暗を分けました。
仮にインターパークの広大な一等地を「IKEA」が取得したとしても、群馬のように長年立て看板だけで、放置されるような状況になっては悲惨です😅
そうならないよう、再開発計画決まったらできるだけ早期に着工されることを祈るばかりです。
宇都宮の新たな魅力アップとして「IKEA」進出実現を是非、是非、期待したいですね🙌
★荻原功太朗の業務について★
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