【続報!宇都宮市中心部に『食』のテーマパークが誕生する!?】市場の食を楽しみ体験できる新しい試みとは?

2024年4月16日火曜日

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今回は以前お伝えした、宇都宮市簗瀬町にある『宇都宮市中央卸売市場』の活性化を図るための再開発について続報を!

→過去ログ 【宇都宮市中心部に『食』のランドマークができる!?】新鮮な食材を『食べる!』『買う!』『体験できる!』場所は◯◯!?

宇都宮市は、2025年度末をめどに市場敷地内に再開発する方針を決めていましたが、具体的な構想が公表されました。

JR宇都宮駅にほど近い、街の都心部に新たな『食』のテーマパークができることになり、地元に住む人だけでなく、観光客にも大きな魅力が街に追加されることになり楽しみです😊

以前の記事でもお伝えしたように市場全体の広さはなんと東京ドームの3個分にもなるのです!

立体地図で見ると市場がいかに広大かがわかると思います。

再開発される『賑わいエリア』もかなり大規模な敷地になるため、完成が楽しみです🙌

なぜ市場を再開発するのか?

なぜ市場の再開発が必要になったのかと言えば、少子高齢化の進行や産直のネット通販が拡大したりで、市場を介した取扱高が全国的に減少傾向にあるためです。

減少する取引で活気を失っている市場を盛り上げるため、業者以外の一般の消費者を取り込むことで市場一体の活性化を目指すのが狙いです。

そのために、市場内事業者と連携して青果や水産物を気軽に購入・飲食できる機能のほか、宇都宮市の食の魅力や観光情報を発信する機能、食品以外の品目も含めた利便性の高い商業機能の導入を目指していました。

具体的な構想実現のために、選定された業者は、宇都宮市の不動産開発ではおなじみの大手大和ハウスグループの「大和リース」です。

大和リースはLRT沿線、平石停留所の目の前に開発中の『東部総合公園』でも整備運営事業者として認定され、市の事業に大きく関わっています。

今までの実績を活かし、地元企業と連携した具体的な再開発企画が評価され、事業者として選定されたもようです。

気になる市場再開発の内容は?

では今回公表された再開発の内容を見ていきましょう。

まず大枠として、宇都宮市が目指すSSC(スーパースマートシティ)構想があります。

具体的にはネットワーク型コンパクトシティを土台に産業誘致や地元企業を育み、地域経済の活性化を目指す試みです。

そのため、今回の再開発の出店企業も地元ではおなじみの企業が名を連ねています。

集客力のある『みんみん』はじめ、宇都宮の地元ではおなじみのお店が軒を連ねます。

生活利便ゾーンにはスーパーかましんが入り、市場から仕入れた商品を積極的に販売(市場仕入れ予定割合:青果物 約80%,水産物 約20%)する方針です。

市場に隣接した立地を活かした、新鮮な食材が豊富なスーパーになることを期待しています😋

個人的に最も楽しみなのは、市場から仕入れた青果・水産物を気軽に購入・飲食可能な、食の専門店ゾーンです!

市場に入る予定の『あぜみち』等で地場野菜を購入できるような場所は宇都宮市内に点在しているのでそれほど珍しくはないですが、市場ならではの遠方からの新鮮な果物や海産物・お肉類をお手頃価格で、気軽に購入できるようになれば、集客力が出ると思います。

『食の専門店ゾーン』は、食のプロにも対応可能な食に関する商品等を充実させるということで、様々な食材が手に入りそうなのでワクワクする場所になりそうです😆

飲食店ゾーンでは総菜や食品などのテイクアウトメニューを充実させ、気軽な飲食や食べ歩きができるようにし、市場ならではの臨場感を演出することが企画されています。

芝生広場のイベントゾーンも設けられることから、ピクニック感覚で訪れ、気軽に新鮮な食材を屋台風につまみ食いできそうなので楽しみです😋

飲食店ゾーンに『みんみん』や『アイランド ストーン コーヒー ロースターズ』等、地元で集客力のある店舗が入ることから、観光客も数多く訪れる憩いの場になりそうです。

『食』のイベントも満載に!?


毎月第2土曜日に開催され、好評の「うんめ~べ朝市」も継続開催され、マルシェなどのイベント開催と合わせた市内観光のツアーなども企画されるもようです。

観光客向けにはメインの餃子の他に、宇都宮市のブランドイチゴ等を使ったスイーツなどを提供し、市場から仕入れた水産物等を用いた「のっけ丼」や「市場 de 朝めし」など市場の食を発信し、賑わいを創出するイベントを多数計画していく予定です😊

また、複数の飲食店においては早朝から飲食を提供することとし、市場関係者の休憩や朝食のニーズに対応するそうなので、宇都宮市で憩いの朝食マーケットにもなりそうです。

気になるオープンは?

今から約2年後の2026年3月にオープン予定となっています!

市場ということもあり、広大なスペースが確保されているため、駐車場もゆとりの355台を確保することになっていて、宇都宮市内で新たなホットスポットになることは間違いないでしょう!

一つだけ懸念材料だと思うこと事は、『宇都宮市中央市場』は市場という特性もあり、公共交通のアクセスが非常に悪い点が気になります。

せっかく市民憩いの場として、魅力ある施設に整備されるのに、マイカーでしか来場できないのは心もとないです。

宇都宮市のネットワークコンパクトシティ構想では、LRTを街の東西に整備し、多くの交通弱者の方がマイカーなしでも快適に暮らせる街を目指しています。

そう考えると、新たな街の観光名所になりそうな場所にも、便利な公共交通があるのが理想です。

公共交通で訪れることができれば、美味しい食とともに、気軽にお酒も楽しめますからね🍺

幸いにも、市場北側はJR宇都宮線に接しているので、理想は市場目の前に新たな駅ができたら最高ですね😆

当面は路線バスを整備するなど公共交通の充実にも期待したいところです。

いずれにしても、オープンが待ち遠しい施設が市の中心部近くにできることになります。

早く憩いの芝生広場でビール片手に新鮮な食材を頬張りたいです😋

 

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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。速読を使いこなし、年間200冊以上を読書する活字大好き人間です。

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