2023年6月6日火曜日

【ベルモールの駐車場が有料に!?】LRTとマイカー連携の課題を考えてみたら・・!?


宇都宮市の東側でまもなく開業するLRT(次世代型路面電車)。


LRT沿線で核となるゾーンの一つが、ベルモール周辺なのは一目瞭然です。


商業施設、映画館、温泉、フィットネスと巨大な街と公共交通が直結することになりますから、地元民以外の観光客の皆さんもベルモール周辺を訪れる機会は増えることになるでしょう。



ベルモールの魅力はなんといっても、5000台以上ある巨大な無料駐車場です!


平置きで停めやすく、入出庫もたくさんの出入り口があるので、マイカー利用の数多くの人の流れをスムーズにさばくことができる設計になっています。



ここ最近はLRT着工開始のタイミングから地価も大きく上昇しています。


売り物の少なく、公示地価よりも実売レートはかなり強気の相場感となっています。


LRT開業に伴い、なんと、、ベルモールの巨大駐車場が6月1日より有料となりました!



いきなり有料というわけでなく、3時間までの駐車は無料で、施設の利用状況や購入金額に応じて無料の時間を増やす仕組みとなっています。


長時間の無断駐車対策として導入する目的のようです。


LRTが開通することで当然考えられるのが、ベルモールの駐車場にマイカーを停めてそこから遠方へのお出かけです。


何時間停めても無料であればJR宇都宮駅に直結しますから、マイカーでベルモールに行き、LRTに乗り換えて旅行に行ったりするユーザーも当然想定されます。



そうなると、施設を利用しようと訪れたマイカーユーザーに不便な状況となり、営業的にもマイナスですからベルモール側の有料化の対応も致し方ないことでしょう。


しかし、、


街づくりとして、マイカー含めた交通機関の連携を考える上では、ベルモールの駐車場が無料のままであった方が、LRTやバス等の公共交通の利用頻度も上がり、利便性も向上します。


LRTやバス等の公共交通を利用した場合も長時間の無料駐車サービスを宇都宮市が負担するなどして、通勤や旅行等にも公共交通を積極的に使ってもらえるような施策が期待されるところです。


もしくは、ベルモールで月極利用契約等の利用し放題の料金形態ができれば、ホンダや清原工業団地に通勤する人たちを日々モールのお客さんとしても取り込めると思いますので、ぜひ検討してもらいたいです。



要所要所にトランジットセンターとして、マイカーからLRTに乗り換えられる中継地点が設けられることになりますが、やっぱりベルモールなら買い物ついでにそのまま中心市街地へ😆


そんな利用方法も想定できますから行政の支援も含め、公共交通を使うなら駐車場もできるだけ無料で使える仕組みも用意してもらいたいところです。


いずれにしてもLRT開業に伴い、マイカーと公共交通のスムーズな連携ができる仕掛け作りを自治体含めた関係者皆様で試行錯誤してもらいたいですね。



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2023年6月1日木曜日

【あなたは賃貸派?マイホーム派?】老後の満足度からわかった!いいのはこっち!?


自分の住まいを考えるときに、賃貸のまま気楽に過ごすのか、大きな借金をしてでもマイホームを手にして安心感を得るのか、永遠の論争です。


どちらが正解ということもなく、どちらでも自分が納得し、楽しい人生を過ごせれば正解なんです。


ただ、そうはいっても長い人生老後を含め、マイホームを持つかどうかは大きな選択になりますよね。



実際、60歳を過ぎると貸してもらえる物件に制限が出てくるのも事実です。


そんななか、興味深いアンケートがあったので、今回はそちらを取り上げてみます。


アンケートの内容は「老後の住まいに関する実態調査」です!


カシワバラ・コーポレーションが行い、65歳以上の年金受給者の男女600名(持ち家/マンション・戸建て、賃貸/マンション・戸建ての各150名)を対象に、インターネット調査を実施しました。


気になる結果を見てみましょう。



持ち家での懸念事項


持ち家に住む300名に対し「持ち家を購入する際に懸念していたこと」を質問したところ、トップは「住宅購入の費用負担が大きい」(38.0%)でした。


2位は「メンテナンスなどの維持費の負担が大きい」(35.7%)でした。


一方、「老後の生活が始まってから感じた持ち家のデメリット」については?


1位が「メンテナンスの維持費の負担が大きい」(26.7%)


2位「家族構成の変化による間取りに余りができた」


2位「固定資産税や火災保険料がかかる」


2つが同率18.0%となりました。


持家賃ほどの費用負担が掛からないにせよ、持ち家でも結構な出費があることが不満が多いようです。



賃貸での懸念事項


賃貸に住む300名に「賃貸を契約する際に懸念していたこと」を質問したところ、「老後も家賃を払い続けること」(50.0%)がトップでした。


年金生活が始まってからも家賃負担が続くことに懸念を感じる方が多いのも納得ですね。


2位は、「高齢で契約更新できない可能性があること」(32.7%)、3位「高齢が理由で賃貸契約がしにくい可能性があること」(31.0%)と続きました。


なお、実際に「年齢を理由に賃貸契約を断られた経験がある」と回答した人はなんと、、、


たったの、3.3%でした!


年を取れば取るほど、引っ越しの機会は減るでしょうけど、想像よりもかなり低い数字でしたので、皆さんが思うより実際の賃貸ライフのリスクは少ないのかもしれませんね。


「老後生活で感じた賃貸住宅のデメリット」とは?


1位「老後も家賃を払い続けること」(34.3%)


2位「家賃が上がる可能性があること」(20.0%)


3位「資産として残らないこと」(19.7%)


以上、3項目が上がりました。


マイホームでも言えることですが、いずれも金銭的な面ばかりがデメリットで浮かび上がってます。



こうやって実際のアンケート結果を見ると、マイホームと賃貸どちらも老後は『お金に関する不安』が大きいのを感じますね。



『老後生活が始まってから感じたメリット』とは?


老後生活が始まってから感じたメリットについて


【持ち家派】


1位「安定した居住環境が手に入る」(46.7%)


2位「ローン支払い完了後の出費が抑えられる」(32.7%)


3位「趣味や娯楽のために自由に空間が使える」(22.0%)


こちらは一点、金銭的な内容よりも、より個別の価値観が重視されています。



特に、1位になった「安定した居住環境が手に入る」の気持ち的な安心感は半数近くがメリットと感じているのは大きな注目点です。


他にも3位の空間のゆとりや自由度のメリットも、人生を過ごす上でプライスレスの価値になるのでしょう。


【賃貸派】


1位「持ち家でかかる各種税金がない」(32.7%)


2位「家の修繕費用や手間がかからない」(31.7%)


3位「交通アクセスがよく移動しやすい」(28.0%)



一方、賃貸はではトップ1,2位に金銭的なメリットが上がっています。


人生の満足感度に対する金銭的な位置づけが大きい方が、賃貸派を選ぶ傾向が強いのでしょう。



そして、現在の住まいを他の方に進めるかどうかの質問が興味深い。



持ち家派の約9割は「マイホームでの老後生活をおすすめしたい」と回答してます!


一方、、


賃貸派が「賃貸住宅での老後生活をおすすめする」との回答は、約6割にとどまっています。


このアンケート結果から言えることは、長い人生老後まで含めると持ち家派の方が、満足度が高いことがうかがえます。


賃貸派のアンケート結果を総括してみると、老後を迎えるまでは賃貸で気楽にお金のことを気にせず住むことを重視していたが、いざ老後を迎えると、持ち家派より月々の負担の多い生活に不安を感じる方が多い傾向が多いのでしょう。


太く短く生きようと考えていても、何だかんだで長生きしちゃう方が多いのも事実です。


老後を実際に迎えた方々のアンケート結果から、持ち家派が9割超えの満足度なのは興味深いです。


長い生きしたいと考える皆様は、マイホームを購入して長期的な安心感を得ることによって、幸せな老後を迎えられる可能性が高いことがこの結果からわかりますね。



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