【続、どうなる宇都宮市長&栃木県知事選挙!?】選挙結果でLRT延伸や再開発に大きな影響が・・!?

2024年6月30日日曜日

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先日、今年行われる予定の、宇都宮市長選挙と栃木県知事選挙について書きましたが、、

過去ログ→【どうなる宇都宮市長&栃木県知事選挙!?】政治にほんろうされ続けた、LRT開通までの30年を振りかえると!?

結局、現職の福田知事、佐藤市長、双方とも、連続6選を目指して、立候補すると表明しました!

→栃木県知事選 現職が6期目を目指し立候補の意向を表明(NHK)

→佐藤市長が6選出馬を正式表明 今秋予定の宇都宮市長選 「まちづくりの道筋を付ける」(下野新聞)

知事での6選出馬は県政史上例がなく、仮に当選すれば最多回数を更新することになります。

一方、 市長も6選となれば市政で初めてで最多回数の更新となります。

ネットでの世論動向と、現状の選挙の流れ、選挙結果が与える今後の都市開発の影響について考えてみたいと思います。


ネット上での意見は6選におおむね否定的か!?

現職の福田知事は、「2023年末ごろは勇退する意向をほぼ固めていた」と報道されていただけに、驚きました😮

→一時は勇退意向固めていた 知事選巡り福田知事 5月までに去就判断は変わらず(下野新聞)

先にLRT西側延伸を推進する「毛塚候補」が市長選に立候補を表明していたので、知事が引退し、佐藤市長が県知事に鞍替えしての出馬かと思っていましたが、ここへ来て、どちらも現職が再選に挑んだ形での出馬となりました。

地方の首長として、全国的にもまれな6選に挑むこととなり、現状、ネット上では、さらなる長期政権の持続へ不満の声が大勢を占めています💦

福田知事の6選出馬については、かなり否定的な意見が目立っていました😅💦

一方、佐藤市長の6選出馬ニュースの口コミは、

こちらも先に、若手の「毛塚候補」が立候補を表明していただけに、世代交代し、後進に道を譲ることを望む意見が多数を占めています😅💦

全国的に、現与党には非常に大きな逆風が吹いており、多選への風当たりも非常に強いことから、今回の選挙は一波乱有るかもしれません。

市長選は、LRT開通を成し遂げた佐藤市長の手腕を評価している市民が多いので、再選すると思いますが、若手の「毛塚候補」も佐藤市長と政策が似通っているところが多く、与党支持の票が割れ、野党が候補者を絞って1本化し、知名度のある若手や女性候補を持ってくるとかなり接戦になるかもしれません。

また、知事選は、現状の世論動向を見ていると、市長よりもかなり多選への風当たりが厳しく、知名度のある若手や女性の対立候補が出てくると、現職有利とはいえ、状況によっては、ひっくり返る可能性が有るかもしれません😅💦


もし、現職が再選できなかったら・・・

今回の選挙で、もし、どちらかでも現職の知事、市長が再選できなかったら、LRT西側延伸や街の再開発に大きな負の影響が出ることは間違いないでしょう😓

それだけ、現職の長期体制があった故に、大きな都市開発のプロジェクトが推進できた功績は、大きいです。

しかし、LRTの東側の開通も無事行われ、ラグジュアリーホテルは未整備とはいえ、東口の駅前の再開発もほぼ完了し、街の開発は一区切り着いた感もあり、長期政治から大きなチェンジを望む声が増えているのも事実です。

長期的な視点で、持続可能な街の再開発を早期に推進してもらいたい立場としては、多選への批判はあれど、現職両名の当選が一番だと感じているのが正直な感想です😅

ただ、今の世論の流れを見ていると、特に知事選は接戦になる可能性が高いと思われ、結果が非常に心配です💦

過去ログでLRT開通までの長い道のりを振り返ったとき、

過去ログ→【どうなる宇都宮市長&栃木県知事選挙!?】政治にほんろうされ続けた、LRT開通までの30年を振りかえると!?

ターニングポイントとなったのが、2000年にLRTの建設費に難色を示し、4期16年務めた渡辺文雄知事が5選目を目指した知事選挙で、当時今市市長であった福田昭夫氏(現 立憲民主党栃木県連代表)に、わずか875票の差で敗退したことです!

選挙後に、そこまで積み上げていた、LRTの整備や街の再開発等の計画がストップしてしまい、その後、東口駅前の再開発やLRTの整備は、すったもんだの長期迷走が始まったのです。

今度の知事選挙でも結果次第では、過去と同じようなことが起こることが十分に考えられます💦


知事&市長選だけでなく、国政の影響も!?

たとえ、現職の知事と市長が、再戦され、LRT西側延伸や各種の再開発プロジェクトが継続進行されたところで、国政で与党が惨敗してしまい、政権交代でもあったら、街の都市開発は大きな負の影響が出ることは、過去の流れをみれば明らかです。

今の岸田内閣の支持率を見ていると、次の選挙で与党が大敗しても全く不思議ではありません。

特に、LRT西側延伸は現状でも開通予定が2030年代前半と、今から10年くらいかけた長期開発プロジェクトです。

2012年に自民党が政権を奪回してから、今まで地方選でも選挙に勝ち続けた結果、オールジャパン、オール栃木で、長期開発プロジェクトを順調に進められたことは間違いありません。

ここへ来て、再び国政で、政権交代するような事態となれば、今のLRT西側延伸計画は見直され、開通予定が大きくずれ込む可能性が高いでしょう。


選挙を通して、再開発を見直す機会に

今の世論を見ていると、知事選、市長選、国政、地方議会選、すべてが順調に今まで通り、与党が順当に勝つとは思えません。

そうなると、今、計画されている再開発が、一旦見直される可能性は大いに考えられるでしょう。

個人的には、県美術館と図書館の複合施設の再開発計画は、新人の「毛塚候補」が提案するように、見直しをし、LRT沿線に持ってくるのに賛成です!

国策でもあるコンパクトシティ化に舵を切るなら、行政の施設こそ積極的に、街のメインとなるLRT沿線部分に集約させるのが当たり前だと思いますし、住民の意識変化を促すためにも、マイカーで直接アクセスしにくい場所に移動し、公共交通の利用を促すべきでしょう。

LRT沿線には、マイカーから乗り換えできるポイントがいくつも設けられているので、市外や沿線以外に住む方には、郊外の結節点で一旦マイカーから公共交通に乗り換えてもらって、ウォーカブルシティを楽しんでもらうような仕掛けを考えてもらいたいですね。

そもそも、なぜ美術館と図書館を同じ場所に作らなければならないかを、再検討してもいいのではないでしょうか。

図書館と美術館を同じ日に利用したいと思う方がどれだけいるのでしょうか?

複数の機能や異なる施設を1カ所に集約させ、複合化・多機能化した大型複合施設をつくることで、住民の利便性を向上させるのが目的なのでしょうが、交通弱者に配慮し、西側のLRT沿線上に施設を配置すれば、別々の場所にあっても全く問題ないと思います。

逆に集約させることで、イベントなどあった際に、混雑し、どちらの施設も利用しにくくなるデメリットも考えられます。

特に美術館は、マイカーでしかアクセスしにくい場所にあるより、観光客の方も気軽に訪れることができるよう、LRT沿線に配置すれば、利用者数は大幅に伸びるでしょう。

また、「宇都宮市」の顔である、中心市街地のシンボルとなる場所である、パルコ跡地が長年放置されたままでいることを考慮し、そこに図書館を持ってくるような、県と市が協力できる大胆な施策を打ち出す知事候補が出てくれば、与党支持派でも票が割れるかと思います。

いずれにしても、今の世論の流れを見ていると、現職や、議会与党が、順調に選挙で勝ち続けるとは到底思えません。

円安や世界情勢の悪化にともなうインフレは、更に悪化の兆しを見せ、建築コストの上昇が止まりません。

人手不足も年々深刻になり、ここへきて、民間を中心に再開発を見直す動きも出始めています。

決断が遅れれば遅れるほどコストが上昇し、LRTの西側延伸計画が凍結となりかねないので、選挙結果が非常に気になるところです。

街の持続可能な成長と発展を期待する、有権者の一人として、候補者の皆さんには選挙を通じて、幅広い有権者の意見に耳を傾けて頂きたいと思います。

そして、整備コストを抑えるためにも、遅滞することなく、LRT西側延伸計画を迅速に進め、未来世代に誇れる街の整備を決意を持って進めてもらうことを、切に願います👏

 

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