「産業通り」10月全線開通 宇都宮市、計画から半世紀(下野新聞)
計画決定から50年余もかかっていますから、いかに都市計画が長期に渡るものかわかります。
それにしても、長かったですね。(^_^;)
中国のような独裁政権国家なら2。3年もあれば完了してしまうような工事が、50年もかかるのが民主主義国家の弱点でもあります。
公共の利益になる必要な工事については、しっかりと保証金を増額するなどの処置をしてスムーズに立ち退きを行えるような法整備が必要でしょうね。
国道123号線のJR線下を通る2車線化の工事も同じように時間がかかっています。(^_^;)
とはいえ、ようやく内環状線としての産業通りが開通したことで、宇都宮市の交通アクセスは格段に向上したことには間違い有りません。
産業道路の開通で、宇都宮市南部と東部エリアのアクセスが格段に向上することになります!
陽南方面からベルモールの方面に移動するのに国道4号線を使わずとも、産業通り一本でアクセスできるようになり渋滞が大きく緩和されます。
市の南部から、清原方面に通勤するのも時間短縮できて、一気に楽になることでしょう。
国道4号線も慢性的な渋滞から交通分散して、街全体の交通が大きく効率化することになります。
不動産の状況でいえば、今まで道路が狭く込み入っていた、宇大の東側エリア(東峰町・石井町周辺)は道路開通で地価上昇が期待できるでしょう。
すでに区画整理の終わっている平松本町や下栗も交通アクセスが向上したことにより、更に人気が増す可能性が高いとみています。
両エリアとも売り物件が少ない場所なので、今後も安定した地価を維持することになるでしょう。
2年後にはLRT(次世代型路面電車)の開通も予定されている東エリアですが、今回の産業通りの開通でベルモール周辺はさらなる発展が期待できることになります。
巨大な駐車場を完備しているモールでもあり、大きなシネコンや複合施設を要し、LRTとも連携することになるので、多様な生活様式の選択肢が生活に豊かさを生むことになります。
例えば、市の南部に住む方が、清原方面に通勤するのに、ベルモールに車を停めて、そこから時間通りに通勤できる電車に乗り換えることなんかも可能になります。
そして、仕事が終わったらLRTでベルモールまで戻り、帰りにフィットネスで汗を流してからマイカーで帰るような、マイカーだけに頼らない生活の選択も可能になるのです。
いずれにしても、50年あまりもかかった街の一大都市計画がようやく完成することは、街全体にとってさらなる発展のために非常に重要です。
2年後のLRT開通後は、バス路線の再編成も予定されており、マイカー+公共交通のネットワークが充実することは間違い有りません。
交通弱者の高齢者や子供にやさしい街になっていくことで、日本全体で人口が減る中でも、宇都宮市にどんどん人が集まるようになることも十分に有りえます。
それだけ、すでに地方都市間でも激しい競争が始まっています。
宇都宮市は、災害に強いという立地優位性もあることから、交通ネットワークが充実する今後は県外の地方への移住希望者にも積極的にアピールできることなるでしょう。
なにより、LRTの完成により、次世代型の街として住民の誇りを喚起でき、街のブランドイメージも大きく向上することになります。
宇都宮市のブランドイメージ向上は、産業の誘致や投資の呼び込みに非常に重要です。
今回の道路整備が無事に完了したことで、宇都宮市の東部エリアはさらなる発展が期待できることだけは間違いないでしょう。
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