【Vol.2-1 宇都宮市でマイホームを活用して資産形成をする!】老後を考えた住まい選びをする方が増えている!?

2024年3月17日日曜日

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ここ10年ほどで、高齢者のマイカー運転が大きな問題になってきました。

高齢ドライバーの運転ミスで、人身事故を起こす、悲しいニュースも増えています。

→商店街で軽乗用車が事故 助手席の妻死亡 87歳夫「車が暴走」(NHKニュース)

宇都宮市のような地方都市では、LRTが開通したとはいえ、鉄道沿線以外は公共交通の充実していない場所も多く、まだまだマイカーは必需品です。

生活するにはどうしてもマイカーに乗らなければならない方も多いでしょう。

定年してある程度の年齢になったら、運転も危険になってくるので、マイカーを手放すべきなのでしょうが、移動するための代替手段がなければ簡単には手放せません。

うちの母は、もともと車に乗らず、日常の足はずっと自転車です。

そういった生活に慣れていれば、ある程度高齢になっても、自転車で30分くらい走るのはなんてことはないです。

しかし、季節、天候問わず、快適なマイカー生活に慣れてしまうと、足腰も弱り運動力も落ちていますから、自転車に乗り換える選択すら、なかなか難しいでしょう。

老後を考慮したマイホーム選びを考える人が増えている!

老後まで考えると、徒歩圏に何でもあり、首都圏へもアクセスの良い、街の都心部住まいが理想ですが、当然地価も高いです。

少し妥協するなら、徒歩圏にスーパーやドラックストアがあり、LRT等の公共交通の便がいい、マイカーに依存しなくてもいい立地を選べば、老後も安心して生活できます。

一方、先のことは考えず、老後マイカーに乗れなくなることを考慮しないのであれば、宇都宮市郊外の地価の安い場所に、広い土地を買って、理想のマイホーム建築することもできます。

マイホームの立地選定にはひとそれぞれ、価値観の違いで様々な考え方があります。

宇都宮市の域内地価のトレンド見ていると、、

ここ最近、郊外でマイカーがないと買い物にも苦労するようなエリアの人気下落が顕著になってきています。

その中でも特に、自転車や徒歩での移動がたいへんな、坂の多い住宅街は敬遠されるようになりました。

同じ宇都宮市内でも、どの場所にマイホームを購入するかで、将来の資産形成や、住心地に大きな違いが出てしまいます。

住み替えを嫌う日本人の感性

アメリカ人は平均7年に一度家を買い換えると言われています。 

独身時代から結婚、子育て、子供の巣立ち、リタイアというライフスタイルの変化に応じた住み替えが一般的です。 

これに加えて、転職や昇進によって職場の地域が大きく変わることもあるため、それに伴い住居を変えるケースも多いことが影響しているのかもしれません。

それとは、正反対に日本人はマイホームを終の棲家として、住み替えをする人はまれです。

更に、高齢になればなるほど、生活の変化を敬遠し、住み替えへの抵抗も強まります。

さすがにマイカーを運転するのに身体的支障が出るようになったら、住み替えを考える方もいますが、経済的にゆとりがなければ、運転に危険を感じつつもそのままの生活を続けざる得ません。

つまるところ、購入したマイホームに価値がなければ、老後の住替えも容易でなくなります。

逆に、購入したマイホームの価値がしっかり維持されていれば、住替えも容易になるということです。

老後を考慮し、人気上昇中の平屋住宅

ここ10年ほどで、注文住宅を建てる方の、平屋人気が高まっています。

老後を考慮したら、階段のない平屋は生活しやすいですからね。

しかし問題もあって、一般的なファミリー向けの間取りで平屋を建てるとなると、どうしても広い土地が必要になるため、人気のない宇都宮市郊外の安い土地を選択せざる得ない結果となり、断念される方が多いのも事実です。

それでも、広い敷地に平屋の広い理想の家を追求し、都市郊外にマイホームを建築する方もいます。

今はネット通販でほぼすべての商品が揃いますから、日常の買い物もリアル店舗を極力利用しないと割り切りで考えられる方には、都市郊外の田舎暮らしは魅力があるでしょう。

お子さんも、周囲の環境を気にせずのびのび育てられるのは、田舎暮らしの醍醐味です。

ただし、保育園や学校が遠かったりすると、子供の送迎等の負担は増えます。

わたしは子供時代に通学が大変だったので、学校が近い子がすごくうらやましかったですね😅

宇都宮市内で分譲マンションが増えている理由

LRTが着工してから、沿線は開発ラッシュとなり、分譲マンションが数多く建設されました。

→JR宇都宮駅周辺で建設ラッシュ、変わる街並み 生活機能が集約された住環境に(下野新聞)

「こんなに建てて誰が買うの?」なんて質問を受けるときありますが、売れ行き好調なのは、今まで郊外に戸建を買っていたようなニューファミリー層の意識変化です。

昨今、分譲マンションが売れている大きな要因が、共働きの増加と、老後を考えたマイホーム選びの側面が大きいです。

大きな家になればなるほど、敷地の草むしりや植木の剪定など、自分達で管理する必要のある箇所が多くなります。

また、家も定期的にメンテナンスが必要になるため、自分たちで随時修繕をする必要に迫られます。

分譲マンションであれば、管理人さんもいるし、修繕も管理組合で定期的に行ってもらえて、余計な心配をしなくていいです。

何より、長期不在していても、鍵一本でマイホームを管理できるのは便利です。

また、分譲マンションはたいてい街の都心部に立地していますから、公共交通も充実しており、徒歩での買い物の便や、通学や子どもの学習環境も良好で、シティライフを楽しみたいと考える方が増えていることも好調な売れ行きに影響しています。

宇都宮市でマイホームを活用して資産形成するなら

マイホームの価値は人それぞれで好みで選べはいいんです!

人がなんと言おうが、自分が満足できたらそれが正解です🙌

ただ、不動産のプロとして、わたしからアドバイスできるとしたら、大枚はたいたマイホームが、ローン完済後にほとんど価値が残らず、消費として終わってもいいかです。

人生の価値は生きている時間の充実度ですから、大きな消費だって決して無駄ではないと思います。

しかし、住み替え前提の、住宅すごろくをしていくのであれば、常にマイホームの価値を考える必要に迫られます。

住まいそのものにこだわりがないなら、アメリカ人のようにシーンによって住み替えの選択をする方が快適に暮らせますからね。

購入したマイホームの減価が大きいと、ローンを完済するころに、マイホームがただの消費に終わってしまい、住み替えどころではなくなってしまいます。

マイホームを購入する際は、先々売ることなんて考えず、その時の自分と家族が楽しめることだけを考えてしまいがちです。

多くの方がどうしても、消費視点でマイホームを考えがちのため、多額の住宅ローンを払い終わって残るマイホームの価値はかなり減価してしまいます。

しかし、見方を変えれば、マイホームは住宅ローンというサラリーマンの方なら最大の低金利融資を利用し、資産形成に利用できるチャンスでもあります。

住宅ローンを返済し、子どもの学費をためながら、老後のための資産形成するのは大変です。

マイホームで支払ったお金が、老後資産として残ればどれだけ楽でしょうか。

老後は、所有資産の有無によって安心感も全然変わってきます。

前置きが長くなってしまいました、、😅

次回は実際に、宇都宮市でマイホーム活用してどうやって資産形成をするか、具体的な方法とエリア選別の仕方なども踏まえて、詳細について考察し、お伝えします。

お楽しみに・・・

→Vol2-2につづく


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