【宇都宮市の小中学生は読書の3倍も◯◯を見ている!?】スマホ時間と学校成績の関係を深掘りしてみたら!?

2023年1月26日木曜日

宇都宮市でマイホームを 不動産ビジネスあれこれ

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総務省による通信利用動向調査2021年版によると情報通信機器の世帯保有率は9割を超えており、その中でもスマートフォンの普及が8割にまで達しているとのことです。




確かに、公共交通機関などを利用すると主観的に約8割上の方が俯いてスマートフォンの画面に見入っていることからも、保有率の数字は納得のいくものです。








そのような普及率によりインターネットを利用する際の端末もスマートフォンが68.3%にまで達しており、御覧いただいているブログも多くの方がスマートフォンでお読みいただいているのではないでしょうか?

技術革新や最新アプリにより、使用できる機能も年を追うごとに充実し電話という名前がついてはいても、実際には数多くの機能に電話機能が含まれていると言ったほうが正しいのかもしれません。



携帯キャリア各社の努力により5Gアンテ網も着実に整備され、高速通信による音楽・動画鑑賞が好きな場所で自由に楽しめる時代です。

ですが、そのような便利な時代ならではの現象とも言えるのでしょうか下野新聞_SOONで気になる記事を見かけました。


記事によると宇都宮市教委が2021年度における「学習内容定着調査」と「学習と生活についてのアンケート結果」により算出した、小中学生の読書時間が平均29分であるのにたいしスマホ利用時間は約3倍の平均1時間30分に及ぶということ。

しかもスマートフォン等の利用時間が長いほどテストの正答率が低下しているということです。

とはいえスマートフォンを利用している間は勉強に身も入る訳がないでしょうし、机に座っているから安心だと思っていたら、実は隠れてスマホを見ていたなんてこともあるでしょうから当然に学校の成績が低下してしまうでしょう。


さて、このような現象は何も宇都宮市の小中学生に限るものではないはずですから色々と調べてみました。

まず先程、紹介した記事は宇都宮市教委が主催したアンケート結果ですが、総務省においても「青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」が毎年公表されています。

これは青少年におけるインターネット上の危険・脅威に対応するための能力とその現状等を可視化するため、2011年度に初めてインターネット・リテラシーを測るテストをインターネット等の利用状況に関するアンケートと併せて実施しました。

その初回の結果により、能力を可視化するテストを指標としたテストが開発され、2012年度より毎年、高等学校1年生を対象に、青少年のインターネット・リテラシーを測るテストをインターネット等の利用状況に関するアンケートと併せて実施されています。

テストの項目は以下のようなものです。

〔青少年に必要なリスク対処能力〕

1.インターネット上の違法コンテンツ、有害コンテンツに適切に対処できる能力

 【違法有害情報リスクへの対処能力】
  a. 違法コンテンツの問題を理解し、適切に対処できる。【違法情報リスク】
  b. 有害コンテンツの問題を理解し、適切に対処できる。【有害情報リスク】

2. インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力
 【不適正利用リスクへの対処能力】
  a. 情報を読み取り、適切にコミュニケーションができる。【不適切接触リスク】
  b. 電子商取引の問題を理解し、適切に対処できる。【不適正取引リスク】
  c. 利用料金や時間の浪費に配慮して利用できる。【不適切利用リスク】

3. プライバシー保護や適切なセキュリティ対策ができる能力
 【プライバシー・セキュリティリスクへの対処能力】
  a. プライバシ一保護を図り利用できる。【プライバシーリスク】
  b. 適切なセキュリティ対策を講じて利用できる。【セキュリティリスク】


大人でも設問内容を見ると構えてしまいたくなりますが、上述したテストの正答率は上昇しており、2020年の正答率は過去5年間の平均値(68.8%)を上回り72.0%にまで達したようです。

高校生の98.8%がインターネット接続機器としてスマートフォンを保有しているとのデータも公開されており、インターネットを初めて使い始めたのは小学生時代が38.0%、中学1年生で25.9%になるらしく、同年代のおよそ半数以上が中学入学時にはスマートフォンを所有するということになるのでしょう。


これだけ保有率が高ければ、スマートフォンを操作する時間が長くなっても仕方がない気もしますが、学力低下の原因となるのであれば見過ごせません。


文科省は総務省とは異なる観点、つまり児童生徒アンケートを全国学力テストと同時に行っていますが、結果は宇都宮の調査結果と同じくスマートフォン利用時間に反比例して成績は下がっています。


このようなスマートフォン使用時間と成績の因果関係については国立教育政策研究所が作成した「全国学力・学習状況調査」のレポートでも度々指摘されています。


もっとも私どもの不動産業界でも、ここ20年ほどで情報の提供はほぼネットメインに移行し、紙媒体等はごくわずかになりました。

更に、ネットで公開している不動産情報の閲覧でも、その大半がスマートフォンからの利用に変化し、デザインや校正等についてはパソコンで表示される画面よりもスマートフォンレイアウトをより優先する時代です。

不動産情報もインターネットデバイスを使って取得するのが当たり前となり、大人も子供同様にスマホに生活を支配される時間が増え続けています。

弊社でも時代ともに、webサイトのデザインや提供情報の質を常にバージョンアップし皆様に、いち早く旬の情報をご提供するよう努めています。



生活に欠かせないツールとなった便利なスマートフォンを大人でさえ使用時間の増えている状況で、明確な理由も諭さずに子供にだけ抑制するのは困難でしょう。

せめて「節度を持って使用する」ことを教育していく他ないのかもしれませんね。(^_^;)



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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。速読を使いこなし、年間200冊以上を読書する活字大好き人間です。

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