内陸型工業団地では国内最大規模を誇る宇都宮市の清原工業団地。
清原工業団地だけで、総従業員数が1.4万人ほどもいるといわれています。
この数字には周辺の芳賀工業団地やホンダの研究所で働く方の数は含まれてないので、実際に宇都宮市の東部地域に通勤する方は3万人以上になるようです。
宇都宮市と周辺地域で暮らす多くの方が通勤する仕事の街となっています。
工業団地周辺は働く場が集中していることから、長年にわたり通勤時間の渋滞が大きな課題となっていました。
2023年8月からJR宇都宮駅と清原工業団地&ホンダの研究所を結ぶLRT(次世代型路面電車)が開業することで通勤時間の渋滞緩和が期待されています。
LRT沿線に住宅やマンションも増えていることから、一定数の通勤の足が変化することは間違いないでしょう。
しかし、そうは入っても渋滞が簡単に解消されるわけではないので、道路インフラの拡充はまだまだ必要です。
そんな中、マイカー通勤をしている方には朗報が!!
栃木県は2023年度に、宇都宮市中心部と芳賀・清原工業団地などを結ぶ県道宇都宮向田線(宇都宮テクノ街道)の鬼怒川にかかる板戸大橋の4車線化事業に着手することになりました!
栃木県が公表している事業概要図がこちら。
現在2車線しかない橋に、下流側に2車線分の橋を追加して、4車線道路となり円滑な
交通が確保されることになるでしょう。
通勤、帰宅時間を中心に慢性的に生じている渋滞解消に加え、工業団地群へのアクセス向上、物流の効率化などが期待されています。
テクノ街道は全長6・2Kmあり、板戸大橋を除く区間ではすでに4車線化の整備を終えています。
肝心の要所である、板戸大橋部分で片側1車線に減線してしまい、交通渋滞の原因になっていましたからね。(^_^;)
気になる完成予定は2027年ということで、今から4年後くらいにはだいぶ渋滞も緩和されることになるでしょう。
宇都宮テクノポリスセンター地区では、平成20年から平成29年までの間で人口が約5.4倍に増加しています。
少子化が叫ばれる中、全国的にも大変珍しい、新設の小学校『ゆいの杜小学校』も2021年4月に開校しています。
ニューファミリーに絶大な人気を誇る『ゆいの杜』エリア。
今年LRT開通をひかえ、更に道路開発も着工し利便性がさらに増すことから、今後も不動価値は安定して推移すると見ています。
『ゆいの杜』エリアは開発当初から比べると、現在はかなり地価も高騰しましたからね。
宇都宮市ではしばらく東高、西低の不動産価値の流れが続きそうです。
★荻原功太朗の業務について★
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