暦は4月
4月といえば新入学・入社式などのイベントが豊富となり真新しい制服姿や、着慣れぬスーツに身を包んだ新入社員と思しき姿を見かけるにつけ自分の若かりし頃を思い出して気持ちまで明るくなります。
新年度に入り宇都宮市に引っ越しをして、新たな生活を初められる方も多いことでしょう。
そこで今回は日頃のブログとは趣向を変え、宇都宮市民でも実はあまり知らない「宇都宮市の情報」を少しご紹介したいと思います。
コレはご存じの方も多いのですが、宇都宮市はニュージーランドのオークランド市と姉妹都市です。
姉妹都市提携は1982年ですから、令和4年の2月に40年を迎えました。
これまでに宇都宮市内の中高生がオークランド市を訪れ、ホームステイを体験するなど、継続して交流を行ってきました。
オークランド市の紹介動画は宇都宮市役所HPで公開されており、下記からリンクして確認することができます。
動画でも紹介されていますが、オークランド市は宇都宮市から8,900km南東に位置しておりニュージランドの人口およそ3割が暮らす最大の都市です。
オークランド市による2020年統計によると人口は約165万人とされており、宇都宮市が約51万人前後ですからおよそ3倍強の人口を抱える都市です。
もっとも面積が宇都宮市416.85平方キロメートルであるのにたいし、オークランド市は5,600平方キロメートルですから約13倍もあります。
人口密度からみても、ゆったりと暮らせる都市です。
宇都宮市のコンパクトシティ構想に似ていると言うわけではないのですが、空港など都市機能が充実した都心部の周辺には自然保護区が設けられ、都市と自然の調和がとれた都市です。
また「150以上」とも言われる民族がともに暮らす「多文化共生都市」という特徴があり、そのような民族の多様性を受け入れるライフスタイルが独自の文化を形成しています。
そのような多様性を維持しつつも先住民である「マオリ」文化が根付いており、言語や独特の様式美を持つ彫刻などの美術工芸や、ラグビーのオールブラックスが試合前に行うことで有名な戦いの前に踊る「haka」は、ワールドカップでご覧になったことがある方も多いかとは思いますがそれだけで会場が盛り上がるほど世界的に有名です。
もっともこの程度の情報は皆さんもよくご存じかと思いますので更に深掘りして解説しますが、ニュージーランドの特徴は「芸術・文化の水準が高い」ことです。
東京ドームがすっぽり7つ入ると言われる広大なドメイン公園の小高い丘にそびえる白亜のオークランド博物館は、夜間にライトアップされるとまるで宮殿です。
ニュージーランドは長く外来種である猛獣が存在せず、鳥類が独自の進化を遂げたことでも有名ですが、地球上で最も大きい鳥類であるとされるモアの剥製も展示されています。
しかもオークランド博物館に限らず、日本で開催されれば数万円の入場料が必要とされる御所のオペラやシンフォニーなどのコンサートもほとんどが無料です。
ですから気負わず、普段着のまま芸術文化に触れられる機会にあふれているのです。
それらの費用は1964年に設立されたエリザベス女王2世芸術審議会において国が芸術文化への助成金を寄与することを定めてから現在まで連綿と続いています。
また国をあげてリサイクル活動に対する姿勢は、他国の及ぶところではないと言われています。
ゴミ分別の徹底は言うのに及ばず、資源の再利用という観点も秀逸でありそれらの影響もあるのでしょうが骨董品を扱うアンティークショツプやセカンドハンドショツプの数が多く、日本人の相場観でいえば驚くべき低価格で取引されているといった特徴があります。
スマートシティ構想において日本国内で最先端をいく宇都宮市にとって、姉妹都市であるオークランドから学ぶべきことは多いでしょう。
ご紹介したい宇都宮市の隠れた魅力はこれだけではありません。
手軽に宇都宮市の魅力を知りたい方は、金髪女性が音楽に乗って宇都宮市の名所を堪能する、まるでミュージックビデオのような動画「ほんとうに宇都宮?」の動画をご覧になってください。
朝から晩までの1日を通して宇都宮を満喫する内容をまとめた動画です。
宇都宮市民でもいがいに知らない情報が、宇都宮市HPで公開されています。
いまもっとも注目を浴びているのはJR宇都宮駅東口再開発関連の情報ですが、いよいよ本年11月に開業する交流拠点施設が3月25日に発表され、交流拠点施設が
「ライトキューブ宇都宮」
交流広場が「宮みらいライトヒル」にそれぞれ決定しました。
変わりゆく宇都宮を象徴する施設する、駅改札口から徒歩2分、2000人収容可能な大ホールを初め、大小全17室になる諸室構成を有する全国的にも注目を集める施設の公開まで残り半年あまり、いよいよ最旬段階に入ってとも言えるでしょう。
この交流拠点施設については独自にホームページを展開しており下記リンク先からご確認いただけます。
今回のブログでは不動産と関わりのない内容でしたが「暮らしやすい街」であることが、他府県の居住者等に注目されることにより移住も含めた交流が活性化し、人が動けばそれにより不動産取引も活性化していきます。
私たちは地元に根付く不動産業者として、これからも「宇都宮の魅力」を発信していいきたいと考えています。
★荻原功太朗の業務について★
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。