【師走目前、宇都宮市のパワースポットをご紹介!】「家相学」や「風水」と不動産の関係とは!?

2020年12月16日水曜日

宇都宮市でマイホームを 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

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疫病退散の縁起物として地元に伝わる「黄ぶな」をテーマにした「黄ぶな大明神」が121日から、馬場通り4丁目のうつのみや表参道スクエアでお目見えを開始しています。

新型コロナウイルスで中止となった「宮の市」の代替事業の一環として位置づけられ、来年1月31日まで設置されているとのことです。



「黄ぶな大明神」は市商店街連盟などでつくる宮の市実行委員会が企画を、おこないました。


例年であれば、宮の市は11月に行われており、今年で25回目となる節目を迎える予定でしたが、新型コロナの影響で中止になりました。(T_T)


例年開催されているイベントが、のきなみ中止となっている現状を踏まえて、少しでも明るい材料として注目を集めています。


大明神は、高さ約2・3メートルの朱色の鳥居に「黄ぶな」の木型と張り子のご神体を設置しており、表参道スクエアの正面入り口に設置されています。


このほかにも合同イベントとして市内商店街による黄ぶな協賛セールや「黄ぶな」に関連した写真をインスタグラムに投稿する「#黄ぶなフォトコンテスト」を開催する予定とのことです。


コロナによる景気低迷のあおりからでしょうか、全国的にもパワースポット巡りが盛んになっている様子です。


このパワースポットの語源定義は諸説あるようですが端的に言うと「大地の力がみなぎる場所」とする説が多いようです。


起源が農耕民族型である日本において、古くはアミニズム的な自然信仰や精霊信仰、つまり自然現象に霊の存在を認め畏怖するという考え方があり、地鎮祭や上棟式ではお馴染みの「神道」も、その派生であると言う説には定評があります。


そのようなルーツを持つことからも「パワースポット」と言う概念は、私たちの心にスンナリと、受け入れやすいのではないのでしょうか?


そこで今回は新年を控える年の瀬に「宇都宮市が誇るパワースポット5選」を、まとめてみました。


栃木県内にパワースポットは数多くありますが今回は宇都宮市内限定で、かつ個人的意見としての5選としてまとめておりますので悪しからずご了承くださいませ。


宇都宮二荒山(ふたあらやま)神社

写真_二荒山神社HPより


主祭神として豊城人彦命(とよきいりひこのみこと)を開祖とする神社で、古くは二荒山神社に詣でれば、下野国にある全ての神社詣のご利益を受けられるとされており、諸説はあるものの「宇都宮市」の名称由来とも言われています。

地元の皆様の象徴的スポットとして、知名度としては、群を抜いていると言えるでしょう。




多氣山不動尊


写真_多氣山不動尊HPより


木々に溢れた多気山の中腹に位置する、日光開山勝道上人の弟子尊鎮法師により創建された真言密教の主尊である大日如来の化身、不動明王を御本尊とする寺院です。

釈尊の教えに従って悟りを開き、広く人々を救済するとされる大乗仏教に派をなす真言密教ですので「曼荼羅」や「梵字」など、パワースポットに求められる神秘性をより強く持っていると言えます。



羽黒山神社

写真_宇都宮市HPより


推定樹齢約450年の市指定天然記念物である夫婦杉(ご存じ、縁結びの木です)を神社の御神木として有する、稲倉魂命(うがのみたまのみこと)を祀る神社です。

「おはぐろさん」の方が通りがよいかもしれません。気象条件さえ良ければ「筑波山」や「加波山」「富士山」を望むことが出来る眺望スポットであることや「でいだらぼっち」伝承など、パワースポットでありながらの親しみやすさは秀逸だと思っています。



大谷寺(おおやじ)

写真_大谷寺HPより


「大谷石文化が息づくまち宇都宮」として日本遺産に認定されている寺院です。


日本最古とされる石への直接彫刻で造られ、国の特別史跡および重要文化財の千手観音像である「大谷観音」や、高さ27メートルの「平和観音」などを有する、日本でも屈指の洞窟寺院です。


最近の研究では、彫刻についてのバーミヤン石仏との類似性から、アフガニスタン僧侶が彫刻した「日本シルクロード」説も濃厚とされており、その神秘性も含め興味の尽きないパワースポットです。


宇都宮に住んでいる方でも、一度も行ったことがないという方が結構いますので、この機会に是非!


カトリック松が峰教会



丸いアーチや窓の上の半円アーチ、蛇腹層(壁面の帯状の層)のロマネスク建築を簡素に表現したロマネスク・リヴァイヴァル建築で建てられており、大谷石建築としては現在、最大級であるとして1998年には登録有形文化財に指定されています。


不動産に関わる者としては、本来であればカリフォルニア大学ロサンゼルス校や南カルフォルニア大学まで行かなければ見ることが出来ない、日本でも数少ない建築様式が宇都宮市内で見られることに喜びを感じています。


今回はご紹介が出来ておりませんが、その他パワースポットとしては「平出雷電神社」「蒲生神社」、桜の名所としても名高い「慈光寺」や、松が峰教会とは違った意匠性を誇る大谷石造りの「宇都宮聖ヨハネ教会」など、宇都宮市が誇るパワースポットはまだまだありますが、また別に機会を譲らせていただきます。


冒頭でパワースポットとは「大地の力、みなぎる場所」と定義づけをしましたが、科学ややテクノロジーがどんなに進んでも「神秘性」については「非科学的」であると割り切れる物ではありません。


神々しさとも言える清廉とした神秘性は、やはり私たちに何かを訴えてきます。


建築不動産業界では、そのような神秘性に関する風習が色濃く反映されることがあります。


例えば日本における神仏習合思想に深く根付く「家相学」は、鎌倉時代前期に著されたとされる「陰陽道旧記抄」から、井戸や厠など病気に直結するとされる場所を神格化させるために祭祀を行い、判断するとされています。


家相学は日本が独自で体系化されたのに対して「風水」は古代中国思想です。


都市、住居、建物や墓などが、その立地により与える吉凶禍福を決定するために、気の流れを物の位置で制御しようという思想です。


日本においてそれらが混同されがちなのは「家相学」と「風水」が本来はまったく違う思想であるのに、日本における風水の第一人者として露出度が高い「Drコパ」こと小林祥晃氏を筆頭に、本来であれば中国思想の一部でしかない陰陽道や家相学を、独自の解釈で日本式に発展させてきたからです。


陰陽道から派生した日本独自の「鬼門」や「裏鬼門」は、水道や下水道が未発展の時代に、木造家屋の躯体腐食を防止すると言った科学的根拠を持ちます。


ですが「風水学」「家相学」「陰陽」「方位学」など、全てを取り入れて物件探しを行うと、残念ながら選択肢は極端に狭まります(絶対とまでは言い切りませんが)

なにごともほどほどに、が不動産のプロとしてはお勧めです。


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