特に、2010年頃から街中に住居をかまえ、シティライフを楽しみたい需要が増加してきています。
商都から「暮らす場」へ、まちづくり LRTの西側延伸期待
宇都宮中心街のゆくえ(下)(日本経済新聞)
2010年頃から中心市街地で暮らす人が右肩上がりに増えていて、それに伴って空き店舗の数も急速に減少していきました。
高層階は億ションとなった、中心市街地に新築されたタワーマンション『宇都宮PEAKS』も即完売となったことで、必要とされる不動産開発を行えば、中心市街地への投資需要は旺盛なことを証明した結果となりましたね。
私が現場で流通されている物件を見ていても、中心市街地でしっかりと設備の整った居住用物件は探している人も多く、すぐに決まってしまいます。
設備が古めの物件でもそこそこ賃料が安ければ、入居者の確保に苦労しないのが現状です。
旺盛な需要に対して、供給が足りてないんです。
その結果として、地価が上昇を始めていてます。
この流れは非常に良い流れで、需要が供給を上回り始めたことで、バブル崩壊以降20年以上続いたデフレの流れが転換する大きな節目となってきました。
すでに東京都心部では、賃貸物件の更新時に家賃が上昇するところも徐々に出てきました。
面白いことに、東京都心でも駅から徒歩10以上歩くようなロケーションの悪い場所は家賃が値下がりしたりしていてます。
つまり、ネットで不動産情報がすべての人に行き渡るようになったことで、いっそうロケーションの良い場所に人・モノ・金が集中するようになっています。
宇都宮市のような地方都市でも一部の勝ち組エリアに限ってこの流れが出てくることになるでしょう。
ロケーションの良いごく一部の場所に人々の需要が殺到し、需要の旺盛な場所は年々地価が上昇する流れとなります。
地価が上昇し始めると、正の循環が始まります!
地価上昇と共に、開発投資を呼び込むエネルギーが急速に増していきます。
なぜ地価の上昇が始まると投資循環が生まれるかわかりますか??
理由は簡単で、需要が供給を上回った状態だからです!
旺盛な需要がある場所には必ず開発投資が生まれます!
供給が足りてないのですから、投資家は安心して投資できますからね。
だから、デフレは駄目なんです!
一旦流れができて開発が行われることになれば、さらなる投資の循環が起こります。
これが繰り返され始めているのが宇都宮市の中心市街地のような場所になります。
冒頭のグラフを見ればわかるように、中心市街地に暮らす人が増えることで、近隣の空き店舗が減っていきます。
空き店舗が減りお店が増えることで、その場所にさらなる魅力が加わります。
魅力のある場所になったことで、更に住宅需要が生まれます。
そして、また不動産開発が行われていく。。。。(以後ループ)
街の利便性が増していくことで、どんどん投資が促される正の循環が始まるのです。
東京都心がなぜ好循環のループを続けているのか見ればわかるでしょう。
とにかく、次から次へと開発投資が行われ、便利さが更に、更に、更に、年々増すばかりです。
それに伴い、年々人々が東京に吸い寄せられるように増えていく。
しかも、都内といえどもまんべんなく23区内が開発されているわけではなく、都心や駅前などの限られたエリアに開発が集中しています。
宇都宮市の中心市街地はかつての『商都』から『シティライフを体験する場所』として変化の真っ最中です!
パルコの撤退などで街が衰退していると認識したら大間違いですよ。
宇都宮市や近郊の市町村の商圏から多くの人を集めて商売する場所でなくなっただけで、街中に暮らしてシティライフを楽しむ人達は年々増加しているのです!
今現在、中心市街地でシティライフを楽しんでいる私から言わせれば、当然の流れです。
時間の価値の重要性を考えれば、郊外でなんでもマイカーに依存する生活は不便極まりないです。
それより、なんでも徒歩圏で充実できる利便性の高いロケーションに住むほうが、時間を大幅に有効活用できます。
首都圏で東京都心に人が集まるのもこの価値観の変化で、長い通勤時間を掛けるくらいなら、狭くても都心に住んで時間を有効活用したいマインドの変化になります。
宇都宮市のような地方都市でも、こういった価値観の変化は徐々に起こっていて、LRTが東西で開通する数年後は確実に、マイカー依存を脱した新しいライフスタイルが確実に生まれてくるでしょう。
シティライフを現実にしている私からすれば、不動産で資産形成もできて、時間も有効活用でき、満足感も高いシティライフが断然オススメです!(*^^*)
逆に、郊外の平屋なんかがブームのようですが、、、
あと5年も経ったら、資産価値がどうなるのか、、、(-_-;)
これから20年くらいの不動産のトレンドは圧倒的に!!!
『ロケーションがすべて!』
道路一本隔ててただけで、地価が何倍も違うなんて当たり前になってくるでしょうね。
だから、ロケーションを無視した、建物への巨額の投資は無謀としか思えません。
お金に余裕がある方が道楽でやるには全く問題ありませんが、不動産を資産として考えるなら、街の開発の軸に乗るがセオリーです!
幸い、まだまだこのシティライフの魅力に気がついてない人が多いので、今ならまだ割安で購入できる街住まい物件も出ることがあります。
が、しかし、、、地価の上昇が鮮明になってきたこともあり、チャンスはあと1.2年に限られるでしょう。
世界的なトレンドでもあるように、世界全体では貧富の格差は年々減少していますが、国内の格差は広がる一方なのです。
日本国内でも、ますます所得格差が広がる流れになるでしょう。
お金に余裕のある方々はどんどん街住まいに流れる動きを加速させていくと予想しています。
そして、資産家が集まることで、中心市街地はさらに地価が安定して上昇する流れになっていくでしょう。
マイカーに依存している地方都市の宇都宮市でさえ、都心回帰が生まれている流れは興味深いトレンドですね(*_*)
★荻原功太朗の業務について★
私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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