【宇都宮市の観光客数が過去最高を更新!!】観光客の増加と不動産価値を考えると!?

2019年3月27日水曜日

宇都宮市のLRTについて 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

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宇都宮市の観光客数が過去最高を更新しました!!(*_*)

宇都宮市と日光市、観光客数過去最高に 2018年 (日本経済新聞)

2018年の宇都宮市は前年比0.9%増の1512万6300人と発表されました!!

一ヶ月あたり、100万人以上もの観光客が来てるとのことで驚きです!

ご当地グルメランキングでは、宇都宮餃子なんと・・・・

全国のご当地グルメで2位となったようです!


ご当地グルメ認知度ランキング!3位松阪市、2位宇都宮市、1位は?(ニコニコニュース)


日本全国に様々なご当地グルメがあるなかの2位ってすごいですよね〜(*_*)


強者の法則で、ランキングが上位なればなるほど、マスコミなどのメディアに取り上げられる機会も増えますから、今後ますます餃子を目当てにした観光客が増加していくことは間違いないでしょう。

最近は大谷の地下鉱区観光も年々人気が高まっているようですし、消費の主体がモノからコトに変化している流れからしても、ますます観光客数が増加していく流れになると思います。

宇都宮で起業するなら【餃子ビジネス!】なんて流れができるかもしれませんねwww


とにかくこのコンテンツ力は地域にとって、とてつもない資産なんです。

今は日本中の地方で地域創生が盛んに叫ばれてますが、、、、


身も蓋もない話ですが、、、
地域創生って無理ゲーなんですよね。


補助金つけてゆるキャラ作ったり、イベントやったところで、コトが終わればそれで終わりで、経済の循環が起こらないんです。

地方創生といっても、結局地域に仕事がなきゃ誰も定住してくれないし、コンテンツがあっても認知させるのって行政がなにか小細工したところでそう簡単ではないんです。

前回紹介した書籍『年収は住むところで決まる 』



こちらを読んで頂けるとわかるのですが、、、

製造業やハイテク産業のような労働生産性の高い雇用1に対して、飲食店や建築なんかの労働集約型の仕事が3生まれる流れは、世界共通の流れなんです。

だから、そもそも産業のない地方では労働集約型の労働だけでは過疎化、消滅する一方なんです。


労働生産性の高い、製造業やITなどの知的産業が誘致できなければ、遅かれ早かれ消滅する地域になるだけです。

これは、日本だけでなく世界的なトレンドなんですよ。


この流れで言えば、

宇都宮市はホンダの研究所や清原工業団地があることで、そこから派生して生まれる雇用が3倍近く街で生まれているんです。

つまりホンダの社員の方1に対して街に仕事が3くらいできるんです。

LRT(次世代型路面電車)整備費用なんて街の経済規模からしたら微々たる支出で経済に貢献している産業を維持するために絶対にやらなければならない都市開発だったんですよ。

都市開発を怠り、製造業や研究所などの知的産業が撤退すると、街の雇用がそこで失われる雇用の3倍失われることになる計算になります。

そんなことになったら、街は壊滅的な経済の打撃を受けます。

こういった、経済原則も理解しないで、LRT事業について『サイサンガー!』『ゼイキンガー!』とか騒いでいる人は頭お花畑なんですよね(T_T)

開発もしないで、産業が撤退したら、あなたの生活成り立たなくなることを理解することが重要です。

地方創生を声高に叫んでも、地域に投資が起こらない場所は消滅に向かうだけです。

地域が生き残るためには、労働生産性の高い産業を誘致するしか道がないんです。

労働集約型の飲食店なんかをいくら街に増やしても、経済波及効果が低いので、地方創生にはならないのが厳しい現実です。。。(-_-;)



もし労働集約型の産業で地域を盛り上げたいなら、観光客など外からのマネー継続的に呼び込むしかありません!

しかし、、、これも容易なことではなく、コンテンツがなければ、どうしようもありませんし、コンテンツがあってもうまくPRできなければ集客できません。

まして、交通インフラも整備されてないような地方では人を呼び込むのは容易なことではありません。

地方創生の名のもとに補助金で運営される地域活性化は自治体や商店街や町内会などの、既存の政治システムが主導権を握るので、大抵は失敗で終わります。

補助金などで1回限りのイベントをしたところで、継続する予算が付かずにコンサルだけが儲かって終わるケースはよくあることです。


宇都宮市の餃子コンテンツも、もともと金儲けで商売を始めた各店舗が競い合ったことで生まれたコンテンツであって、行政がなにか補助金等を付けて育成したわけではありませんからね。

民間が勝手に商売として投資したコンテンツが日の目を見ただけで、宇都宮市がコンテンツを作ったわけでないないんです。


消費の主体がモノからコトに移ったことで、これから更に観光産業は成長を見込めるでしょう。

課題としては、日帰り需要ばかりで宿泊が伸びないことですかね。。。

観光客の宿泊が増えれば街に落ちるお金は桁違いに大きくなります!

そういった観点からも、LRTの西側整備も急ぐべきです。

LRTが中心市街地まで整備されれば、観光客の回遊も増えて、街の滞在時間が伸びるのは確実ですから、それだけ街にお金が流れる機会が増えることになります。


不動産価値の変化で言えば、これだけコンテンツ力出てきた宇都宮餃子の中心地、餃子通り周辺は人を呼び込む力が強いので地価の上昇が期待できるエリアとして有望だと見ています。

大谷エリアなんかも、観光客の増加とともに不動産価値は上昇していくことになるでしょうね。


結局、不動産の価値は場所の魅力であり、人をいかに引き付けられるかなんです。

魅力ある場所に価値が出るのは当たり前で、魅力ない場所は開発も行われず消滅に向かうだけなんです。

しかし魅力そのものはいくら補助金つけてイベントをやったところで、一回限りの継続に繋がないのが痛いところですね。(^_^;)

地方創生って街に商売のスーパースターを育成するのが近道なんじゃないかと思うんですが、、、そんな野心ある方々は首都東京を目指しちゃうので、、、噛み合わないんだよな〜

本気で地域おこしをしたいなら、徒党を組んで地域全体で取り組むより、個人で起業して勝手に商売を盛り上げるほうがよっぽど地域のためになるのは宇都宮市の餃子ブームのことの起こりを見ても明らかなんです。

少子高齢化が加速する日本では遅かれ早かれ、地方創生から地方選別(消滅する場所を選ぶ)コンパクト化に大きくカジを切る流れになっていくでしょうね。


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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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