その結果、政府は外国人の受け入れを緩和する方向に大きく舵をきりましたね。(*_*)
入管法改正案成立へ 首相問責案も提出、深夜ずれ込み(産経新聞)
皆様が思っている以上にこの国の人手不足は深刻なのです。。。(^_^;)
NHKニュースWEBに特集が組まれているので是非チェックしてみてください。
外国人"依存"日本(NHKニュースWEB)
しかもこれから年々、労働人口の減少は加速していき、消費をするだけの高齢者は急劇に増えることになるんです!
つまり、、、今の時点で、、『人手不足で大変だー!』なんて困っている業界は大幅な値上げができなければ、ある意味オワコンな業界なんです。。。(-.-;)
そんな中、可決された外国人労働者受け入れ法案。
受け入れるサイドの体制が問われそうなのは、労働の現場だけでなく、生活を営むための不動産業にも言えるのです。
宇都宮市内でも外国人の方の姿を見る機会が年々増えてきました。
不動産業の現場でも、外国人に部屋を貸しほしいとのご依頼を受ける機会が多くなりましたが、、、ほとんどの物件は外国人NGなんですよね。。
仮に、外国人を受け入れる法人が物件の契約者だとしても、実際に居住するのが外国人だと入居を断られるケースが圧倒的に多いです。
日本人に人気のあるようなエリアや築浅の物件ならわかりますが、、、
半分以上が空室のような物件でも、、外国人NG&単身高齢者NG物件ばかりです。
まぁ、受け入れる大家さんの立場からしたら、当然なのもうなずけます。
なぜかといえば、、日本人なら『当たり前』の価値観が、外国の方にまったく通じませんからね。
外国人入居者を受け入れる際、いちばんの大問題は、言葉がほとんどわからないということ。
そして、文化の違いから生まれるトラブルの数々。。。
ホームパーティーなんかをすぐやるし、、、国よっては当たり前のようですが、、、(-.-;)
同郷の仲間が集まりやすい、、その結果ホームパーティーに発展してしまうのでしょうが。。。
気づいたら1DKの部屋に3.4人住んでいるなんてこともザラにあります。
原状回復なんて概念もないから、室内を土足で使うことも当たり前。
日本のような玄関で靴を脱ぐ文化の国は少数ですからね。。。(^o^;)
お国によっては香辛料をたくさん使った料理を毎日のようにされて、近隣からニオイの苦情がきて対応したこともありました。
そして、、、外国人を受け入れる際で、もっとも困るのが、ゴミ出しのマナーの問題。
そもそも、外国にはゴミ出しをきれいにとか、分別するという文化がないですからね(-.-;)
言葉もほとんどわからない方に、しかも物件に入れ替わり立ち替わり同郷の人たちが集まるような場所で、ゴミ出しのマナーを徹底させるのは容易なことではありません。
結果的に、外国人を賃貸物件に受け入れるということは、すでに入居中の日本人を不快にさせて、追い出すことになっていきます。
管理コストや負担も増えるので、受け入れを拒否するオーナーが増えるのも当然といえば当然なんです。
それについては、身寄りのないような単身高齢者も一緒でして、受け入れるにあたり、厳しい入居審査がありますです。
そう考えると、政府がいくら安い労働力が欲しいからと、海外から労働者の受け入れを増やしても、積極的に外国人向け賃貸ビジネスをやる方は少数なんですよね。。(^o^;)
散々、外国人向け賃貸のビジネスのデメリットを語りましたが、、、
でも、ものは考えようで、、、
成功している大家さんってこのあたりの勘どころをよくわかっていて、うまくボロ物件を回して外国人向けにして安定的に収益を得ていたりします。
巷では、大家業は簡単に儲かるみたいな本が出回っていますが、実際に成功している大家さんは日々勉強したり、人がやらないことをやって、うまく収益を得ているんですよね。
投資物件を販売する業者が、パチパチ叩く金融電卓なんかで数字を出したところで、所詮未来の希望的なシミューレーションでしかないので、ほとんど意味がないんですよ。
計算のなかに変数がたくさんあって、すこしでも変数がずれたら、計算そのものに意味がなくなりますからね。
馬鹿げた金融のトリックに騙されちゃう人ってホント沢山いるんです。(^o^;)
現場は、そんな単純ではないんです。
管理の現場は、泥臭さいことばかりで、手間も苦労も沢山あります。
だからこそ、大家業も『好きこそものの上手なれ』だと思います。
面倒で泥臭いことを人に丸投げすれば、それ相応の手数料が取られて、儲からないのは当然です。
税金対策でやるならまだしも、儲けを出そうと思って大家業をやるなら、管理丸投げならまず儲からないと思った方が賢明です。
特に、これから賃貸マーケットは非常に厳しい競争にさらされることになります。
今までのような現役世代を相手にした、賃貸マーケットの規模は今後急速にしぼんで行きます。
逆に、面倒だらけで誰もやりたがらない、外国人向け、単身高齢者の賃貸マーケットは市場規模が急速に伸びていくことになります。
(引用 https://rc.persol-group.co.jp/roudou2025/)
確実に需要が増えるであろう、外国人向けの不動産マーケット。
逆に年々、競争が激化して、収益率が落ちていく、日本人向け一般賃貸マーケット。
現実はどちらに行っても、茨の道だと思います。
どちらを選択するのがベストなのかは、物件の立地や状態によって大きく左右します。
しかし、今後、宇都宮市の郊外エリアでは空き家や古いアパートが二束三文で売り出されるようになるでしょうから、外国人向けに貸し出せば大きな収益が狙える機会は確実にあると思います。
時代の流れを的確につかみ、みんながやりたがらないことをできる大家さんは、競争とは無縁で今後も儲け続けていくことになるでしょう。
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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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