【続、インターパークの将来は暗い!?】アメリカではおもちゃ販売大手のトイザらスが破綻!!

2018年3月19日月曜日

宇都宮市でマイホームを 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

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去年、人口が増え続けているアメリカでも、リーマンショック時以上の小売店舗が閉鎖されていることを書きました。

【インターパークの将来は暗い!?】人口増のアメリカでも進む小売店舗の閉鎖ラッシュ!


そして、、また!!(*_*)


小売店舗の閉鎖ラッシュの流れは止まらず、なんと!!アメリカのおもちゃ販売大手、【トイザらス】が経営再建を断念し、全店舗を閉鎖するというショッキングなニュースが飛び込んで来ました。(-_-;)


今のところ、日本のトイザらスは引き続き営業を継続するもようです。


日本は良い意味でも悪い意味でも、シルバー中心社会ででグローバルな世界の変化がゆっくり影響してきますが、世界では今、小売業の崩壊がものすごいスピードで始まっています。


特に、アメリカの変化は凄まじいものがあります。




日本だけが、今までのようにリアル店舗を維持できるとはとても思えません。

これだけ、スマホが普及して、すべての人が常時ネットにつながった生活をしている日本でも、ネット通販の普及で、アメリカに遅れること2.3年後にはこの変化は確実に訪れるのは間違いないでしょう。


宇都宮市ではいえば、特に大型の小売店舗が集約しているインターパークなんかは将来、空き店舗だらけのゴーストタウンになることも十分予想できます。

実際、アメリカのモールではキーテナントが撤退すると次のお店がなかなか決まらず、あっという間にモール自体が閉店に追い込まれるケースが多いようですね。(-_-;)


何にしても、現状の店舗群が維持できなければ、将来的にインターパーク周辺の不動産価値は今より大幅に落ちることだけは間違いありません。


また、国道沿いにある店舗群なんかも、将来的に空き店舗だらけになる可能性が十分に考えられます。



小売業の崩壊が不動産市況に与えるインパクトは甚大です!


不動産の利用者としての小売業がいなくなると、不動産そのものに対する需要が急減することになります。


そうなると、宇都宮市でいえば、郊外エリアの地価下落に拍車がかかることになります。

特に、インターパークのような周辺の小売店舗の開発によって価値が上昇したエリアは、店舗の閉鎖が相次ぐと、あっという間に、住宅地としての魅力がなくなってしまいます。


今までは考えられなかった、国道沿いのロケーションの良い土地も、貸主を探すのに苦労するようになるかもしれません。

それだけ、アマゾンはじめ、ネットを通してのモノの流通が凄まじい勢いで増えていて、リアル店舗を崩壊させる流れになってます。



去年、デパートの売上はネット通販大手3社に抜かれましたね!(*_*)




以前はアメリカでも、『ネット通販が普及しても、リアル店舗はなくならない!』と考えている専門家が多かったようです。

破綻した、トイザらスなんかでも、実際にお店に行って直に商品にさわって買いたい人たちが必ずいると思われていたからです。

しかし!!
実際には、必要とされなかった。

ある専門家がリアル店舗閉鎖ラッシュの原因は、『リアル店舗ではレビューが読めないから、買わない!』ということを言ってました。



確かに!!
私も、読書が好きなので、よく近所の書店に行くのですが、リアル店舗ではレビューがないから良書を探すのに時間がかかる。

それも一つの楽しみなのですが、、、
結局便利な、ネット書店でレビューの高い本をサッと買ってしまうことが増えています。



皆さんも、気づいたらネット通販で買うものが確実に増えているはずです。



我が家、小さい子がいるので、重い日用品なんかも通販でまとめ買いする機会が増えています。

家まで届けてくれるから助かるんですよね。(・∀・)



といことで、世界中で、年々、リアル店舗の需要が急速になくなっていく流れは今後も変わらないでしょう。

これも時代の変化なので仕方のないことですが、不動産市況全体で考えれば、大きな下落圧力になりますね。。。


最近、宇都宮のパルコも、空きテナントだらけの歯抜け状態が続いていて、悲しいですね。。(T_T)

閉店も時間の問題でしょうか。。。(-_-;)


しかし、現在、宇都宮市の中心市街地には住宅需要が旺盛です。
マンション販売も好調ですからね。


郊外の住まいは、郊外型のショッピングモールや郊外型の小売店舗の閉鎖が相次ぐと一気に魅力をなくしてしまいます。

ある心理学者が言ってましたが、人は寂しいのが嫌いらしく、人口が減り出したり、周辺が荒廃すると、どんどん極に集まる性質があるようです。


中心市街地に住まいを求める人が増えている流れは、そんな変化が足元から徐々に出てるいるからかもしれませんね。


いずれにしても、いずれは郊外型のショッピングモールも今の数を維持することはできずに、一定の数に集約していくことは避けられないでしょう。

そうなると、住宅に対する需要も、大きく変化する可能性が高いので、不動産投資をする場合や、マイホームの購入を検討するなら、小売店舗の閉鎖ラッシュも視野に入れた賢い物件の選択をする必要性があるでしょう。


これからは、【モノではなく、人と出会える街がいい!】となる可能性が高くなると考えてます。

つまり、人口密度の高いところに人々がより集まろうとする流れが加速すると考えてます。


未来を予測するのは難しいですが、人口が減る日本の都市変化をどうデザインしていくべきかを述べた良書がありましたので、投資家の皆さまや、これからマイホームを検討されている皆様は是非!!



★荻原功太朗の業務について★

私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

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