例えば、とある大手ポータルサイトは賃貸物件のエリア別反響ランキングの情報なんかを事細かに送ってくれたりしています。
賃貸の反響ランキングとは??
賃貸物件を探している方が、どのような条件で物件を探して、問い合わせをしたかをランキングにした情報で、宇都宮市内の細かなエリア別の賃貸需要がわかる、ミクロな貴重な情報です。
宇都宮市内でこれから住まいを探される方はもちろん、不動産投資家の皆様も知りたい情報ではないかと思いました。。ので、、今回私なりの視点を加えて、データ解説を致します。
まず、、、賃貸物件で一番反響が多いベスト1!2!3!がなんと!
宇都宮市内の同一エリアに集中しています。
それが!!!
平松・下栗エリア!!
公共交通の利用が主体の東京感覚では考えられないような、駅から5キロほど離れたエリアとなります。
マイカー文化を理解できないとなぜこのエリアが人気なのかなかな理解できないかもしれません。
反響ランキングの条件は、
1位は、間取り【1K】、家賃【3万円未満】の同エリア。
2位は、間取り【1K】、家賃【3万円~3万5千円】の同エリア。
そして、3位は、間取り【2DK】、家賃【3万5千円~4万円】の同エリア。
となっております。
人気の理由を考えてみると、区画整理された、マイカー暮らしの住みやすいエリアとなっているからでしょう。
JR宇都宮駅や、中心市街地にもアクセスが良い割に、家賃が安い。
東エリアに集中している工業団地にもアクセスが良いのも人気の理由でしょう。
家賃から見て、年収は300万円前後で、地元企業に努めているか、大企業の派遣などの宇都宮市内の一般サラリーマンがメインで住む人気のエリアとなっている状況が確認できます。
この辺りは、ちょうど20年位前あたりから開発が本格化してきたゾーンですので、築20年前後の物件なら古い物件は格安の家賃で借りられます。
比較的新しい物件もそれほど家賃が高いわけでもなく、駐車場も充実しているのでお金に余裕のない若者には人気あるゾーンです。
道路も整備されていて狭い路地も少ないことから、今のマイカー生活にマッチした住みやすいエリアが評価されているのでしょう。
近い将来、産業道路とバイパス道路の工事も完了する予定で、道路が開通すれば、更に交通アクセスも良くなり、マイカーのみを移動手段として考えると、単身者などにはコスパの良い立地となるでしょう。
ただし!!
マイカーがないと、どこにいくにも非常に不便な場所となります。
公共交通の便も悪く、お店も集約されていないので、常にマイカーでの移動が前提となるゾーンでしょう。
その分、スーパーやドラッグストアは大型の停めやすい駐車場を完備したお店が多いので、歩いたり、公共交通を利用する必要のない方には特に不便を感じることのないエリアとなります。
LRT(次世代型路面電車)の開通前の今の段階では、コスパの最も高いエリアでしょうね。
一方、同率3位の反響を獲得したエリアは、宇都宮市のサラリーマンでもアッパーゾーンの方に人気のエリアとして定着している駅東エリア。
JR宇都宮駅まで徒歩圏で、中心市街地にもアクセス良好な人気のロケーションのエリアです。
同率3位の反響ランキングが、
間取り【1LDK】、家賃【7万円~8万円未満】の条件となっています!!
残酷な言い方になってしまうかもしれませんが、宇都宮市内でも勝ち組と言われるようなアッパーゾーンの方が多く住むエリアとなっているのが、反響ランキングからもよくわかると思います。
家賃の設定が平松・下栗エリアの2倍も違いますからね。(¥_¥)
間取りも1LDKと、暮らしぶりの違いも想像できるかと思います。
駐車場借りるだけでも1万円前後が必要なため、家賃も高額になりがちです。
首都圏や大都市圏から引っ越して来られる、大手企業の方が好んで選ばれるエリアとなります。
駅に近く、徒歩でもお店が集約されていて便利に暮らせる環境が整っています。
また、狭い路地も少なく、マイカーの便利な移動と徒歩や自転車なんかでうろうろできる都会的な生活も一緒に楽しめる、贅沢なロケーションとなっております。
私も、独身の時は駅東エリアに住んでいましたが、徒歩で飲みに行ける環境だったので楽しいシティライフを満喫していました。
通勤が駅の東側でお金に余裕があれば一番オススメのロケーションです。
同率の5位が3つありまして、、、!!
平松・下栗エリアの、間取り【2DK】、家賃【3万円~3万5千円未満】の条件
同エリアの、間取り【1DK】、家賃【3万円未満】の条件
そして、駅東エリアの、間取り【1K】、家賃【7万円~8万円未満】の条件
こちらも似たような条件で家賃が2倍違ってます!!(¥_¥)
と、平松・下栗エリアと、駅東エリアの話ばかりになってしまってますが、、、
反響ランキングでは圧倒的に、同2エリアと、駅西の中心市街地に人気が集中しています。
全体の8割がこのエリアに集中しているのが、今の現状です。
一方、残念ながら、不人気の反響が少ないエリアもありまして、それが中心市街地を外れた、駅の西側の南北エリア。
区画整理が終わってキレイな街並みになった、鶴田エリアも反響ランキングに入る条件がなかった。(-_-;)
東エリアは、陽東・平出エリアもまずまずの反響で、宇都宮市の住宅地の人気は東高西低なのは、賃貸の反響ランキングからも鮮明となりました。
一方、東と言っても、宇都宮市の東北エリアにあたる岡本エリアや、川を渡る清原台・ゆいの杜エリアは、賃貸ユーザーからは不人気のエリアで、ランキングに入る条件がありませんでした。
賃貸ユーザーの多くが単身者なので、できるだけ街場に近いところに需要があるのがランキングからはわかります。
以外だったのは、インターパークもランキングに入る条件がなかったことです。
街場から遠いので、単身の賃貸ユーザーには、買物に行くのにはいい場所だが住みたい場所としては不人気なのでしょうね。
ランキングの分布を見てて驚いたのは、アッパーゾーンの賃貸ユーザー需要が、駅東エリア周辺に集中している事実です。
不動産の価値という視点で見れば、駅東エリアとその周辺はキャッシュフローを生む需要のある稼げるエリアということになります。
今後、LRT(次世代型路面電車)が開通することも考えると、メインの鬼怒通り周辺、ベルモール辺りまでは、かなり資産価値が上昇することがデータからも容易に読み取れます。
JR宇都宮駅東口の駅前の広大な敷地も開発されることから、このエリアの人気が更に集中するのは容易に想像ができます。
一方、区画整理も進み、キレイになった鶴田地区が賃貸ユーザーから不人気だったのは以外でした。
やはり、仕事の多くが駅の東側に集中しているのが賃貸マーケットには圧倒的に影響しているのが今回のデータからもよく読み取れました。
現状のマイカーでの通勤しか選択肢のない状況ではしょうがいないことなのかもしれませんね。
私の予想としては、賃貸マーケットの需要は今後も東高西低の流れが一層加速すると思います。
実際に、駅東エリアの地価の実売レートはものすごい勢いで高騰してます!!
そして、今後もこの地価の上昇がしばらく続くと予想してます。
アッパーゾーンに人気の駅東エリアにある物件は将来性も高く、不動産投資やマイホームの購入で資産価値の上昇によるキャピタルゲインも狙える、おすすめのエリアとなります。
★荻原功太朗の業務について★
私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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