【ビットコインや宝くじではお金持ちになれない!?】不動産投資ならお金持ちになれる単純な理由とは!?

2018年2月13日火曜日

不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

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日銀の金融緩和による、低金利下で伸びていた不動産融資に急ブレーキがかけられています。(*_*)

不動産融資6年ぶり減 昨年、アパートローン失速(日本経済新聞)


じゃぶじゃぶの金融緩和であふれたマネーが不動産へ。

今回の融資減少は、需要があるのかも怪しいような郊外の土地に、『相続対策』として大量のアパートが過剰建設されている状況を考慮して、金融庁から待ったがかかった模様です。

金融機関も商売ですから、大家さんの事業がどうなろうと貸したお金がとりっぱぐれなければ、基本的には融資してくれますからね(;´∀`)

『銀行は雨の日に傘を貸さない!』って、やつですね。

2017年は、個人が貸家を建てる際のアパートローンが大幅減しました。

不動産向け融資のうち、アパートローンなど個人の賃貸業向けは3兆3202億円と、前年比で14.2%も急減しました。


◯東◯託とか、レオ◯レ◯とか、の業績にもろに影響出るでしょうね。

いよいよ情弱な地方の地主さんをカモにするビジネスも終焉といったところでしょうか。


10年後くらいには、需要もないエリアに大量に建てられたアパートの問題が社会問題になりそうですね。

そうは言っても、『投資は自己責任です!』の一言で片付けられるのがオチです。(-_-;)



とはいえ、現場の実感として、まだまだ不動産投資への熱は衰えるところがありません。



なにせ空前の金余り、低金利で国内で運用できるところが少ないですからね。

先日も、銀行に融資の打ち合わせに行ったら、地方銀行は資金需要が少なく、低金利なので、儲けどころがないと嘆いていました。


ということで、大量のマネーの行き先がない以上、まだまだ不動産にお金が向かう状況が変わったわけではありません。

地方や郊外のアパートローン以外の、不動産向け融資はまだまだ堅調といったところなのでしょう。


こんなに金余りの状態が長く続いて、低金利も当たり前。

高齢者のなかにはキャッシュを沢山持つ人達も多いですが、ファイナンス理論の目線で見れば、彼らは本当の意味でお金持ちとは言えません。

運良くビットコインや宝くじで1億円手にしたような人も同様です。

大量の預金があっても、低金利でほとんど利息も付かず、生活費を差し引いて、日々預金残高が減っていくのを眺めるだけ。。。(-_-;)

それでも3億円くらいお金があれば、死ぬまでには全然問題ないとは思いますが、、

減る一方の通帳を眺める生活は、精神や健康によくない。


もし、あなたが本当の意味でお金持ちになりたければ、会計ではなくファイナンスの目線でのお金持ちを目指す必要があるでしょう。


ファイナンスの理論で言えば、

真のお金持ちとは、将来のキャッシュフローの総和で決まる!

つまり、お金持ちかどうか決めるのは、

『キャッシュ』現金ではなく、『キャッシュフロー』お金の流れで考えるということです。


あなたのまわりで常に沢山のお金が流れていれば、あなたはお金持ち!ということになります。


低金利の日本では、現金や預金にキャッシュフローを生む力がほとんどないので、ファイナンスの考えでは価値の低い資産に分類される。

また、仮想通貨や金なども市場価格の変動によって換金時に利益が出ることはあるが、それ自体には何の配当も利息もつかないので価値があるとは考えない。

したがって、世の中の金持ちが持ってそうなモノ、『金』『ダイヤ』『美術品』『クルーザー』『別荘』『高級車』などはファイナンス的な価値が低いものばかりになる。

高級車やクルーザー、別荘なんかは、維持管理コストが使用価値以上にかかるので、ファイナンス的な価値でいえばマイナスの厄介モノになる。


こういった事実を理解しないで、金持ち風になるために散財すれば、あっという間にお金がなくなるのは目に見えています。

いくら多額のお金があっても、キャッシュフローがなければ、あっという間に残高が底をつきますからね。


一方、サラリーマンでも一歩一歩、キャッシュフローを生む価値あるモノを手にしていけば、だれでもいずれは真のお金持ちになれます。


そういった意味では、日本国内に限った投資でいえば、不動産は安定したキャッシュフローを生み出す魅力的なモノということになります。

手持ちの現金を株式などの事業に投資することも同じですが、この場合、マーケットの短期的な値動きで儲けるのではなく、企業が生み出すキャッシュフロー(利益)に注目するところがポイントです。

不動産も同様に、賃貸収入をベースとしたお金の流れを作ることが最優先で、短期的な相場の値上がり益を狙うことではないです。



株ではなく直接事業に投資するのもひとつの方法ですが、ほとんどのマーケットが縮小局面に入っている日本では、ハイリスク・ローリターンとなりやすいので、難しいところですね。(-_-;)



そう考えると、不動産投資はとても魅力的に見えると思います。

しかし!!! ことはそう単純でもないです。

特に、不動産の運用経験もない方の場合は、経費などを差し引いた正味キャッシュフローがなかなか計算できません。

そんな情報不足な投資家は、投資物件を売る不動産業者の絶好のカモになります。


いつも思うのですが、アドバイザーとセールスマンを一緒にしちゃう人って多いんですよね。(;´∀`)


例えば、銀行に多額の預金があって、運用の相談をしたら、銀行の進める投資信託を買ってしまったとか。。。(-_-;)



セールスマンにアドバイス求めたら、当然カモにされますよ。


銀行は投資信託売って、手数料が欲しいから、当たり前ですが、取扱い商品を購入するようにアドバイスします。

証券会社の営業マンに相談すれば、とにかく資金を入れて取引してもらえれば手数料が入るので、投資を促すアドバイスをします。


こんなことは当たり前なのに、後で損をしたら文句を言う。。(*_*)



本来、アドバイスを求めるなら、利害関係のない第三者に求めるのが基本です。

さらに、言えばまともなアドバイスがタダのことはまずないですからね。

そして、アドバイスを参考に、最後に決断するのはあなたです。


相続対策で郊外にアパート建てて大損しようが、建築会社の責任でもなんでもなく、投資を決断したあなたすべての責任です。


知らなかった、騙されたは、決断する前にしっかりチェックしなかったすべて自己責任です。

悲しくともこれが資本主義のルールです。



だから、いつも言っているように情報武装が非常に重要なのです!



不動産はローカライズしているマーケット。

不動産投資は今後、超2極化が鮮明になるのは明らかです。

安易な投資ではカモにされるのがオチです。

そのためにも自分が詳しく知っているエリアに的を絞ると情報戦で有利に戦えます。


弱者の基本は今自分が住んでいるエリアの物件で勝負することです。

そうすれば最大の情報メリットが活かせることになります。



またこれからは、賃貸需要を開発する企画力も重要となります。


時代にあった企画開発ができれば、日本の不動産マーケットでもまだまだ十分稼げる余地はあると思います。

それだけ、物件を時代にあった仕様に変更しようとするオーナーが少ないことの現れです。


とにかく!!不動産に限らず、重要なのはキャッシュフローです!!

現金や、銀行の預金残高ではありません。

あなたが驚くのは、1億円のキャシュ(現金)より、1000万円のキャッシュフローでなければなりません。

キャッシュフローが生み出すモノの価格ではなく、価値に注目しましょう。

ありがたいことに、価格に注目する方が多いのですが、価値に注目する方は少数です。


しっかりした価値分析ができるようになれば、いずれは真のお金持ちとなれる日が来るでしょうね。(・∀・)


今回話題にした、ファイナンス理論を詳しく学びたい皆様にはこちらの本がオススメです。↓




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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。速読を使いこなし、年間200冊以上を読書する活字大好き人間です。

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