【危険な徴候。。】ファミリー向け賃貸の貸家ブームは続くのか!?

2016年7月18日月曜日

不動産投資・大家さんネタ

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10年位前までは、

転勤などで宇都宮にくるファミリー層が、満足いく賃貸物件を探すのは一苦労でした。






当時のファミリー向け物件の中心は3DKのアパートばかりで程度の良い物件がほとんどありませんでした。





数少ない、ファミリー向けの賃貸マンションでも、3LDKで65㎡程度の物件で、設備もそこそこなので、夫婦子供2人のようなモデル世帯が満足できるような仕様ではありませんでした。






分譲マンションの賃貸もほとんどなかったので、マイホームを建てた方が賃貸に出すわずかな物件を取り合うような状況で。。


4LDK、100㎡を超えるようなマイホームの賃貸一戸建ては、情報が入るとすぐに申込みが入るような美味しいマーケットでした。。。








時は流れ。。現在は。。








そういった状況をみた、


建築会社が、地主さんに賃貸用一戸建てを猛プッシュ!




相続時にアパートよりも資産分割しやすいこともあり、ここ10年で一気に貸家ラッシュとなりました。








さらに、ここ10年で分譲マンションもかなりの数が建築されたこともあり、転居後に賃貸に出すケースも急増!








ファミリー向け賃貸は10年前に比べると驚くほど、選択の余地が増えました!









しかし!


何事も、『過ぎたるは及ばざるが如し!』









需要を超える供給が行われたら、当然儲からなくなっていきます。。







なにより、ここ10年ほど金利が史上稀に見る低水準で推移していることもあり。。




今は、高い家賃を払うなら、ファミリー層は迷わずマイホームを購入してしまいます!










賃貸物件同士でも熾烈な競争をしなくてはならないのに。。。








さらに、


販売されている、新築住宅や中古住宅、中古マンションとも競争しなければいけない環境となりました。








この状況でもまだ、ファミリー層向け賃貸一戸建てを新築されている地主さんがいかに多いことか。。。



ちょっとスーモでも見れば、営業マンの言っていることがいかに都合のいいことか簡単にわかりそうなものですが。。。







中古住宅が大量に市場に供給されていることからも、これからファミリー向け賃貸は非常に厳しい市場環境になるのは間違いありません。



よほど良い場所でなければ、ファミリー向け賃貸で利益を出すのは至難の業でしょう。







ファミリー層向け以外の賃貸物件であれば、今後も販売されている物件と競争することはありませんが。。



ファミリー向け賃貸は、中古住宅の価格が大幅に下落すると、家賃を大幅に値下げせざる得ない状況になるでしょう。









さらに今後は、空家問題が深刻になることがわかっている中。。




貸せない、売れない、中途半端な仕様の賃貸用一戸建は今後大きな不良資産になることが予想されます。

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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

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