【Vol2-1 変わる世界の流れ!海外出張で感じた思い・・😫】投資家視点で見た、バンコクの景色から見えてくるものとは?

2024年12月17日火曜日

宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

t f B! P L

今日はいつも定番の宇都宮市や県内の情報ではなく、不動産業とは別の仕事で動いている、海外出張から、感じたことをツラツラと・・・書いてみます😅

お時間ありましたら、ぜひお付き合いください🙌

私は今、タイの首都バンコクに来ております。

私が宿泊している、ホテルからの眺めです😃

日本と比べると、バンコクの都心は、緑が多く、とても気持ちがいいです😊

人が密集する場所ほど、緑が必要なんだと実感します。

さて、なぜ私が今バンコクにいるかということを、かいつまんで説明しますと、、

このブログの所有元(サンプラン)の仕事とは別に、自分で20年余り経営している会社がありまして、、今回は、自分の会社の仕事でタイに出張に出かけています。

ちなみに私の経営する会社は貿易を主とした、商社のようなビジネスをしています。

そのため、過去20年にわたり、タイ、中国、ベトナム、カンボジア等のアジア諸国を100回ほど仕事で訪れています。

コロナの影響があり、リモートでの打ち合わせが中心となっていましたが、コロナ禍もようやく終わり、落ち着いたタイミングで、約5年ぶりに海外出張でタイを訪れています。

久しぶりに訪タイし(過去40回ほど訪タイ)、感じたことを投資家の皆様に役立ちそうな情報を踏まえ、お伝えできればと思います。


久しぶりの日本出国で感じたこと

コロナ禍が4年あまりにも長期に続いた関係で、出張を控えていましたが、約5年ぶりとなる出国ではかなりのサプライズがありました!

今回は、福岡空港経由でバンコクへ出国したのですが、待合スペースにいる8割ほどがタイ人の観光客の方々でした😮

20年前は、日本からアジア行き便では、搭乗口の待合スペースにいる9割は日本人でした。

コロナ禍前でも、7〜8割が日本人でした。

それが、、!

日本人2〜3割、タイ人7〜8割の比率に逆転しています😳💦

インバウンドの勢いを間近で実感しました!

日本人が少数派ですから、国内の空港でも完全にアウェーな雰囲気です。

飛行機の隣席も、一人で来日してそうなタイ人の若いお兄ちゃんでした。

見た目もシュッとしていて、日本にも気軽に来れるだけの豊かさがあるタイの方を見るにつれ、「日本人」という、今まで当たり前と思っていた、特権階級が崩壊したのを実感しました。

日タイ間の航空便の乗客比率を見れば、どちらの国に勢いがあるかは一目瞭然です。


驚いたのが、為替💦

20年前は、1バーツ3円ほどだったのが、空港の両替所にあるレート表を見たら、、1バーツ5円!の表示😮

円安が凄まじ過ぎます💦

100バーツの商品が300円から500円に値上げ状態ですから、バンコクの物価はもはや東京と変わりません!

それでもバンコクの人たちは当たり前に外食したり、買い物したりしてますから、日本が、まして地方ともなれば割安と感じるのも当然です。

いつもバーチャルな数字として為替の数値は追っていますが、今の両替レートで実際に両替し、リアルなお札の少なさを見るにつれ、悲しい円安を痛感します😭

一方、外国人からしたら、「日本は安くてオトク♪」と思うのも当然でしょう。

以前と比べ、外国人の方々からすると、日本で使うお金すべて、大幅な割引セール中です。

為替は国力に直結します!

生活必需品のほとんどを輸入に頼っている日本では、円が安くなれば、庶民の生活はますます困窮していきます😓💦


進む階級社会、日本人から中流意識が消えるのも近い

日本国内にいると未だにアジア人への差別的な意識(日本人の特権階級意識)を根強く感じます。

私は仕事柄、アジア人のビジネスパートナーが多いので、以前からネット上でのアジア系外国人への偏見がいかに間違っているかを肌で感じています。

仕事でアジアの方々とお付き合いしていると、どこの国でも、いい人々も、悪い人々もたくさんいますし、富めるものと、貧しい人の生活の差も著しいです。

問題は、国や人種の違いでないことがわかります。

日本国内では、未だに全国民の中流意識が高いと感じますが、、

実際には日本の中流はすでに崩壊しています😭

この現実を受け入れないことには、投資もビジネスも全く成り立たなくなってきています。

すでに、日本国内のリソースは、アジアの富める方々との競争が始まっていて、日本人の多くは、気軽に旅行に出かけられなくなっています。

基本的な衣食住さえ、富める外国人との奪い合いのような状態になってきているのは、仕事上の取引から感じています。

しかしながら、、日本人にはこの国力低下の危機意識が全くといいほど皆無です😅

私がここ最近、宇都宮市で計画されている再開発に黄信号が灯っていることをお伝えしている背景には、このような海外から見た現実の視点も入っています。

今後、日本の地方都市では、外国からの投資を呼び込めない場所は衰退する一方となり、再開発どころではなくなっていくのは目に見えています。

それだけ、日本の一般庶民は、今まで当たり前と感じていた、衣食住さえ、途上国の庶民と同レベルに近い水準に落ちていくことを受け入れていくしかない状況にあります。


日本の成長余地は富裕層向けビジネスのみ!?

庶民の生活レベルが落ちていく一方の今、日本国内で庶民向けのビジネスが伸びる余地は限られています。

そして、円安の影響で、食料や資源を他国に買い負けるような事態すら、頻発してきています。

→穀物争奪「日本は買い負ける」 昭和産業・新妻社長(日本経済新聞)

食料の安定した輸入に支障をきたすようなことも、警告され始めています。

また、食料だけでなく、建設に必要な各種資源も、今まで途上国と思っていた、国との争奪戦に入っています。

そのため、資材価格が高騰し、地方都市を中心に日本全国で再開発の見直し、延期が相次ぎ、計画の見通しが後を絶たない状況が頻発し、混乱が生じています。

過去ログ→【LRT延伸に黄信号!?宇都宮市でも公共工事ができなくなる!?】全国各地で入札不調が乱発し、混乱が広がっている!

世界から見れば、それも当然で、日本円は減価し、実質的な通貨の大幅な切り下げをして、貨幣価値が4割ほど下落しています。

つまり、一般庶民は汗水垂らして稼ぐお金や、貯金の、40%ほどが国から収奪されたのと同じです。

これでは、多少手取り収入が上がったところで、一般国民の生活はまったくよくなりません。

なにせ日本は、衣食住に必要なエネルギーや資源・食料のほとんど輸入に頼っていますからね。

さらなる円安にでもなれば、基本的な収入を日本円でしか稼ぐことのできない、ほとんどの国民にとって、地獄のようなものです。

とにかくこれ以上、円安にならないよう、日銀にはうまく対応してほしいところですが、実質賃金の改善が見られないまま、急な利上げをすると、現役世代のローン破綻が続出することから、長期的に金利上げは後手後手となり、マイルドな円安の流れは続くとみています。

逆に、こらからも「買い叩かれる日本」の状況は続くことは間違いなく、国内の不動産投資ではインバウンド向けの不動産開発は、成長が続くとみています。

残念なことに宇都宮市は、インバウンドや、外国人、日本人問わず富裕層の呼び込みが不十分なため、これから着工が計画されている再開発を貫徹させるのは年々困難を極めていくことは確実です。

皆様のご参考になれば幸いです🙌


こっちで仕事の合間に書いていますので、まとまりのない文章になっていることをご了承ください😅💦

一部オフも含め、1週間ほど滞在する予定なので、滞在中に感じたことを何回かに分けて、お伝えします。

それではまた次回、海外からお届けします🙌


 

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