【栃木県知事の選挙争点に東武宇都宮駅の再開発が!?】LRTと東武宇都宮線、相互乗り入れを公約へ!

2024年9月13日金曜日

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2024年11月17日に行われる栃木県知事選挙、連続6選を目指す現職の福田知事(71)から、公約の概要が発表されました。

そのなかで、

LRTと東武宇都宮線、相互乗り入れが、公約とされました!

もし、このまま順当に、現職の福田知事が無事に再選を果たせたら、栃木県としても宇都宮市と協力し、LRTの西側延伸を力強く後押しする方向で動くことになります!

個人的には、止まらないインフレによる資材価格の高騰と、深刻な建築業界の人手不足の影響で、今後も建築コストが大幅に上昇することは明らかなので、現時点でLRT西側延伸が完了する可能性は、五分五分と見ています。

しかし今回、現職知事から直接、東武鉄道に協力を要請し、接続&乗り入れを栃木県としても、全面的にバックアップする方針が打ち出されたこともあり、選挙の結果次第ですが、大幅に整備費用が増えたとしても、何とか開発にこぎつけそうな気がしてきました。

LRTと東武宇都宮線の相互乗り入れについては、過去ログでも取り上げています。

↓ よろしければこちらもどうぞ ↓

→【宇都宮市のLRT西側延伸、その先にある未来とは!?】東武宇都宮線への乗り入れと、デパート再開発の行方とは・・!?

過去ログでも取り上げましたが、LRTが大通りを通る計画だと、東武宇都宮線との接続は非常に不便です。

ホームからホームまでの乗り換えに徒歩5分以上かかることになることから、相互利用する際の障害になるため、なにがしかの改善が不可欠になるでしょう。


LRTとの連携、理想は乗り入れ、接続でも効果絶大!

今回、知事から東武宇都宮線とLRTの連携で示されたのは、

知事:「接続、あるいは、乗り入れ。」

知事:「いずれの選択肢もあると思います。」

とのことです。

つまり、仮に現時点で、東武鉄道側が乗り入れを希望しなくとも、接続することには前向きだろうと想定しての発言だと見て取れます。

そして、時間をかけ、いずれかの段階で乗り入れをできるよう働きかける狙いもうかがえます。

東武宇都宮駅にLRTが直接接続するとなると、東武百貨店も含めた建て替えが必要になりますから、東武宇都宮駅近隣も含めた再開発がこれから大きな話題になっていくでしょう。

いきなりの乗り入れは、困難としても、LRTとの接続を契機に、新たに生まれ変わる、新生、宇都宮東武百貨店をぜひ見てみたいです😊

イメージ図は、栃木県を活動拠点とする産業界のトップが集まり、組織された栃木県経済同友会からの提言案になります。

LRTと東武宇都宮線の接続を契機に、周辺の松が峰地区全体も再開発して、整備ができれば、JR宇都宮駅周辺と東武宇都宮駅周辺、2箇所に大きな都心軸が置かれることになり、中心市街地が活気を取り戻すきっかけになるでしょう。

東武鉄道側としても、乗降高さの違うLRTの乗り入れには、沿線のホーム整備など様々な課題が山積しますから、早期の乗り入れに難色を示しても、LRTが東武宇都宮駅に直接接続することは、百貨店の集客増につながりますし、沿線の人口増にもつながり、反対することは考えにくいです。

いずれにしても、東武鉄道は民間企業ですから、どれだけ宇都宮市、栃木県、国が再開発を資金面でバックアップできるか次第になるでしょうね。

東武宇都宮駅だけにとどまらず、周辺の松が峰地区まで加えた再開発には、複雑な民間所有地の利権調整が必要になるため、規制緩和や補助金以外にも、民間投資をどれだけ引っ張って来れるかが、開発の成否決めることになります。

宇都宮市のLRTは、大手メディアによる大々的な報道効果もあり、公共交通に悩む、全国の地方自治体からの注目を集めています。

更に、最近は海外からもLRTを視察するために、訪れるほどの盛況ぶりで、話題性は抜群ですから、民間の投資を呼び込むにはいいタイミングです。

国からも、地方都市におけるコンパクトシティ移行へのモデルケースと見られ、規制緩和や補助金等の恩恵を大きく受けられそうなので、東武宇都宮駅周辺のスムーズな再開発が行われることが期待されます。


現実的な接続への解決策「動く歩道」にも言及!

ただ、どうしても東武鉄道側が接続も乗り入れも希望しないケースや(あまり考えられない)、駅舎や百貨店の建物の再開発に消極的な場合(補助金の額で折り合いがつかない等)の場合も、考慮し、大通りに設置されるLRTの停留所から東武宇都宮駅まで「動く歩道」も検討するとのこと😮

つまり、今の馬車道通りに動く歩道を整備し、直接駅と百貨店をつなぐルートを作ることにも言及しています。

ざっくりのイメージを作ってみたのですが、これはこれで、ありな気もします。

動く歩道を整備する際に、馬車道通りも一体で再開発し整備すれば、魅力ある企画になりそうですね😋

動く歩道の整備なら、東武鉄道側は、建物の一部リニューアルだけ済みますから、コストは一番かからない方法になるでしょう。

しかし、、乗り換えの手間を考えると、やはり相互乗り入れ時期は後で考え、先に直接ホームまでLRTが接続することがベストな気はしますね😅

いずれにしても、接続や乗り入れが困難なら、動く歩道とエスカレーターを整備し、乗り換えのスムーズな動線を確保してほしいところです。


LRTとの接続で東武宇都宮線の沿線は魅力アップ!

LRTと東武宇都宮線の相互乗り入れが可能になれば、宇都宮市の西南エリアと東武線の沿線住民に大きな恩恵が出ることになります。

東武線の沿線住民は、電車一本でJR宇都宮駅までスムーズに行けることになりますから、都心までのアクセスが大幅に向上しますし、LRT沿線への通勤や通学も容易になります。

また、逆に利用者の多いJR線を利用し、宇都宮を訪れた観光客が、東武宇都宮線の沿線に立ち寄る機会も増えることになります。

LRTとの連携で、街全体の人の往来がスムーズになることで、東武宇都宮線沿線の魅力が増し、民間投資が促され、各駅周辺の再開発が促されることになるでしょう。

いずれにしても、再開発の成否を決める要素は、単純に「お金」です!

東京があれだけコンクリートジャングルなのに、これでもかと更に再開発が繰り返し行われているのも、豊富な投資資金が常に流れ込んでいるためです。

官民含め、豊富な投資資金が投入される環境が整えられれば、東武宇都宮駅と周辺の再開発もスムーズに行われることになるはずです。

知事が今回の選挙公約で東武宇都宮線とLRTとの連携を発表したのも、両毛方面と宇都宮市全体の交通アクセスが向上することで、栃木県全体としても大きな経済効果が期待できるからでしょう。

現職の福田知事が無事に再選を果たせたなら、県の持続ある成長発展のためにも、今回発表したLRT延伸計画を力強く推進してほしいですね👏

 

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