【宇都宮市でLRT沿線に居住するメリットと考えてみたら?】行政のバックアップで長期安定の資産価値を維持できる!?

2024年2月16日金曜日

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ここ最近のマスコミ各社の報道やSNSの動向を見ていても、LRT開通後に宇都宮市は、街としてブランド力を圧倒的に向上させたのを実感します。


万年ネガティブイメージを押し付けられ、自虐的になっていた北関東の人たちに、LRT開通が変革の兆しを与えたのは間違いないでしょう。


街の魅力はつまるところ、そこに暮らす人たちが、街を愛する想いや、街に対するプライドを持っているかなのです!


たいてい魅力度が高いと言われる都市(横浜や京都)出身の人は、我が街自慢をすごくしてきますからね。


街の魅力は不動産価値と直結する


なぜ魅力ある街づくりが重要かというと、そこに「人」「モノ」「金」が集まるからです。


「人」「モノ」「金」が集まらない街は衰退し、街としての機能を果たせなくなりますから、各都市間で魅力を競うのは必然になります。



とはいえ、総務省のアンケートデータを見るとどの地域でも生まれ育った土地から出ていく人の割合は、20〜30%位で、ほとんどの人は出身地で終生を過ごします。


日本はすでに人口が大きく減り始めており、移住するマイノリティ層を地域から流出させないためと、新たな移住者を呼び込むためにも、魅力ある街造りは欠かせなくなっています。


これから予想される宇都宮市の高齢者運転問題



今ですら少子高齢化が深刻な状況なのに、これからさらに日本では高齢者の割合が急増するのは確実です。


免許を返納する人も年々増える一方となります。


特に団塊の世代と言われる、人口のボリュームゾーンが後期高齢者を迎えることで、日常の足としての交通問題が顕在化するのは避けられないでしょう。


このところ、高齢者の運転ミスによる交通事故の問題がニュースになることが増えています。


LRT開通当初、数件連続してあった衝突事故を起こしてしまった方も、65歳上の高齢ドライバーの方々でした。




個人差があるとはいえ、高齢になり身体的な衰えが目立っている状況で、自動車の運転を強行するのは自殺行為です。


自分だけにとどまらず、交通事故で人を殺めてしまってからでは、どうしようもありません。


しかし、身近な足がマイカーしかなければ、背に腹は代えられないので、ちょっと危ないと感じていても運転を続けざる得ない人が多いのが実情でしょう。


いまさら自転車に乗るのも危ないし、かといって歩いてスーパーまで行くのも無理があるような場所に住んでいる多くの高齢者の方は、公共交通の便利な宇都宮市内の別の場所に引っ越しするなんて発想はまずないでしょう。


LRTで変わる引っ越しニーズ



LRTが開通したことで、高齢者の方でも、マイカーなしでも快適に暮らせるエリアが宇都宮市内にできたことで、マイカー依存の流れは大きく変わり始めています。


先ほど紹介したデータのように8割以上の方は、いくらマイカーに乗れなくなったところで住み慣れた我が家から出ないと思います。


それでも、連れ合いが亡くなって一人になった等のきっかけで、5〜10%くらいの高齢者の方だけでもLRT沿線のマンションに引っ越すようなことなると、不動産市場に与えるインパクトは非常に大きくなります。


高齢世帯が持っていた家を売って、LRT沿線に引っ越すとなると、沿線の需要は上がり、公共交通の便の悪い郊外の物件が余っていく流れが加速します。



宇都宮市もLRT沿線にインセンティブをつけ居住者を誘導


先日公表された、宇都宮市の今年度における予算案の大網では、LRTや公共交通の利用促進に予算をつけてバックアップしていくこが鮮明です。



交通弱者の年少者や高齢者に配慮し、公共交通の利用に大きな割引を予算を付けて、需要の創出とライフスタイルの変化を促しています。


ニューファミリーの住まいとしてもLRT沿線は老後にマイカーが運転できなくなったことを考慮すると、非常に魅力的です。


一方、マイカーに極度に依存した宇都宮市の郊外、特に西側と西北の環状線外側のエリアはすでに地価の低迷が続いて、地域格差が鮮明となっています。



マップを見ると一目瞭然で、東エリアはLRT沿線を中心に軒並み地価の値上がりが顕著です。


一方、西側もLRT延伸の着工が決まれば、中心市街地と開発エリアは地価が上がっていくのは確実でしょう。


人口が減っても、LRT沿線の物件人気は今後も続くことが予想されることから、不動産価値は長期安定して推移することが予想されます。



今年は日本の不動産の大転換期となる、戦後一貫して増え続けていた世帯数がいよいよピークアウトする年となり、これから家あまりが深刻になると予想されています。


すでに地価が横ばいないし、値下がりしているエリアは世帯数がピークアウトし始めると、急速に需要を失う可能性が高いです。



行政も人口減だけでなく、世帯数の減少も見据え、コンパクトシティ化政策を急速に促進していくことを考えると、不動産の資産価値が消失するような地区も出かねません。


LRT沿線に移住をするなど、郊外物件と都心物件での資産組み換えを行う予定があるなら、できるだけ早く動き出すのが得策といえます。


LRT沿線に住めば気軽にお酒を楽しめる


LRTの意外な需要が週末深夜の利用です!



宇都宮市のようなマイカー依存社会では、気軽にアルコールを楽しむのは難しいです。


会社の宴会なんかに参加するのに、帰りの代行運賃や呼ぶ手間、待ち時間を考えると、飲まずに参加する方も多かったのではないでしょうか。


参加者のうち一人が運転手としてみんなを送迎してもらうようだと、自分たちだけ飲んで楽しむのも気が引けますからね😅


LRTが開通してから、沿線の居住者の人たちは気軽にお酒を楽しめるようになったとの声が上がっています。


LRTとお酒は非常に相性がいいんです!


終電が夜11時くらいまであるから、時間を気にせずゆっくり飲食を楽しめます。



またLRT開通に伴い、沿線でのイベントも活況を呈するようになっています。


今月末に行われる、清原マルシェ「きよとこ」のイベントなんかにも、LRTを使って遊びに行けば、気持ちの良い青空の下で、ビールを飲んでつまみ食いを楽しんだりできます。


夜なら代行がありますが、お昼には呼べませんから、これこそLRTを利用して楽しむようなイベントですよね。



再来年の春には平石停留所の目の前に、東部総合公園が整備されることから、沿線の魅力は増すばかりで、イベントがなくても公園やベルモールによって、気軽に飲食を楽しめる贅沢は沿線住民ならではの特権ですね。


年少者にとっての移動できる自由度が上がる幸福度


車に乗れない高校生までの子供たちにとって、徒歩以外は自転車かバスしか移動手段がありませんでした。


バスは時間も読みにくく、まして子供だけで乗るには乗り慣れていないとハードルが高い公共交通であり、高校生の通学などでも不人気です。


実際私は、バスで高校に通えましたが、時間が読めないので、30分くらいかけて自転車で通学していましたし、同級生でもバス利用して通学していたのは、電車→バスの市外の生徒ばかりでした。


それがLRTのような電車になると話が変わります!


時間が読めるので通学にも使いやすく、雨の日でも寒い冬の日でも快適に通学できるのは、若者にとっては街に大いに愛着を持てるようになるはずです。



また、妊婦さんや幼児連れでも、LRTは非常に利用しやすく快適に移動が可能です。


小さな小学生が一人でLRTを利用している姿を見たりすると、ほっこりします😊



LRT沿線に住むメリットは出かける楽しさ!


沿線の不動産は開通前より大きく値上がりしています。


しかし、人気は衰えるどころか加速しています。


将来的な資産価値の高さもさることながら、マイカーに依存しなければ快適に暮らせなかった宇都宮市の環境に革新を与え、新しいライフスタイルを楽しめる特別なエリアが誕生したのです。


まして、宇都宮市としてこれから、国と連携してコンパクトシティ構想を推し進めると宣言していますから、間違いなくLRT沿線に住む人達は将来的にも、街の開発の恩恵を受けられるお墨付きを得ているようなものです。


逆に、エリアから外れた郊外は、既存の公共施設が老朽化したら、LRT沿線に移設される可能性もあることを念頭にいれておくべきでしょう。


LRTの西側延伸が完了したら、街の東西の背骨がつながり、まちがいなく宇都宮の街に革命が起こります!


その時のLRT沿線の価値は計り知れません。


工業団地、ショッピングモール、新幹線の停まるターミナル駅と、中心市街地、日本一のマンモス高校、大谷の観光地まで、なんと多彩な風景を、スマートな電車でつなぐ壮大で夢のあるプロジェクトでしょうか。


少子高齢化が進み、閉塞感だらけ暗い世相を打ち破るような、未来世代へつなぐ街づくりに全国が魅了されています。


日本中から注目されている大きな要因の一つは、今だけ金だけ自分だけのシルバー民主主義にうんざりした多くの若者たちに希望を与えているからです。


これだけLRTが大成功し、着工前から行ってたネガキャンがまったく的を得ていなかった団体ですが、未だにシルバー世代を揺動し選挙利用しているのは悲しい限りです。


「バスの街にLRT必要ない」西側延伸、調査費否決の陳情 宇都宮の市民団体が提出(下野新聞)


バス運転手不足から、全国でバス路線の廃線や減便が相次いでる現状を全く理解せず、代案も示さないで、交通弱者へのインフラ整備に反対だけするのは無責任過ぎます。


ただ、このような活動もLRT東側の大成功を市民が認識した今、単なる政治パフォーマンスだと気づいた方が大半なので、あまり心配する必要はないと思います。


次の市長選でも佐藤市長が勝つことは間違いないでしょうから、粛々と西側延伸の着工へと舵は切られていくでしょう。




一つ気になる点としては、昨今のインフレと人手不足の影響で、建築コストが大きく上昇することが予想されていることです。


この問題は、時間が経てば経つほど悪化するのは確実ですから、西側延伸はできるだけ早期の着工が成功の鍵をにぎるとみています。



いずれにしても、宇都宮市のLRT沿線には開発計画が目白押しで、全国の地方都市でも珍しいワクワクするエリアになっていくのは間違いありません!


年齢に関係なく、ワクワクする変化を遂げていく街に引っ越してみてはいかがでしょうか。


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