以前のブログで書いた、ここ近年で最も一押しな物件の販売が動き出しました。
その物件とは、
JR宇都宮駅西口から徒歩1分の再開発タワーマンション!
物件の公式サイトも公開されていますので、今回は物件の詳細と、将来性について考察してみます。
まず公式サイトの写真を見ての第一印象は!?
『かっこい〜!!』
ここ最近のCG技術は素晴らしいですね。
すでに完成して、実際に人が住んでいるような写真にしか見えないくらいリアルです。
高級仕様な内廊下タイプの分譲マンションなので、どの角度から見ても洗練されたスタイリッシュなデザインが際立っています。
東京の都心部に行けばこのような物件は珍しくないですが、宇都宮の分譲マンションでは内廊下タイプのマンションが数えるほどしかありませんからね。
私は過去に内廊下タイプのマンションに住んでいたことがありますが、雨や気温の影響を受けることも少なく、本当に快適です!
しかもこのマンションは宇都宮市が指定する再開発地区の物件ですから、行政のバックアップもあり建ぺい率緩和も受けているので、価格面でも同グレードの物件と比較するとお得になるはずです。
一押しの魅力はなんといってもロケーション!
不動産は、『ロケーション!』『ロケーション!』『ロケーション!』と言われるように、ロケーションは何はなくとも不動産において価値に最大の影響を与える要素です。
この物件は、間違いなくこれからの街の流れを考えると、宇都宮市の中でもっとも資産価値の高いロケーションになります。
『JR西口まで徒歩1分!』はドアツードアで東京駅まで1時間を切ります。
ここまでの立地になれば、国家公務員の方や首都圏の大手企業に務める方々でも通勤できる物件として候補に上がることでしょう。
今、東京都心の新築分譲マンションは大手のサラリーマンといえども、手が出ないほど高騰しています。
今回ご紹介している物件の価格帯は首都圏の同グレードの物件と比べるとかなり割安になるので、首都圏からの需要も確実に見込めるでしょう。
ただし、宇都宮市の中小企業にお勤めの方々にはちょっと手が出ないような、価格(たぶんスタート5000万円超え)になると思います。
この物件、ここはちょっと!?
一押しの分譲マンションとはいえ、欠点がないわけではありません。
この物件の弱点は、『駐車場』です!
公式サイトでは戸数100%駐車場確保されていると書かれていますが、タワーパーキングです。
宇都宮市内の分譲マンションでは、タワーパーキングは人気がありません。
どうしても、朝の通勤時間等のラッシュ時に、車の出庫に時間がかかってしまいます。
そのため、中心市街地のタワーマンションの居住者の中には、近隣の平置き駐車場を別で借りる方も多いです。
また、この立地から考えると2台目の駐車場を近くで確保するのは困難です。
理想をいえば、地下3階くらいまで自走式駐車場を完備していれば言うことなしでした。
ま、この物件に住むなら、車なしでも全く問題ない場所ですから、宇都宮市内に車通勤する方向けではないですね。
首都圏に頻繁に移動が必要な方向けになるので、物件における駐車場の利用を重視するユーザーは少数でしょう。
休日にお出かけ程度、家族でマイカー1台を想定したライフスタイルが想定されます。
地方都市でも2極化は進行する!?
売出し価格は5000万円〜となる予想していますが、そう考えると、宇都宮市内で中小企業にお勤めの方々には全く手が出ないような価格帯の物件になります。
こういった物件を簡単に購入できる方々がいる一方、近頃の物価高騰で宇都宮市郊外の中古住宅を購入できるのがやっとだという人達も急増しています。
東京に限らず、ここ宇都宮でも10年ほどで貧富格差は拡大する一方です。
著しい格差の広がりは、社会の不安定化を招くので、なんとか是正していってほしいところですが、政治を動かす主体はグローバルエリートと呼ばれる大手企業&富裕層になっている現状では、今後もこの流れが続くことは避けられないでしょう。
これからも高騰が続くのか!?
首都圏に限らず、宇都宮市内でも新築の分譲マンション価格は上がり続けています。
地価の高騰だけでなく、建材&工事費の高騰もあり、値上がりが止まるような状況にありません。
現状、6割以上の方が変動住宅ローンを利用していることもあり、日銀は物価高騰が続いても金利を上げにくい状況にあります。
また国も多額の負債を抱えていますから、利払いが増える金利上げには消極的です。
そうなると、日銀が金融緩和を続けざる得ないため、さらなる不動産高騰が続いてもおかしくありません。
先進国ではインフレが続き、現金の価値が急速に減価しています。
特に日本では円安が進み、ドルベースで見る現金の価値はここ数年で3割ほど減価しています。
つまり、1億円の現金を持っていても、実質数年前の7000万円ほどの価値しかないことになります。
デフレ思考にそまって現金第一思考から抜け出せなかった方々も、最近は現金の実質目減りに気付いてきています。
目減りしてしまう現金の受け皿となる、付加価値の高い不動産の需要はますます増えると予想しています。
今回ご紹介した宇都宮No.1とも言える立地を備えたマンションは全国の富裕層が資産保全として持つ対象の物件となるでしょう。
賃貸に出しても、安定した入居者が見込めます。
ロケーションの良い物件は流動性も高いので、キャッシュ化も容易ですからね。
資産価値の高い不動産を買えるチャンスは早々ないので、多額の現金を所有している皆様は、インフレ対策として物件購入を検討するのもいいでしょう。
宇都宮市の顔となる立地
JR宇都宮駅西口は過去に景観ワーストランキング入りしていました😢
そんな駅前の一角にスタイリッシュなタワーマンションが再開発されることはうれしいかぎりです!
とはいえ、まだまだ西口駅前は雑居ビルが乱立し、再開発の余地が大きいです。
東口の駅前が整備され、街の顔として東西入れ替わったようにも見えますが、お店の数や歴史を見れば、西口駅前のLRT延伸を含む再開発は不可欠です。
宇都宮市もインセンティブをつけて再開発を促しています。
→【宇都宮市の中心市街地に高層建物が急増する!?】再開発を促す新たな政策とは!?
宇都宮市の経済における中心がJR宇都宮駅周辺に移行するなか、西口駅前の再開発が進行し、街の顔である景観が良くなっていくことに期待したいです。
★荻原功太朗の業務について★
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