【3−1宇都宮市に足りない観光インフラとは!?】栃木県の魅力度ランキングはなぜ低いのか?
では次に、観光客はどの交通を利用して宇都宮市を訪れているかを見てみましょう!
こちらは一目瞭然で、8割位の方が自家用車を利用して来訪しています。
在来線を含めた公共交通の利用は15%弱となっています。
細かな詳細を追っていくと興味深い事実が見えてきます。
首都圏の埼玉、千葉、からの来訪者の7割弱がマイカーを利用しているのを見ると、『日帰り観光でちょっと遠出♪』目的の来訪が多いのもうなずけます。
一方、マイカーの所有率の低い都心部からは、公共交通を利用したり、レンタカーを利用して来訪する方が多くなるのでしょう。
若い人ほど公共交通を利用して、来訪していますね。
こうやって見ると、お年寄りだけでなく、マイカーを持つ余裕のない若者たちも交通弱者なんだなぁと実感します。
LRT開業を機に、首都圏から公共交通を利用した来訪者を増やせるチャンスは大いにあると思います!
来訪者の市内周遊における手段とは?
市内周遊の交通手段は、「自家用車」が 82.6%で最も高く、次いで、「徒歩」が 14.7%、「バス」が 6.8%と続いています。
来訪の交通手段別にみると、自家用車で来訪されている場合は、周遊時も「自家用車」を利用している割合が 97.0%と高いです。
また、「JR(東北新幹線)」や「JR(在来線)」、「東武鉄道」で来訪されている場合は、周遊時は「バス」及び「徒歩」の割合が高い傾向にあります。
さらに、「JR(東北新幹線)」で来訪されている場合は、周遊時は「タクシー」の割合も高いですね。
レンタカーで来訪されている場合、周遊時は「レンタカー」、「徒歩」を利用している割合が高いので駅周辺に車を停めて街を散策なんてコースを進むのかと。
公共交通やレンタカーで来訪している観光客の方々はLRTを利用して、市内を周遊する機会が間違いなく増えるでしょうね。
沿線に観光施設が増えれば、滞在時間も増えて、宿泊しての観光も視野に入るので、LRTを宇都宮市の観光拠点である、大谷エリアまで繋げる意義は大いにあります!
大谷エリアまでLRTが延伸すれば、観光収入の大幅な増加は間違いないでしょう。
一方で、LRTを延伸整備したところで、マイカーで来訪した方々はそのままマイカーでの移動がメインとなるのは変わらないでしょうね。
LRTとマイカーの隣接点となるトランジットセンターでは住民が主な利用者で、観光客が市内各所からマイカーを降りて公共交通に乗り換えるのは期待できないと思います。
来訪者の目的地を見ると!
データを見ると、宿泊旅行者の多くは、マイカーで県北の観光地である日光や那須に遊びに行き、帰りに『ちょっと餃子でも♪』のついで来訪が多いことがうかがえます。
日帰りで、宇都宮市以外は訪問しない方も4割ほどと多いので、とにかく観光コンテンツとしての『餃子』のパワーを感じます。
『餃子』コンテンツの強みはデータからも読み取れます。
宇都宮市が推す、『カクテル』、『ジャズ』、『大谷観光』は足元にも及びません😅
がしかし、、
このデータは2022年のデータになりますので、今年2023年の集計では、『LRT』を目的に来訪の回答が2位に浮上すると予想しています。
LRTの土日の利用者が予想を大きく上回っていることから見ると、『餃子+LRT』が観光コンテンツとして定着していくと見ています。
残念ながら、『カクテル』、『ジャズ』、『大谷』、『餃子通り』はすべて駅西のコンテンツとなり、LRTと連携していません😭
観光インフラとしてもLRTを早期に西側へも延伸することが求められます。
現状では魅力的な観光コンテンツがLRT沿線に少ないことから、西側へ延伸することで、間違いなく観光客の滞在時間は増えることになるでしょう。
その結果として、宇都宮に宿泊する観光客と観光収入が大幅に増えることが期待できます。
今のLRT活況の様子を見ていれば、西側延伸への住民コンセンサスも得やすくなているので、世界的な経済の大混乱でもなければ、順調に着工へと向かうことでしょう。
が、しかし、、まだまだ足りない観光インフラも、、
そこには不動産投資のチャンスが大いにあるとみています。
★荻原功太朗の業務について★
私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
【私個人へのコンサルティング依頼はすべて有料とさせて頂いております。】
栃木県内の不動産売買のことならお気軽にご相談下さい。
(無料相談はサンプランにて受付ております!)
詳細はこちらにお電話ください→【028-908-0880】
↓ 株式会社サンプラン ↓
↓ 不動産最新情報 ↓
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。