少し前のことですが下野新聞に宇都宮市本町の県庁前芝生広場で開催された栃木プロレス興行の記事が掲載されていました。
栃木プロレス、宇都宮でイベント ジャガー横田さんも登場_記事はこちらから
栃木プロレスの運営会社は「カミウトラストホールディングス㈱」という宇都宮市北若松原にある会社です。
栃木県内としては8番目のプロスポーツ団体となりますが旗揚げは2021年6月15日、ようやく1年が経過するところです。
地元ならではの地域プロレス団体ですから、まだご存じない方が多いかも知れません。
私達が子供だった時代のプロレスブームはすっかりと鳴りを潜め、新日本プロレスと全日本プロレスという国内メジャー2大団体の試合がテレビで放映されていた時代も今は昔。
最近ではケーブルテレビなどのほか無料視聴できるサイトなどでしか試合を観ることができなくなりました。
私たちの子供時代はジャイアント馬場・アントニオ猪木の両巨塔を柱に全日・新日プロレスの黄金期でしたから、坂口征二・藤波辰爾・ジャンボ鶴田、少し遅れて初代タイガーマスクのほか、「気合だ~」で一世を風靡したアニマル浜口なども現役で活躍をしていました。
そんな経緯もあって、現在は多少、遠のいたとはいえプロレスが好きです。
最近では、再プロレスブームが来ていると感じております。
ですから地元、宇都宮市にプロレス団体が設立されたのは喜ばしく、応援したいと思います。
なんせ設立のコンセプトが素晴らしいのです。
理念が「プロレスで世の中を変えたい」そして「プロレスで栃木を盛り上げたい」であり、これからの世代を造る子どもたちに思いを届け、ひいては「子供のイジメ撲滅」などにもつなげていきたいとのことです。
栃木プロレスでは随時、練習生を募集していうようなのですが、加入条件が
●栃木を愛している人
●悔し涙を流したことがある人
●親を大切にしている人
なんとも素晴らしい募集要件ではないでしょうか?
そもそも団体設立の契機としては、「街おこし」の観点から宇都宮市内の企業経営者が設立を計画し、うち1人が全国区のプロレス団体「ZERO1(ゼロワン)」の柱でもある大谷晋二郎選手と友人であったことから協力を要請し、設立が実現したとのことです。
このような理念や設立経緯からでしょう、「プロスポーツ団体」とはいっても営利性に重きを置かず、そのため「チケット販売」も行っていません。
活動費としての収入源はスポンサーからの支援やファンクラブ会費のみで、それ以外としてグッズ販売の収入はあるらしいのですが、それもごく僅かなようです。
収支内容までは分かりませんが、過去にもメジャーなレスラーがゲスト出演していますがほとんどが理念に賛同したボランティアに近い形で参戦してくれているのではないでしょうか。
よくプロレスラーは「本当に強いのか?」などという人もいますが、長年のプロレスファンとしての個人的な意見ですが「どっちでもいい!」のです。
日々、激しいパフォーマンスをするためにトレーニングをかかすことはないでしょうし、その意味から間違いなく「強い」とは思いますが、プロレスは単純な強さを求めているプロスポーツではありません(強さだけを求める団体も存在していますから、こだわりのある人はそちらを観ればよいのでは?)
ショービジネス的な要素も加味しながら、観ている人たちが楽しめることが全てです。
だからロープに振られて素直に戻ってくるのが変だとか、あんなのは八百長だとか意見するのではなく、純粋に面白ければ良いのです。
しかも小規模な地元団体だからこそ、選手の戦いが身近に感じられることにより生まれる観客との一体感は素晴らしいと思います。
試合日程は下記の公式ホームページから確認できます。
宇都宮プロスポーツでいえば、ご存じ宇都宮ブレックスの話題です。
プロバスケットボールBリーグの年間王者に輝いたのはご存じかと思いますが、それを記念して県庁と宇都宮市市役所を結ぶシンボルロードを結んで優勝記念パレードが行われました。
夏に向け、宇都宮市内最大の祭りである「宮まつり」も、開催委員会が8月6,7日に3年ぶりの開催を検討しているとの話を耳にしました。
まだまだ安心できないコロナ禍ではありますが、本当に少しずつではありますが感染状況も落ち着き、様々なイベントも再開されつつあります。
お陰様で弊社においては不動産取扱件数も堅調に推移しており、皆様にご案内できる物件数も確保できております。
不動産売買をご検討の際はお気軽にご相談ください。
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