宇都宮市のコンパクトシティ構想の中核に位置し、2023年3月運行を予定するLRTについてブログで何度も取り上げていますが、去る5月31日に宇都宮市下平町にある車両基地で実車両が公開された記事が下野新聞SOONに掲載されました。
LRT車両初公開 宇都宮(下野新聞)
車両基地に搬入されたのは5月27日でしたが、市民の注目を集めるイエローの車両を一目見たいとの混乱を回避する目的で日時や輸送ルートの公表がされていなかったにもかかわらず、どこから情報を得たのか、ルートを予測しての待ち伏せなのか定かではありませんが沿道には鉄道ファンの姿が見られたとのことです。
後日談として掲載された記事によると、大型トレーラーによる搬入は午前4時15分に宇都宮市平出工業団地を通過していますから、一目LRTの有志を目にしたいという鉄道ファンの熱気もさることながら、あらためて注目度合いが伺われます。
お披露目時期にあわせるように、LRT運営会社である「宇都宮ライトレール」は6月1日から宇都宮市役所内の生協や奉賀祖母井(うばがい)道の駅などの4か所でLRTグッズの販売を開始しました。
気になるLRTグッズですが「宇都宮ライトレール」の公式HPでは現在オンラインショップの開設作業中ですので、もうじきオンラインでの注文が利用できるようになります。
このように注目度の高いLRT関連ニュースですが、それに呼応するようにLRT停留所付近を中心として不動産需要が加速化しています。
本格的な「街開き」を控え、各エリアで独自文化の特色をアピールしようという動きも活性化し、 宇都宮屋台横丁(二荒町)では築80年経過した医院をフルリノベーションした複合施設「カクイチBLD(ビルド)」が誕生しています。
当然としてビジネスや観光拠点施設も準備に余念がありません。
横浜市に本社を置く「ユニゾホテル」は、県内初となる323室規模の「ユニゾインエクスプレス宇都宮」を宇都宮市宿郷1丁目に新設します。
不動産需要は新築だけではありません。
先ほどご紹介したように、築年相応の建築物を再利用することにより新たな需要を創生することもできます。
特に新しい不動産活用の考え方としてリノベーションは定着しており、弊社にも買取のご相談を含め、古民家再生の相談が多数、寄せられています。
使い捨ての時代から、資源有効利用への変換です。
海外に目を向けてみると、この考え方は根付いていると実感することができます。
風光明媚な田園風景など、写真や動画でみるイギリスの古民家などは築100年前後の建物は珍しくもありません。
国民気質もあるのでしょうが、従来は馬小屋に使用されていた小屋をリノベーションして街並みを形成したエリアなどは人気が高く、庶民では手が出ないほどに価格が高騰しているケースもあります。
画像_【海外生活WOWネタ】より
古民家を購入し、数年を掛けて自らコツコツと改修工事を行うことに喜びを感じると言う国民気質によるところも大きいのでしょうが、コロナ禍以降に変化したソロキャンプに代表されるアウトドアブームなど、日本人のライフスタイルは確実に変化しています。
日本でも稀有とされる石造り建築「大谷石文化」が息づくまちである宇都宮は、このような時代だからこそ古民家を再生し、その過程も含めて広く情報を発信することにより独自の市街形成につながるとのではないかと、私は考えています。
中古住宅の売買はもちろんのこと、不動産全般について広くご相談を承っています。
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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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宇都宮の不動産売買のことならお気軽にご相談下さい。
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