宇都宮市が年間観光入り込み数として120万人を目標として掲げる大谷地域で近年、飲食店を中心とした新規出店が相次いでいます。
これは2023年を予定として市営大谷駐車場で計画されている、滞在型観光活性化拠点施設による相乗効果を期待してのものだと考えられます。
施設の運用により地域内の周遊促進が期待され、官民として、宇都宮市を代表する観光地として、一連の大谷史跡も含めた一大プロジェクトです。
このプロジェクトを確実なものとするために、宇都宮市は2018年4月に大谷資料館や大谷寺といった観光施設が集中する周遊ルート付近を対象として飲食店やホテル、物産店などの開発許可基準を緩和しました。
これらのことから大谷地区は、宇都宮市内において最も熱い開発スポットの一つとされています。
JR宇都宮駅東口に整備されるコンベンション施設の着工から約半年が経過していますが、そこでも大谷史跡を積極的にPRしようと、大谷石の切断ラインや奇岩群をイメージしたデザインが取り入れられています。
内部の建材として約60立方メートルの大谷石が使用される予定となっており、日本遺産に認定されている大谷石文化を県都の顔を彩るデザインとして導入することにより、大谷地区への観光客誘致を後押しする狙いがあります。
施設は2022年11月末の開業を予定しています。
この宇都宮市をあげての大谷地区活性化に貢献すべく、雰囲気のある個性的な飲食業者が出店機会を狙い、市場は活性化しています。
せっかくの機会ですので大谷地区で現在、営業している話題のカフェをご紹介します!!
THE STANDARD BAKERS (ザ スタンダード ベイカーズ)
建物は地元大谷のシンボル的なドライブインを大型リノベーションした開放感溢れるベーカリー&レストランです。
店内で提供されるパンは、フランス産・北海道産の小麦、ライ麦粉等厳選した素材をバランス良く配合されたもの。素材・商品それぞれの個性にあわせて使用されています。
自家製酵母を採用しオリジナル性を追求するため、可能な限り独自製法・独自配合でパンを製造しているのが特徴です。
そのシェフ一押しのパンと、気持ち良い空間で食す創作的な料理で、
「地元大谷の集いの場とし愛されるような空間のベーカリー&レストランであり続ける。そんな場所を目指します」とシェフが胸を張ってコメントするお店です。
ROCKSIDE MARKET (【旧店名】大谷ミュージアム)
大谷砕石資料資料敷地内にあることから、ご存じの方も多いお店です。
店内はお洒落な雰囲気で、地元そば粉を使用したガレットや大谷いちごを使用したスィーツがお勧めです。
また店内では宇都宮近郊の作家による、大谷石を使用した各種の商品展示販売しており、それらを見て日常使いに取り入れるのも、また楽しみです。
作品として展示されている作品は、陶芸家の村田亜紀さんや、沖本東さんのなどの作品です。
大谷石の特徴とも言える、消臭効果の実用性にくわえ、目にも美しい作品の数々は、普段使いの日常に取り入れたくなります。
アイランド ストーン コーヒー ロースターズ (ISLAND STONE COFFEE)
インスタでもよく見掛ける、ガラス越しに店内の雰囲気がうかがえる、入り口がお花屋さんの知る人ぞ知るお洒落なカフェです。
店内入り口付近にある、季節にあわせチョイスされた鉢植えが気持ちを和ませます。
こだわりのコーヒーはカウンター越しに見られるハンドドリップで入れられ、大きな窓から差し込む光で店内は明るく、花に囲まれた別世界のような雰囲気。
この雰囲気は2階席まで続き生花やドライフラワーで彩られた席に座り、ゆったりとくつろぐことが出来ます。
こだわりのコーヒーももちろんですが、モンブランなどの菓子類にもこだわりのあるお店です。
JIGGLE (ジグル)
大谷地区周遊に自転車を利用される方は多いのですが、そんな方にお勧めなのがこちらです。
サイクルスタンド常備の、サイクルカフェと言うコンセプトは県内でも珍しいスタイルです。
サイクリングの途中にちょっと一休みはもちろんのこと、「お子様連れも歓迎します」とのことですので、「子連れでお洒落なカフェはちょっと……」というご家族にもお勧めのお店です。
店内では地元新鮮野菜の直売や、地元を中心とした雑貨も販売されています。
コロナ禍による外出自粛の影響により観光業界や飲食業界は打撃を受けています。
そんな渦中でも宇都宮市では、駅前再開発やLRTによるスマートシティ構想の実現、そして大谷地区を全面的にバックアップする様々な企画を打ち出しています。
カフェに転用するための古民家再生リノベーションや、新規出店計画のためのコンサルティングなど不動産に関するご相談は、地元密着の弊社が誠心誠意ご対応させて戴きます。
どうぞ、お気軽にご相談下さいませ。
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