【ついにきた!宇都宮市の住宅地も、26年ぶりに地価上昇!!】商業地は2年連続の上昇に!!

2018年3月29日木曜日

宇都宮市でマイホームを 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産投資・大家さんネタ 不動産売却

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国土交通省から、2018年1月1日時点の公示地価が発表されました!!



公示地価、宇都宮・小山の住宅地が26年ぶり上昇(下野新聞)

公示地価、北関東3県とも下落幅縮小 上昇地点38%増(日本経済新聞)

公示地価 宇都宮と小山で上昇 全用途の下落幅0.2ポイント縮小 栃木(SankeiBiz)


宇都宮市では去年、商業地の地価が25年ぶりに上昇しまたしたが、、、今年は住宅地もなんと!!26年ぶりに上昇に転じました。

去年のエントリ→


宇都宮市の商業地は、2年連続の値上がりとなりました。(*´∀`*)

ようやく、宇都宮市内の住宅地も値上がりに転じ、ながーーく続いたデフレ脱却にようやく一筋の光が見えてきた!? と、いったところでしょうか。

日経の記事にもありますが、北関東では宇都宮市の商業地より、群馬県の高崎市の商業地の方が地価の上昇幅が大きかったです。

高崎駅前は、再開発が進んでいて、民間・公共ともに不動産投資が集中しており、不動産の需要も高まっているため、地価が上昇したようですね。


てか、、いつも言っているのですが、不動産開発をすれば必ず地価は上がりますよ!

逆に、何も開発されなければ土地は廃れて、価値がなくなっていくだけです。

東京だからとか、地方だからとかは、関係ありません。

とにかく今のデフレから脱却するためには、投資を呼び込める環境を公共セクターが提供しないと、民間の投資を呼び込めません。

公共セクターが投資を呼び込むために、公共投資を行ってインフラを提供することで、民間企業の投資を呼び込める。

結果、街に開発の連鎖が起こり、便利で魅力的な場所となり、人々が集まるようになり、更に不動産の需要も高まり、地価が上昇していく。

開発が繰り返されるサイクルを維持させることが重要なんです!

東京都心などが良い例で、あれだけ隙間なくビルが建っていても、常に街中で再開発が行われています。

そうやって、不動産開発を通して、お金の循環を作ることが街の活性化のためには絶対に必要なんです!

高崎駅前の再開発は当たり前のことをしている結果、地価が上昇してます。


そして!!!

宇都宮市でもこれから4年後のLRT(次世代型路面電車)開通を控え、これから、JR宇都宮駅前と沿線に大きな公共投資が行われます!!

それに伴って、民間の不動産投資も莫大な金額で行われることになるのは間違いありません!!

この効果、間違いなく、宇都宮市の地価上昇を促すことになります。

LRTの工事の竣工式が5月に行わるようですね。

LRT整備着手、起工式は5月に 宇都宮市(日本経済新聞)


【LRTの整備着手=公共開発投資】が行われることになる宇都宮市は、来年以降も、間違いなく地価は上昇傾向をたどることになるでしょう。


はっきり言って、LRT事業単体の些細な赤字なんて、全然大したことありません。

むしろ、交通弱者はLRTを含む公共交通をすべて無料にして、コンパクトシティ化を進めたり、他の街から住民を呼ぶ込むくらいの、したたかな戦略があっても良いくらいです。(*´ω`*)

常に、街全体としてトータルで収支を判断する視点が大切です。


とは言っても、、、25年余りも地価の下落が続いてしまった結果、『サイサンガー!』負け犬根性がまだまだ蔓延しているのもしょうがないことなのでしょうね。。。(-_-;)


そろそろ、成長なき25年間からの卒業の時です!


シルバー民主主義が横行している今の日本では、座して死を待つ傾向が強くなります。

とにかく、現状維持。。。新しいことはしたくない。。。何でも反対。。何やってもだめだよ。。。みたいな。。。マイナス思考のオンパレード。。。(;_;)

そんな事言わずに、志高く!
未来の世代のためにも、街の発展と成長をみんなで作りましょうよ!!



しかし残念ながら、栃木県全体としてみると、地価はまだ下げ止まってません。

ただ、全体としては地価の下落幅も減少傾向です。

宇都宮市の地価が上昇しているといっても、市内全部の地域が上昇しているわけでありませんので、注意が必要です。

一部の限られたエリアの地価だけが、大幅に上昇して、全体を押し上げているだけです。

今後も、価値の2極化の流れは、より鮮明になるでしょう。


地価が上昇しているエリアは、不動産投資やマイホームの購入がしやすくなるでしょう。

そりゃそうですよね。。今年買ったら、来年はもっと価値が上昇しているなら、できるだけ早く買っておいた方が得ですからね。

やっと、一部のエリアではインフレ傾向が鮮明になってきました。


とは言っても。。。この地価公示。。。問題も有りまして。。。

人気エリアや、地価の上昇が著しい地域であればあるほど、、地価公示の価格なんかで物件は買えません。。(-_-;)

例えば今年、県内で上昇率トップの宇都宮市元今泉2丁目(南6m道路)なんかは、公示地価では110,000(円/m²)となっています。

坪単価でいくと、約36万円ほどとなります。

しかし、、こんな値段で売る人はまずいません!!

今の現場の時価の感覚でいけば、軽く坪単価50万円はオーバーした価格での取引となるでしょうね。

ということで、、、実勢価格と地価公示には大きな乖離があることがほとんどです。

地価上昇期であれ下落期であれ、公的価格は実勢価格の動きに遅れる傾向があります。

公示地価などの公的価格は、土地価格そのものの目安というよりも、上昇あるいは下落の全体的な傾向をつかむための指標として考えたほうが分かりやすいでしょう。


いずれにしても、これから街全体として大きな公共開発が行わる宇都宮市では、来年以降も地価上昇の傾向が続くでしょう。

とくに、先行して工事が行わるJR宇都宮駅東側は来年以降、地価の上昇幅さらに拡大する可能性が高いと思われます。

公示地価の流れからしても、宇都宮市の限られたエリアは完全にデフレから脱却して、インフレに向かった見て良いでしょう。

不動産投資やマイホームを購入予定の皆さんにとっては、安心して買いに入れる局面になったのと同時に、人気エリアでは割安な物件を見つけるのが難しくなる局面でもあるでしょう。

逆に、開発が予定されているエリアに不動産を所有している皆さんにとっては、年々所有資産の価値が上昇してくるので、強気の交渉ができる局面です。


25年以上も続いた下落相場にもようやく終わりが見え始め、経済の局面が転換してきました。

若い世代はインフレを知らないので、年々上がり続ける地価に混乱することもあるかもしれないですね。

子供でもわかる、面白くて簡単に読める、経済学の世界的良書がありましたので、経済の転換点が気になる皆様は是非、一読を!



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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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