【行き場がないのに追い出される高齢者!?】家なき高齢者にならないためにもマイホームは必要か!?

2018年2月23日金曜日

宇都宮市でマイホームを 宇都宮市の賃貸ネタ 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

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以前も書きましたが、賃貸住宅を借りられずに、漂流してしまう高齢者が増えています!!(-_-;)

以前のエントリー→【シングル生活の老後はきびしい。。】高齢者が賃貸物件を探すのは困難な現実とは!?

先日、NHKのクロ現でも取り上げられていましたね。

思いがけない退去通知 あなたも住宅を追われる!?


(引用 https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4095/index.html)

番組の中で問題になっていたのは、家賃5万円未満の物件の減少傾向!

てか、、、宇都宮市内なんかでは当たり前のように5万円以下の物件が数多く供給されているので気にしてませんでしたが、全国的には減少傾向なのには驚かされました。

賃貸暮らしの高齢者の多くは、年金暮らしで高額の家賃を支払うのは難しい。

そこへ来て、借りられる予算の物件の減少!!(*_*)


まさに八方ふさがりの状態ですね。。。


確かに、アパートなんかが古くなったら、安くてもいいし、どんな方でもいいから住んでもらいたいって大家さんも確かにいるのはいるんですが。。。問題が起こりそうな人なら、断って空室のままでも良いと考える大家さんの方が圧倒的に多いんですよね。

人口減少と空き家の問題をステレオタイプに理解して【人口減少=家はあまる=住むところには困らない】と、勘違いしている人も多いですが現実はちょっと違います。


特に、賃貸物件の大家さんって、基本的には資産家のお金持ちなんです。

つまり、、大家さんの多くはお金に困ってないんです!!

だから、無理して、リスクのある入居者に物件を貸す必要性がないんです!!


身寄りもいない独居老人に家を貸すのは、大家さんにとっては非常にリスクが高い。

もらった家賃以上に、部屋の後始末にお金がかかる可能性も大いにある。


だったら、お断りして空室のままの方がいいと、考えるのは普通です。


その結果が番組で取り上げられたような、家が借りられずに漂流してしまうお年寄りです。

以前も書いたように、この問題はもっぱら行政の仕事で、民間の商取引で解決するのはなかなか難しいですね。

しかし!!

行政サイドも、将来の人口減少に備えて、公営住宅の数を抑制せざるを得ない事情もあるのです。


ということで!!

東京都ではいち早く、民間住宅を活用してこの問題に対応しようとしているようです。

「住宅弱者」も入居しやすく 都、3万戸登録へ (日本経済新聞)


(引用 https://www.nikkei.com/)

とても良い試みだと思いますね。

これだけ、民間の空き物件があるのに、わざわざ新規で公営住宅を作るより、既存の民間の賃貸物件を活用する方が効率が良いし、大家さんにもメリットがある。

行政がバックアップしてくれれば、大家さんも安心して高齢者を受け入れられますしね。


しかし。。。どこまでこの企画に大家さんサイドが乗るかは未知数です。


いくら、行政がバックアップしてくれたところで、独居老人が痴呆で問題を起こしたり、孤独死してしまい事故物件にでもなったらその後が大変です。

いくら行政でもそこまでの保証はできないしょう。


見守りなどの生活支援にも限界があると思います。

限られた予算の中で、利益を出そうと思ったら一人の担当者に数多くの入居者を管理させるしかありません。

それでは、とてもきめ細かな見守りなど不可能でしょう。

これから、福祉施設もパンク状態になるのは目に見えてますから、痴呆のお年寄りなんかのケアには非常に苦労すると思いますね。



と、、、暗い話が多くなったところで明るい話題も!!

実は、テクノロジーでこの漂流老人の問題が解決できる可能性が間近に迫っています。

それが、こちらの本に↓

エネルギーデジタル化で、独居老人の見守りの問題が解決できる可能性が!!


詳しいことを知りたい方は、是非本を読んでもらいたいのですが、簡単に言うと、もうすぐ各家庭にスマートメーターと呼ばれる次世代の電気メーターが設置される予定になってます。


『それがなんだって??』


これが、ただのデジタルメーターではないのです。

今は、検針員の方が人海戦術でおよそ月1回の頻度でメーターを確認していますが、もう検針員は必要なくなります。

各家庭すべての電気の使用状況が、一日2回自動で送信されるようになる見込みなのです。


その結果、各家庭の電気の利用状況をリアルタイムで把握できるようになります!

つまり、電気の使用状況から、独居老人の異常をすぐに検知できるようになるのです!

しかも、電気の利用状況の履歴を精密に分析できるようになるので、些細な変化でもすぐに異常を感知できる優れものなのです!!


テクノロジーの進歩で、人間社会はもっともっと便利に幸福に暮らせる社会になるのだけは間違いないでしょう。


しかし! そうは言っても、

独り身で高齢になればなるほど、賃貸住居の選択権がなくなるのも事実です!

つまり、住みたいところに住めなくなってしまう可能性が出てきます。


そう考えると独り身でも、ある程度の段階でマイホームを手に入れて将来に備えるのが、今のところは賢明な判断になるでしょうね。


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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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