(引用 http://business.newsln.jp/news/201612130559450000.html)
Google: 完全自動運転型の自動運転車の開発を事実上の断念(business.newsline)
ここ最近、大手IT企業がハード部門から撤退するニュースが相次いていますね。。。
仮想空間と現実空間の違いは大きいのでしょう。
Googleが開発していた車は、IT企業だけあって、ハンドルもブレーキもない完全自動運転車。
免許のない子供でも通学するのに、使えるような夢の車の開発だったので残念です。(T_T)
結局、今の大手自動車メーカー中心の開発に、自動運転車の分野も大きく舵を切ったことになります。
つまり、運転席のない車の開発は当分、先送りされてしまうことになります。
自動運転車メーカーは車を売ってなんぼ!
完全自動運転車が普及する世界では、カーシェアが急速に普及することが予想されていたので、自動車メーカーにとっては死活問題でしたからね。
政府目標レベル4の完全自動運転車は2020年、東京オリンピックに併せて、国としても力を入れて開発を推進していますが、Googleの撤退で、夢の世界へはもう10年ほど時間がかかるのではないでしょうか。
さてさて、完全自動運転車の完成までまだまだ時間がかかるのはしょうが、不動産業界にいる私としては、自動運転車メーカーの方同様に、ある意味ホッとしているのも事実。
完全自動運転車+カーシェア の社会では、マイカーの必要性が大きく低下して、今の3割ほどの需要しかなくなると予想されています。
つまり、道路から7割ほどの車がいなくなる。
この影響は、自動車メーカーだけでなく、不動産にも及ぶのです!!
なんせ、世の中にある駐車場の7割が不要になってしまうんですから!
これによって、土地の需要が急減するのは必然で、その結果土地の価値が暴落してしまう。
そもそも、なぜカーシェアが進むかといえば、車の稼働時間は平均で5%ほどと言われていていて、ほとんど駐車場に停まったままだからです。
そこが、土地を持っている地主さんにとっては美味しいところ!
しかし、カーシェアで駐車場に停まっている車を減らされたら、地主さんは泣きです。(T_T)
今、駐車場を経営しているオーナーさん達は、何か別の事をして、土地の有効活用をしないといけない。。
しかし土地そのものを利用する大きな需要が急減する中で、業態転換ができるオーナーは限られ、地価の急落は避けられないでしょう。
そんな未来が、そこまできてるのか!?っと感じさせてた、Googleでしたが、まさかの撤退。
自動車メーカー中心の自動運転車の開発では、急速なカーシェア社会を目指さないと予想できるので、しばらく駐車場経営をしている地主さんも安堵していることでしょう。
テクノロジーが与える影響は、すべての産業に及びますが、、そんなことを意識している不動産業者は少ないような。。。
なんせ、いまだに通信手段の中心がガラケー&Faxな世界ですからね。。。www
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