整備新幹線の未開通エリアへの開発に、ネガティブな反応を示す方が多いのにも驚かされます!
私は、新幹線もLRTも高速道路もどんどんやるべきだと考えます。
なにせ今は、マイナス金利!お金を借りたらボーナスが貰える!
国は必要な事業に積極的に投資できる絶好の機会です。
更に、まだデフレが続いている。。。
社会みんなが節約、節約で。。一体だれがお金を使うのでしょうか??
だれかが需要を作らなければ、どうやってみんなの懐にお金がまわってくるのでしょうか??
将来不安でお金を使えないなら、使いたくなる状態を作るのが政府の仕事でしょう。
「人口が~需要が~」の反対論者は『木を見て森を見ず』の視点しかないのが残念です。
将来への投資を怠り、『自分だけ良ければ良い!』と感じてしまうのは私だけでしょうか。
このまま投資をしないで先の世代には滅びろと!?
LRTや新幹線の整備自体が「需要」です。
交通機関で地域と地域を結びつけることで、新たな「追加的需要」が生まれます。
新幹線の開通で、宇都宮から北海道に行く人は確実に増加したでしょう。
逆もまた、しかり。
こういった公共事業の話でいつも思うのが。。
何でも反対する人は、お金は蒸発しないってことを理解していないのではと感じてしまいます。
例えば、宇都宮市がLRTの開発で500億円使ったら。。
その500億円が蒸発してしまうかのように考えます。(不採算になったりとか考えるのかな??)
でも。。考えてみてください。
その500億円がどこにいくの?
使ったお金は必ず誰かの懐に入ります、蒸発はしません!
つまり、誰かの支出は誰かの収入!
宇都宮市が仕事を発注したら→その先の建築会社にお金が行って→従業員に給料が支払われて→その人達が消費をして→また受け取った誰かの収入になって→またその人達がお金をつかう→
と常に、お金はグルグル回ります。金は天下の回り物!ってやつですね。
この循環が良ければ、みんなハッピーです♪
でも。。途中でお金を溜め込んでしまう人がいるとお金の流れる量が減ってみんな苦しむ。。
日本は需要創出を否定し、結果的にデフレが深刻化している。
その結果、さらなる、負け犬根性に染まるという悪循環が続いています。
誰かが溜め込んだ分は、誰かが使わないとみんな苦しみます。
人口減少、少子高齢化していても。。感情論に流されず、冷静な視点が必要です。
まず、人口減少についてですが、人口が減る!と言っても。。
人口減少のペースは年間20万人台で、割合で言うと、総人口の0.2%程度なのです。
この流れで起こる、不動産市場での変化は、郊外の過疎が進み、若者がどんどん都市部へ移動していくことでしょう。
それにより、ゆっくりと郊外が衰退して、都市部へ人が戻る逆ドーナツ化減少が起こること。
つまり、都市部はこの人口減少のペースではまだまだ人口も世帯数も増加してしまう。
事実、データから見れば、宇都宮市も2030年くらいまでは世帯数が増加すると予想されます。
過去のブログ→
【データに注目!】宇都宮市の人口・世帯数から不動産市況の今後を考える!!
そう考えると、人が集まる、極と極を結ぶ交通機関が非常に重要になります。
人が減っても、新幹線が日本全国くまなく通れば、日本がどんどん小さくなる。
人々の循環が良くなり、お金も循環して、新幹線は日本人の所得をどんどん大きくすることでしょう。
宇都宮市もLRTで市内がどんどん小さくなり、今よりもっと地域でお金が回り、豊かになる!
必要な公共投資は、必ず未来を明るくします!
そうはいっても採算が?という人には!
なぜ田舎の高速はガラガラなのでしょうか?
有料だからです。
無料にすれば、急激に増えます。
とある地方で、期間限定で無料になった自動車専用道がありましたが、無料期間中は混雑していました。
今まで、1時間かかっていたところが、45分で到着する。=生産性の向上です!
インフラで採算性を言うのはおかしいです。
高速道路の採算を言うのに、普通の国道の採算性は言わない。
普通の国道は「無料」ですから、採算性を言えば赤字でしょう。
そもそも高速道路は本来、無料化されるのが前提でしたしね。。。
高速を無料にすると混むから、反対だというのは、逆に需要は十分あった。
高速道路が足りないのだ、という証明になります。
採算、採算って、民間会社病に公共機関がなっているは、日本の劣化です。
公共交通や高速道路をどんどん整備して、地域の発展を促すべきではないでしょうか。
それと一緒で、国の借金についての議論がミスリードされてて驚きます。
借金1000兆円って、誰が貸したの??
日本国民です!(債権者です。)
国の借金が増えると、必ず国民の資産が同じ額だけ増えるという不都合な真実!
私がオーナーの会社に私個人がお金を貸した場合に破綻するでしょうか。。
個人と法人をお金がいったり来たりで、グルグル回るだけ。
そんなことわかっているから、銀行は中小企業にお金を貸す時には必ず、社長さん個人に債務保証をさせます!
本来は有限責任の法人に、オーナー個人でも保証させる。。
およそ株式会社の仕組みとは反する融資制度が未だに続いてるのが日本の現実です。
更に、国には資産が700兆円ほどあるといわれているのに。。
なぜ借金の総額だけが議論に??
まずたくさんある資産を整理しては??
借金を減らすなら、増税するよりも先に、持っている資産を処分するべきでは。
差し引き300兆円どうする?って議論ならまだわかりますけど。。汗
デフレ不況に陥り20年も経てば、もはや経済成長しない感覚になってしまうのも当然ですが。。
それをマスコミが煽り立てれば尚更でしょう。
人口が減っても、一人あたりの生産性が向上すれば、生活は必ず豊かになります。
負け犬根性で内にこもるより、将来に積極的になれるマインドが今は必要ではないでしょうか。
★荻原功太朗の業務について★
私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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