宇都宮市、芳賀町及び宇都宮ライトレール株式会社申請の軌道運送高度化実施計画の認定について
マスコミ各社からも報道されています。
正式に認定されたのは、JR宇都宮駅東口からの14.6キロの区間です。
早く、駅西側までのすべての計画区間で、着工が開始されることが期待されます。
さて、これからLRT事業の工事が着工されていきますが、それによって宇都宮市はどう変わっていくのでしょうか??
まず、国と宇都宮市合わせて、駅東区間の整備で458億円と試算されています。
更に、西側の整備も合わせると500億円を超える大きな投資が街に行われることになります。
需要不足の日本において、公共交通への投資効果は非常に大きいです!
東京の地価がなぜ上がり続けると思いますか??
それは常に新規の開発投資が行われているからです。
街の価値は、開発投資しないと落ちるだけです!!
当たり前ですが、家の前に駅が新設されれば、家の価値は上がります。
同様に、家の前にショッピングモールができても家の価値は上がります。
あれだけ便利な東京でも公共交通への投資を促進し、50年前と比べて駅の数がかなり増えているのです。
駅の数が増えれば、それに応じて不動産の価値も上がります。
そして、公共交通の整備と一緒に不動産の開発も行われます。
交通投資を行う→便利になる→地価が上がる→不動産開発が行われる→便利になる→住民が増える→地価が上がる→税収が増える
こうした、投資循環が繰り返されることによって首都圏は勝ち組としての地位を維持しています。
人口減少、縮小社会に突入する日本では、これから街と街の競争が本格化します!
競争力のない街からは住民が逃げて、運営が困難になります。
福祉や住民サービスも維持できなくなります。
変化を嫌う高齢者は、不便になっても転居する方が少ないでしょうが、若い人たちは不便な所からは進んで転居します。
そのため、これから競争力のない場所は、急速に高齢化が進みます。
若者から支持されない街は、遅かれ早かれ消滅してしまうのが現実です!
LRT事業に反対する若者は少数派です。
ということは、LRT事業の推進は街が生き残るために必要不可欠な事業であったということです。
宇都宮市の発展は高齢者を含め、ここに住むすべての人に恩恵があります。
街の発展には変化が欠かせません。
街のマインド大きく変える、LRT事業はこの街を大きく成長させるでしょう。
投資という観点からは、国から半分お金を出してもらえるのも大きいです。
さらに、宇都宮市外からの民間投資も大きく増えていくことが予想されます。
大きな投資循環が生まれて、これから街は大きく生まれ変わるでしょう。
宇都宮市に住む、住人の一人として本当にわくわく楽しみにしています。
それと!
LRTの整備にともなって、
すべての公共交通でスイカなどのICカードを使えるようになるのも見逃せない大きな変化です!
運賃を確認しなくても公共交通を便利に使えるようになり、バスの利用を増やす機会にもつながります。
商業施設もICカードを利用できる施設が増えて、カード一枚、携帯だけで暮らせる、便利な環境が広がっていくでしょう。
また、観光客の移動も増えて、今まで以上にお金を使ってもらえる機会が増えることになります。
今後、民間の不動産開発の中心は、LRTの路線を軸に行われていくことが予想されます。
LRTの駅周辺は、開発が急速に進んで地価が上昇していくことでしょう。
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