【不動産業はまだまだアナログ全盛期!?】アナログが最強になってしまう理由とは!?

2016年9月27日火曜日

不動産ビジネスあれこれ

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いつもスタッフの皆様に任せている、物件のレインズ登録(業者間ネットワークへの物件登録)を久しぶりに自分でしてみたら。。


相変わらずのアナログぶりにびっくり!

不動産業者間は基本的にこのレインズを使って、情報のやり取りしております。





そのレインズ、他者の情報を閲覧できたり、図面もPDFで閲覧できて印刷もできる仕組みになっています。


今日は登録なので、自分で作ったPDFの資料を当たり前にアップロードしようとしたら。。。





できない。。。







『なんで??

PDFの資料は見られるのにアップロードはできない??』





よくよくきいてみたら、JPEGファイルしかアップできない仕組みのようで。。しかも1MB以内!


それをJPEG→PDFにする仕組みのようです。。






今時、JPEGで巨大な画像として、資料を作る会社がどれだけあるのだろうか。。。汗






仕方がないので、PDFで作られた物件案内図をいったんJPEGで書き出して、再度アップロード。








そして、無事登録完了!








確認してみたら、物件資料がPDFで無事に表示されました。。。(最初からPDFでしたが。。)




『今時、なんてアナログな仕組みなんだろう。。。』


最初から、PDFでもJPEGでもGIFでもPNGでも、送れるようになってたらいいのに。






不動産業界は、世の中がテックテックと騒いでいても、まだまだこのレベルです。。。



このような状況は、IT戦士達からみれば、美味しそうなフロンティアに見えるのでしょうね。






しかし!


逆にいうと、アナログを最大に活かしている泥臭い業界でもあるのです!



世間の常識とは逆に考えて、アナログって本当に不便なのでしょうか??








弊社は業界でもIT化を進めている方ですので、基本的な情報のやり取りはすべて、メールか電話になっています。





しかし、不動産業界全体はまだまだFAXが主流なのです。






では、なぜいつまでもFAXなのでしょうか。







それは!最速だからです!


ファックスは数字のみ打ち込めば誰でも簡単に送信可能。

至ってシンプル!そして早い!






キーワードはスピードです!



不動産業は情報産業なので、いかに早く必要な情報を届けるかが価値につながります。



一見、時代遅れに見えますが。。



メールはFAXのシンプルさを超えられない=メールよりFAXのが早い







必要な情報は少なくていいから、できるだけ早く伝える!







ここが商売していく上で重要なので、メールを使う必要性がないと感じてしまっているのでしょう。






基本的に不動産屋のおっちゃん達は面倒くさがりなのです。。


メールアドレスを登録しておいて、PCを立ち上げて、メールで資料を送信。


今の感覚ではこの当たり前の仕事が!






彼らにとってはメールなんかより、早くてシンプルなFAXの方が断然スマートなのです。




どこかのIT戦士が新しいスマートFAXでも開発してくれると助かるのですが。。







不動産テックを一生懸命やるより、スマートFAXでも開発した方が、よっぽど不動産業界を破壊できると思いますね。。(笑)






関連記事リンク→

【不動産テックはなぜスケールしないのか!?】ガラケーFAXおじいちゃんとIT戦士の戦いの行方とは!?


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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。速読を使いこなし、年間200冊以上を読書する活字大好き人間です。

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