【不動産テックはなぜスケールしないのか!?】ガラケーFAXおじいちゃんとIT戦士の戦いの行方とは!?

2016年9月13日火曜日

不動産ビジネスあれこれ

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最近、なにかと話題の【テック】ビジネスですが。。


皆様、不動産テックという言葉をご存知ですか?





不動産テックとは?


不動産テック(リアルエステートテック、Real Estate Tech)とはテクノロジーの力によって、不動産売買、賃貸、投資の新しい仕組みを生み出したり、従来の商慣習を変えようという取り組みのこと。

と、ウィキペディアでは解説されております。



簡単にいうと、

「ITを使ってこれまで常識とされてきた不動産の仕事を破壊すこと」になります。




なぜ今の不動産業界の仕組みを破壊する必要があるのか?




それは、不動産業が消費者と事業者の情報格差によって商売が成り立つことから、

ITを使いこの仕組を破壊すれば『正しき不動産世界』を作れると考えられているからでしょう。



そこに目をつけたIT戦士達がこの仕組を変えようと試みているようですが。。

現在のところ、不動産テックのチャレンジは、ほとんどが失敗に終わっているといっていいでしょう。





先日、このブログでも紹介したヤフー+ソニー不動産もそうですが、不動産テックはなぜスケールしないのか?

【ヤフー+ソニー不動産が残念な結果に!】不動産業界に風穴は開かないのか!?




不動産業界には、まだガラケーとFAXだけで戦う『不動産おじいちゃん』が沢山います。


つまり、ITがなくてもまだ充分稼げる環境が不動産業界にはあるのです。





IT戦士はそこにチャンスあり!と、不動産テックで果敢に挑んでいくのですが。。



結果は、ほぼ惨敗。。







理想は立派なのですが、発想の出どころが問題です。






それは、



「正しい不動産世界」や「不動産業界の革命」が、


すべていま持たざる者の発想から来ているということ。



日本では不動産と金融資産の7割ほどを、60歳以上の方が保有していると言われています。

つまり、大金が動くマーケットの中心にいるのは常に60歳オーバーの皆様。



その方達がスマホを駆使して、『正しい不動産世界』に飛び込んで行くのでしょうか??





遠くない将来、不動産テック関係者が予言する世界は必ず出現すると思いますが。。



但し、それは国内不動産の50%以上を保有する65歳以上にくっついているブローカーと税理士が前線からいなくなるスケジュールに比例して起こる変化だと考えられます。




高齢になればなるほど、変化に抵抗するのが人間です!

持たざるものは、コツコツ積み上げて、ゆっくり変化を起こすしかないのが現実でしょうね。




不動産テックで一気にぶっちぎり!

みたいな夢を描いたIT戦士が次々倒れていく中で。。




パソコンからPDFをプリントできないおじいちゃん達が、

不動産流通を支配しているのが現実です。(笑)


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