【不動産仲介業は美味しい仕事!?】宇都宮市で巨大企業が続々仲介業に参入する理由とは!?

2016年9月16日金曜日

宇都宮市の不動産と街の動向

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ここ数年、宇都宮市にて新規で不動産仲介業に参入する大手企業が続々と増えました。


典型的な地方都市の宇都宮。





そこに、大手企業とは言っても不動産仲介業に縁のない企業が続々新規参入。

住宅メーカーや分譲マンションのデベロッパーも仲介業に続々参入。





最近、事務所の近くにある、Y電気までが、不動産仲介業をやるようで。。


もはやY電気は何屋さんだかわかりません。。(笑)






今までは、中小の不動産仲介業者のみで細々とマーケットをシェアしていたのには理由があります。



首都圏との微妙な距離で大手の不動産仲介業者は、

マーケットがニッチで(儲からない)進出してないような、

ミクロなゾーンだったのです。







大手の仲介業者、三井の○○とか住◯不動産とかが、支店を置かない時点でちっとも美味しくないマーケットであるとわかりそうなものですが。。





それでも、新規で参入する大企業。






美味しいマーケットの首都園では既存の大手にボコボコにされてしまうのが目に見えていて、参入できず。。。


『地方都市くらいなら、中小企業しかいないから勝てるだろう。』


くらいの考えなのでしょうか。






そんな疑問を、大手ハウスメーカーのお偉いさんに、会う機会があったので、率直にきいてみたら。



私:『どうして、たいして儲からない、宇都宮の不動産仲介業に参入するのですか??』


お偉いさん:『だって。。家が売れないんだもん。。。』



私:『。。。。。』






人口減少で縮小する日本のマーケット。


今いる従業員を遊ばせとくこともできないので、大して儲からないとわかっていても新規で不動産仲介業に参加しないといけない事情があるようです。






私がこのブログでよく書いているように。。



『競争』の激しい世界では。。誰も儲かりません。。


儲けのキーワードは常に『独占』だけです。






みんなが同じような事をしていては、最後は熾烈な価格競争になり業界すべてが泣きをみるだけです。





独占商売の都市ガス会社や、限られた電波を独占しているテレビ局などは『独占』があるから殿様商売ができるのです。







日本全国、すべての右肩下がりの産業はこれから痛烈な過当競争を強いられるのは必須でしょう。



このような状態では、いくら政府がサラリーマンの賃金を上げようと努力してもなかなか難しいのが容易に想像できます。








とある、大手ハウスメーカーが販売中の10区画ある分譲地では。。。




なんと!


8区画で、そこのハウスメーカーの社員が家を建てたとのこと。。

(売れないので社員が家を買っているようです。)




もはや、住宅や不動産マーケットでは本格的な企業淘汰の時代が来たのを実感しています。






不動産の価値も2極化、仕事の依頼を受けられる業者も2極化が鮮明になってきております。


これから10年で、不動産業者の数は、今の半分くらいになっていくのは確実でしょう。

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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

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