それは??
『時間』です!
なぜでしょうか??
不動産の取引価格は、一物百価といわれる、経済学がまったく通用しない領域になります!
経済学では一物一価の法則というのが有りまして、
例えば、駅の西口の店できゅうり一個100円、東口の店では200円だったとします。
西口の店ではきゅうりがたくさん売れ、きゅうり不足になります。
そうなると値段は上がります。逆に、東口では大量に売れ残り値下げが必至となります。
最終的には、きゅうりの値段はおのずと両者の中間の150円あたりで均衡することになるでしょう。
自由競争市場では、同一の財は最終的に同じ価格になります。
という、理屈になるのですが。。。
同じものが2つと存在しない不動産の現場では。。。
この理論はまったく通用しないのです!!
例えば、あなたが急に両親の面倒を見ないといけないことになり、実家の隣にあった100坪の空き地ををどうしても今すぐ欲しい場合。
その土地の相場は一坪10万円だとして、1000万円が妥当な取引価格になりますが、
土地の所有者は『今』売りたくない vs あなた『今』買いたい
こうなると、経済学上の合理的な一物一価の法則はほとんど意味をなさないのです!
『今』売りたくない地主は相場の倍の2000万円なら売ってもいいと考え
『今』欲しいあなたは相場の倍の2000万円でも欲しいと考えて 取引成立!
こんなことはよくあります!
つまり、
売主さん買主さんの力関係を決めるのは『時間』なのです!
先ほどのケースの逆のパターンを考えてみましょう。
例えば、
地主さんに相続が発生して土地を処分してすぐに相続税の支払いが必要な場合。。
地主さんに相続が発生して土地を処分してすぐに相続税の支払いが必要な場合。。
土地を売却して3ヶ月以内に現金化しないといけない地主さん。
一方、あなたは両親の近くに住んで面倒をみたいと考えていたが『今』ではない。
『今』売りたい地主さん vs 『今』欲しくない買主さん
『今』すぐ売りたい地主さんは相場の半値の500万円ならすぐに現金化したい
『今』欲しくないあなたは相場の半値の500万円なら買ってもいい 取引成立!
常に、時間がある方が取引を有利に行えることがわかると思います。
一般の皆様が不動産売買をする場合は、時間的な余裕がない場合がほとんどです。
子供が4月から入学・急に転勤が決まった・・・などなど
時間が限られていればいるほど取引が不利なるのが不動産売買!
時間が限られていればいるほど取引が不利なるのが不動産売買!
できるだけ時間に余裕を持って満足できる取引を行いたいものですね。
★荻原功太朗の業務について★
私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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