LRTの試運転が開始され、運行本数も増え、街中で目にする機会も増えました。
弊社の周辺でも、ちょくちょく見かけるように!
長年LRT開通をこのブログで再三応援し、運行の様子を間近に見れるようになったことは感無量です!😭
街の風景が全く別物に変わったのを実感します。
北関東3県は首都圏の外縁部にあたり、どうしても都心カーストの下層部として扱われ、意図的ともいえるネガティブイメージ操作の対象になりやすいのです。
どのような基準で順位付けされてるかも明確でない一民間企業の調査で、北関東3県は常に地域の魅力度がワーストランクされているのが当たり前になっています。
そんな状況もある意味では注目度を浴びて、うまくPRに活かせるのですが、地域がけなされるような状況は、正直そこに生活する人々にとっていい気分ではないです。
JR宇都宮駅は再開発が行われる前は、駅前景観の悪い場所としてワーストランキング入りしていました。
しかし、東口はLRTも乗り入れ、駅前の再開発も進み、景色は一変。
北関東最大の都市として宇都宮市の魅力が上がることは、長年ネガティブイメージを植え付けられていた北関東全体に大きなプラスイメージを与えることになるでしょう。
街の魅力や活気を感じる大きなポイントが人の流れです。
渋谷のスクランブル交差点が観光地として外国人に人気があることからも、人が流れているところは活気や魅力を感じますよね。
北関東3県は全国トップ3のマイカー所有率なんです!
逆に首都圏や大阪を初め、大都市圏は公共交通が十分に整備されていることもあり、マイカー所有率は低いです。
つまり、人口が多いのに公共交通が整備が不十分な北関東3県は、街を歩く人が圧倒的に少ないのです。
その結果、街が散り散りにスポンジ化してしまい、サビレた印象を与えやすくなっているのです。
実際、マイカー所有率の低位トップ5の魅力度ランキングは、
1位 東京 → 魅力度4位
2位 大阪 → 魅力度5位
3位 神奈川 → 魅力度6位
4位 京都 → 魅力度2位
5位 兵庫 → 魅力度11位
このように相関関係が著しいのです!
街に人があふれ、活気ある場所が魅力的だと感じるのは明らかです。
しかも、マイカー所有率低位の場所ほど公共交通が便利で、観光客も誘致しやすい。
わざわざレンタカーを借りなくても、公共交通で便利に街中移動できれば、訪れた場所の魅力を存分に味わえますからね。
その結果、訪れた場所の印象が良くなるは当然でしょう。
今までの宇都宮市での移動を考えたら、仕事ならレンタカーを借りるのが必須ですし、観光ならマイカーを使って来るか、電車なら駅周辺を歩ける範囲でウロウロするくらいの方がほとんどでしょう。
そんな状況で新たに開通するLRT。
街に人の流れを変える起爆剤になるのは間違いありません。
LRTが開業したら、利用者は当然徒歩で停留所まで移動しますから、街を歩く人が増えます。
人の流れが増えることで、飲食店や小売業の路面店の出店も促されます。
そうなることで、さらに人の流れが増える。
そうやって、徐々にLRT沿線に経済の好循環が起こることになるでしょう。
『LRT沿線に人が歩いていないのに利用者はいるの?』
そんな心配はそもそも間違いです。
マイカーや自転車で移動していた人の一部でもLRTを使いだしたら、びっくりするほど人が沿線周辺を歩くようになり、いきなり活気を感じることになるでしょう。
そもそも、移動手段のほとんどがマイカーまたは自転車でしたから、歩いている人はほとんどいなかったのです。
LRTができたことで、マイカーや自転車を使っていた人が徒歩+LRTとなるので、街の風景が一変することになります。
また、観光客やビジネスで来訪している方々もLRTを利用して移動することになりますから、なおさら沿線周辺は人の流れが増えることになります。
西口と比べて、東口の大通りに人の流れが少なかったのは公共交通がほとんど整備されていなかったことが大きかったのを実感すると思います。
JR宇都宮駅から中心市街地をつなぐ大通りは3分間隔くらいで凄まじい数の路線バスが運行されていますから、人の流れが起きやすいのです。
写真を見ればわかるように、LRTがあることそのもので街の景色が一変します!
先進的でスマートな街として、宇都宮市のイメージはこれから急速に向上することになるのは間違いないでしょう。
まだまだ、沿線は飲食店なども少なくビジネスチャンスも多々あることが見逃されているのも注目です。
駐車場がない店舗でもLRTの停留所が近ければ、うまく運用できるチャンスもふえるでしょう。
LRT開業後の街の変化が楽しみです😆🙌
★荻原功太朗の業務について★
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