私が幼少の頃、宇都宮市の中心市街地はデパートがたくさんあり、映画館も都心部にしかなく、街は人で溢れ、活気に満ち溢れていました。
しかし時代は変わり、全国的に地方都市における中心市街地の活性化は課題が多いのが現状です。
マイカーの普及と大店法の改正により、郊外に次々に大型商業施設がオープンした影響が大きいです。
宇都宮市も例外なく、この影響を受け、中心市街地ここ20年ほどで様変わりしました。
デパートの撤退が相次ぎ、物販店もと映画館が続々閉店。
空洞化が進み、人の流れが大きく変わり、街のシンボルでもあるオリオン通りの空き店舗が目立ち、中心市街地は最悪の状況だったのは記憶に新しいところです。
しかし!オリオン通りも、変化が進み、もはや昔の面影もなく、夜を中心に食べる遊ぶ商店街に変化し再び活気が戻っています!
街のみんなの思いが強い場所だけあり、活気が戻ったことは大変うれしいです。(*´∀`*)
そんなか、オリオン通りの大型パチンコ店跡地に、新たな屋内型の屋台村が今年、2023年4月にオープンするもようです!
オリオン通りに屋内型の屋台村、来年4月オープンへ 22店舗、イベント開催も(下野新聞)
屋内にに22区画(約460席)を設ける大型飲食施設になるようです。(^.^)
コンカフェなどの出店も相次いでいるようで、エンターテイメントの遊べるスペースも増えています。
(コンカフェは2000年代から流行したメイドカフェが代表的。近年では、巫女(みこ)や忍者、妖怪などさまざまなコンセプトの店が生まれ、非日常感を売りにしています。)
オリオン通り周辺に続々出店 メイドやアイドルが接客「コンカフェ」とは(下野新聞)
キャバクラなどが多い歓楽街を避けているとのことですが、、
今の流れを見ていると、オリオン通りの歓楽街化は避けて通れないのかもしません。
周辺の住民に配慮する姿勢も出店者の皆様にはお願いしたいところです。
以前からこのブログでも書いているように、中心市街地では「住」にも大きな変化が起こっています。
分譲マンションの建設が相次ぎ、遊びに行く街から住む街への変化も進んでいます。
現在も、パルコ跡地周辺に2つの分譲予定のマンションが建設されています。
双方とも、ここ最近宇都宮市に進出してきた大手分譲会社の「野村不動産」と「長谷工」のブランドマンションになります。
今後も高齢化の進展に伴い、利便性の高い都心部の分譲マンション需要は堅調に推移すると思われます。
しかしながら、、二荒山神社前パルコ跡地の再開発目処が立ってないのがなんとも悲しいところです。(T_T)
パルコ閉店から3年、どうしたら宇都宮中心市街地はにぎわうか(下野新聞)
今年8月には街の東側にLRTが開通します。
西側計画部分もようやく動き出したことから、早期に中心市街地までを結ぶ着工に入ることが期待されます。
LRTで街の東西が結ばれるとことで、中心市街地のポテンシャルは大変革を遂げるのは間違いないでしょう。
LRTが中心市街地と結ばれることで、マイカー要らずの、生活圏が完結できることになりますからね。
栃木県や宇都宮市の計画からもそのような方向性が垣間見えます。
市内に点在した公共施設を中心市街地に集結させる要望も高まっています。
街の象徴でもあるパルコ跡地の再開発が決まれば、新たな宇都宮市の全貌が見えてくるのではないでしょうか。
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