宇都宮市の東側でまもなく開業するLRT(次世代型路面電車)。
LRT沿線で核となるゾーンの一つが、ベルモール周辺なのは一目瞭然です。
商業施設、映画館、温泉、フィットネスと巨大な街と公共交通が直結することになりますから、地元民以外の観光客の皆さんもベルモール周辺を訪れる機会は増えることになるでしょう。
ベルモールの魅力はなんといっても、5000台以上ある巨大な無料駐車場です!
平置きで停めやすく、入出庫もたくさんの出入り口があるので、マイカー利用の数多くの人の流れをスムーズにさばくことができる設計になっています。
ここ最近はLRT着工開始のタイミングから地価も大きく上昇しています。
売り物の少なく、公示地価よりも実売レートはかなり強気の相場感となっています。
LRT開業に伴い、なんと、、ベルモールの巨大駐車場が6月1日より有料となりました!
いきなり有料というわけでなく、3時間までの駐車は無料で、施設の利用状況や購入金額に応じて無料の時間を増やす仕組みとなっています。
長時間の無断駐車対策として導入する目的のようです。
LRTが開通することで当然考えられるのが、ベルモールの駐車場にマイカーを停めてそこから遠方へのお出かけです。
何時間停めても無料であればJR宇都宮駅に直結しますから、マイカーでベルモールに行き、LRTに乗り換えて旅行に行ったりするユーザーも当然想定されます。
そうなると、施設を利用しようと訪れたマイカーユーザーに不便な状況となり、営業的にもマイナスですからベルモール側の有料化の対応も致し方ないことでしょう。
しかし、、
街づくりとして、マイカー含めた交通機関の連携を考える上では、ベルモールの駐車場が無料のままであった方が、LRTやバス等の公共交通の利用頻度も上がり、利便性も向上します。
LRTやバス等の公共交通を利用した場合も長時間の無料駐車サービスを宇都宮市が負担するなどして、通勤や旅行等にも公共交通を積極的に使ってもらえるような施策が期待されるところです。
もしくは、ベルモールで月極利用契約等の利用し放題の料金形態ができれば、ホンダや清原工業団地に通勤する人たちを日々モールのお客さんとしても取り込めると思いますので、ぜひ検討してもらいたいです。
要所要所にトランジットセンターとして、マイカーからLRTに乗り換えられる中継地点が設けられることになりますが、やっぱりベルモールなら買い物ついでにそのまま中心市街地へ😆
そんな利用方法も想定できますから行政の支援も含め、公共交通を使うなら駐車場もできるだけ無料で使える仕組みも用意してもらいたいところです。
いずれにしてもLRT開業に伴い、マイカーと公共交通のスムーズな連携ができる仕掛け作りを自治体含めた関係者皆様で試行錯誤してもらいたいですね。
★荻原功太朗の業務について★
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