アメリカ発の会員制倉庫型量販店である人気のCOSTCO(コストコ)が、いよいよ2022年夏に宇都宮市のすぐとなりの壬生町にOPENします。
以前、鹿沼市に進出との噂もあったのですが、地権者との折り合いが合わずに出店をみわせた経緯もあり、待ちに待った人気店の開業になります!
出店地は、県道に面し、南側を北関東自動車道が走る壬生インターチェンジと、2022年度末完成予定の下野スマートICのほぼ中間に位置し、町外、県外からの買い物客の利便性も高い場所となります。
コストコは、テレビのバラエティ番組などでもよく紹介されているように、量販店としてのプライスも魅力ですが圧倒されるのは販売単位のボリュームと、店舗の広さです。
また取り扱い品目の多さも魅力で、生鮮食料品などはもちろん家電や衣料、工具など幅広く取り扱っており店舗の広さも相まって、使いこなしていると自覚できるまで相応の時間が必要です。
もともとコストコは、アメリカ、ワシントン州に本社が置かれている海外資本の会社で、現在は8ヶ国に渡り会員制倉庫型卸売小売チェーンという特殊な店舗展開をおこなっています。
まず会員制倉庫型と銘打っているとおり、コストコは会員制の店です。
ですから利用するには年会費を支払い、会員になっていなければ利用ができません。
もっとも会員と同伴であれば大人2名まではビジター利用できますので、中の良い3人組の奥様ですと、1名だけが会員になり、残る二人は常に同伴で買い物にいくなんて節約型の利用者も結構、いるみたいです。
コストコの名前の由来は、代価や費用を意味する「cost」と会社や株式会社を意味する「corporation」を短縮した「co」をつなぎ合わせたもの。
つまりコスト+コーポ=コストコなんですね。
もう一つの特徴が、商品を大型の倉庫に並べて販売することで、管理や陳列にかかるコストなどを抑え、低価格で販売するというコンセプトで、ほとんど卸売市場の様相です。
写真_COSTCO公式ホームページ掲載商品より転用
それもそのはずで店内は日本全国どこでもアメリカ店舗スタイルそのまま、日本発祥の店の感覚と違う部分が多く、ホームセンターにイメージの近い体育館のような倉庫に、天井まで届くスチール製の棚が組まれ、棚にはうず高く箱入りのままビニール袋で梱包された商品が積まれています。
通路の両サイドを、そのようなスチール棚に囲まれた迷路をイメージすればよいでしょう。
本当は、ネットで流出している店内の写真を掲載したかったのですが、コストコは原則「店内写真撮影禁止!」
なのに何故、ネットに写真が流れているかというと、こっそり撮影したものが出回っていいるからのようです(堂々と店内を写真撮影しようとしたら、必ず店員さんに注意されます)
もっとも文字だけでは店内イメージがつかみにくいかたは、あくまでも自己責任で「コストコ・写真」などでインターネット検索していただけれ、すぐに見つかると思います。
そのような倉庫型で会員制が特徴のコストコですが、先程、天井まで商品が積まれた広い迷路のような店内は、慣れていなければ圧倒されるばかりで効率的に買い物なんてできません。
それ以前に迷子になります。
そこで、別店舗ではありますが実はコストコヘビーユーザーの私が「効率の良いコストコの利用方法」をレクチャーいたします。
といっても難しいものではありません。
下記に記載した利用方法を念頭に置けば、楽しく利用して快適にお買い物が出来るでしょう。
①メルマガやオンラインサイトは必ず確認してから利用すべし!
あまりにの店内が広く豊富な商品があるおかげで、コストコ初心者は安さと面白さ、商品ボリュームに圧倒され「爆買」する傾向があります。
私も初めてコストコに行ったときに、なぜだかマスタードを大量に買い込み2年たっても使い切れずに結局、捨ててしまった(マスタードだけではないのですが………)ことがあります。
これぞコストコ・マジック。
梱包方式ですと本当に自分が必要な数量を見誤る多いので注意が必要です。
余計なものは買わない(もしくは同伴者と分ける)などの心構えが大切です。
②店内配置はインターネットなどで情報を入手(迷子にならないようイメージを掴んでおく)
コストコは、どこの店でもそうですが店内MAPなどのパンフレットはありません。
ところが、どの店舗にもおられるヘビーユーザーが、パワーポイントなどのソフトを駆使し、OPENから数日後には店舗マップがインターネットで公開されます。
まか不思議な現象ですが、ほぼ全ての店舗マップがこのような篤志家の手により作成され入手できます。
おそらくは「壬生倉庫店」もOPENから数日後には、店舗マップがインターネットで検索できるかなと……それをチャッカリと利用させて貰いましょう。
もう一つアドバイスですが、コストコはレイアウトパターンに一定の法則性があって、入り口に家電やパソコン、その付近に菓子・加工食品、店内の中心付近に衣料品・スポーツ・アウトドア品、その付近に工具やキッチン用品。
そしてその奥に肉や魚などの生鮮や生物、パン・冷凍食品などが配置されています。
つまり食料品が最深部に位置するというレイアウトパターンが踏襲されています。
色々な地域のコストコにお邪魔していますが、私の知る限りこのパターンが大きく異る店舗には出会ったことがありません。
③入口付近でカートをゲット!
何でもないことのように聞こえますが、実はコレ重要です。
これまでに解説したように、コストコの特徴は一つ辺りのロット(ダース売り)が基本です。
つまり箱詰め等の梱包商品ですから「大きくて重い」
であるのに品数が豊富です。
ということは………安さに惹かれて商品を手に取ると、ともかく手で持ち歩くなんて芸当はできません。
ところがコストコは、入口付近にしかカートが置いてないんです!
コストコ初心者は、店内に入ってから気が付き、慌てて取りに戻るのがお約束のようになっています。
④日持ちする商品を厳選する
最小単位とはいえ、ロット売りが基本のコストコは梱包あたりの数量が多いのが特徴です。
ですから賞味期限や消費期限のある物を購入する場合には、とくに使い切れるかどうかを注意する必要があります。
お勧めは、日持ちする商品を中心に選ぶこと。
安いからと購入しても、結局、消費しきれずに消費期限が経過して「捨てる」ことになっては勿体ないですからご注意を。
⑤出口にはレシートチェックがある
コストコならではの特徴ですが、出口では店舗スタッフにレシートを見せて通過しなければなりません(レシートと商品数をチェツクするんですね)
レシートを捨ててしまっていたり、お財布にしまいこんでアタフタしたりする方も多いのですが、店舗を出る際には予めレシートを準備してスマートに買い物を終了したいものです。
さてコストコヘビーユーザーの私がレクチャーした「効率の良いコストコの利用方法」ですが、インターネットで改めて検索すると、今回の記事と似たような内容のものが数多く出てきました。
やはり皆、同じような失敗をしたからこそ気をつける部分をブログなどで発信しているのだなと思いました。
またちょつとマニアな記事を見ると、コストコの決算書を解説している記事があって
コストコの利益は『年会費×会員数』だけであって、商品販売の利益は取っていないのだとか。
つまり「原価売り」ですね。
私は実際に決算書までは見ていないのですが、それが事実なら私達消費者は、買えば買うほど「得」をする理屈(もちろん自己消費できる範囲でですよ)になります。
安いのも頷ける営業方式です。
あと、関連する記事の中では
「保冷剤を持っていくのがお勧め!」とか
「単品計算に電卓は必須!」
「最初に行くべきはトイレ!」(確かにコストコは、レジを出た付近にしかトイレが設置されていません。つまり中に入るとトイレがない!これまで意識していなかったけれど、コレは結構、重要かも)
「試食は重要!」のほか
「ベルトコンベア式のレジに注意」(これも忘れていたけど、コストコは商品を自分でベルトコンベアに乗せて、更に載せ終わった後に次の人の商品と誤解されないよう、棒で区切る必要がありました。最初はコレ、悩むんですよね)
「洋服のサイズに注意」(そういえば洋服サイズはアメリカ表示でした。でもサイズ変換表の表示が天井からぶら下がったりしているので、それを見れば分かりますがタグだけ見て購入しないように注意は必要かも)
それ以外にも、検索すれば色々な「小ネタ」が検索できます。
いずれにしてもOPENまでもうじき。
楽しく買い物をして活用できるように備えたいものです。
★荻原功太朗の業務について★
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