【不動産を買うなら、読むべきマストな本!?】宇都宮市はトコロテン方式で東京圏に人を送り込む!?

2019年8月23日金曜日

宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ 不動産売却

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不動産投資は人口動態からトレンドを把握できるので、長期の流れをつかんでおけば比較的リスクの少ない投資なんですよね。

不動産投資家やこれからマイホームを購入を予定している方は、長期の人口動態予想をしっかりと把握してから購入物件を決めることが賢明で、資産を形成する上では不可欠です。


そこでおすすめなのが、話題のこの本【未来の地図帳】です!


日本全国の人口の動きをエリアごとにミクロとマクロの長短の視点で追っていて、これから30年くらいの長期の各都市や地方がどのような状況になるかがよく理解できます。


この手の情報を知っていれば、カンニングペーパーを持って試験を受けているようなものなので、立地選択を適切に行え、これから30年程度のトレンドおさえた適切なロケーションでの不動産投資を行えることになるでしょう。

この本でも言われているように、人口が減るといっても全国一律に減るわけではなく、都市部と地方で2極化が進み、若い人が都市部にどんどん吸収されるのがわかります。

こんな不動産投資のカンニングペーパーみたいな情報が売っているのに、一般の方はほとんど長期の人口トレンドなんか無視してマイホームを選択したりしてるから面白いものです。

この本でも指摘されているように、都市部以外の郊外は、都市部に人を吸われる逆ドーナツ減少が進み、急速に人口減がへっていくのは間違いありません。

宇都宮市がコンパクトシティ構想を打ち出していますが、そんなことしなくても、全国のトレンドをみれば自然と便利な都心部に人が集まってしまうのがよくわかります(*_*)

面白いのが、3大都市圏の中で、関西圏が一人負け状態で、関西圏から東京圏に人が大きく転入超過になっている点です。

しかも出産可能な若い女性がどんどん東京圏に流れていてるので、関西圏の人口減少は今後加速するのは必然の流れとなっています。

結局、大都市圏といえども逆ドーナツ化で東京にすべてを吸収される流れが進んでいるんですよね。(^_^;)


もっとミクロな都市別でみても、大阪市は人口が増えているにも関わらず、若い人達を東京圏に吸収されている構造となっています。

これは大阪市に限らず、全国の政令指定都市すべてで起こっていることなんです!


ここ宇都宮市も例外ではありません。

人口が増えている都市は、近隣の市町村から人を吸収していて、表向きは人口が増加しています。





が、しかし、、、




もともと、都市部に住んでいた若い世代がどんどん東京圏に吸収されてしまっているのです。

これは面白い現象で、例えば栃木県や福島県の方なんかの若い世代が宇都宮市に引っ越して転入超過になっているのに、もともと宇都宮市に住んでいたような若い世代がどんどん東京圏に移動している状況なのです!


トコロテン方式に都市部郊外から人を吸収してワンクッションをおいて、今度は逆に東京圏に若い世代を吸収される状況は全国の地方都市すべてで見られる現象なのです。

特に若い世代でも女性が男性の2割から3割も多く、東京圏に各地方都市から移動しています。


理由は単純です!


わかりますか??



東京には若い女性が働きたい魅力的な仕事がたくさん集まっているからなんです!

だから、地方の田舎になればなるほど、若い魅力的な女性がいなくなってしまうんです(T_T)



東京には全国からスマートで見た目も綺麗な若い女性が必然的に集まるような状況になっています。


若い女性が地方から東京へどんどん移住してしまうため、、、当然ですが、、、、

これから地方は赤ちゃんが増えることもなく急速に人口減少が加速します。


宇都宮市はこれから20年余りで、栃木県内の市町村から若い世代 を数多く取り込むことで、人口が微増もしくは横ばいが続くと予想されています。

最近は東北各県から宇都宮市に引っ越してこられるような方も増えてきました。

しかし、結局もともと宇都宮市で育った若者たちがどんどん東京圏に移動してしまうので、行って来いで人口は横ばいトレンドがこれから20年ほど続くことになるでしょう。


宇都宮市に若い世代を供給している県内の市町村から若者がどんどんいなくなるので、15年後の2035年頃には宇都宮市でも人口減少のトレンドに入ると予想されています。

しかし、驚くことに宇都宮市は全国の地方都市では優等生で、すでに人口が人口減少が始まっている政令指定都市の北九州市なんかよりは全然減りが緩やかです。

つまり、これから20年で人口を維持することが地方都市にとってどれほど難しいかを物語っています。


私がよく郊外の不便な場所にネガティブなコメントしているのも、このような人口の長期的なトレンドをつかんでいるためです。

いまはまだ栃木県内の田舎の不便さも許容できる範囲でしょうが、これから過疎化が急速に加速していく過程で、医者のいない無医地区なんかが急激に増えていきます(-_-;)

商店はなくなり、医者もいない、、、、(-_-;)


そんな場所はたとえ自然豊かでも、人間としての最低限の豊かな生活も維持するのは困難になり、しかも年々不便さを増していく。

こんなこと知ってたら、誰だって利便性の高い立地にしか不動産を持たないのは当然の流れです。


だから、栃木県なら宇都宮市のJR宇都宮駅から3キロ圏内がベストな選択で、それ以外ならLRT沿線か、市がコンパクトシティの核とするエリアに絞って投資を行うのは当たり前の選択なんです。

皆さんが思う以上に、これから栃木県内では宇都宮市とそれ以外の市町村では、生活格差が広がっていくのです。

いつものスーパーがなくなり、病院がなくなり、つねに長時間のマイカー移動を迫られる生活は高齢者には負担が大きいです。


移住が容易な若者ほど、便利な都市部に移住するのは必然の流れです。

その都市部ですら、さらに巨大な都市圏の東京に吸収されるのは皮肉なことです。(^_^;)


しかし、日本全体で人口減少が続くことは確定してるので、この流れが止まることや逆転することはありません!

これは長期のトレンドなんです。


長い間続いた、日本各地に人が拡散するドーナツ化の流れから、逆に都心回帰する流れは、日本が再び人口増加する時まで続くことでしょう。



人が集まるところに、富が集まるのです!


人口が増えていた時は、日本全国に富も拡散していたんです。

しかし、、、

今、地方に拡散した富が、一部の都市のしかも都心エリアに集約する流れになっています。


この富のほとんどが不動産の資産価値です!!

このような人口のトレンドを理解している方が少ないのにはいつも驚かされます(*_*)

逆に日本中の人の流れを知っている賢明な皆様なら、これから20年余りで不動産投資で大きく富を築くチャンスがあることも理解できるはずです。


★荻原功太朗の業務について★

私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
【私個人へのコンサルティング依頼は、現在残り1枠のパートナー様のみに限定させて頂いております。】ご相談はすべて有料とさせて頂いております。詳細はこちらにお電話ください→【028-908-0880】

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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

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