【悲報!宇都宮パルコが5月末にも撤退か!?】が、しかし!!中心市街地では新たな不動産開発が続々と!?

2019年2月10日日曜日

宇都宮市のLRTについて 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産投資・大家さんネタ

t f B! P L
中心市街地のど真ん中にある、、トレンド発信の中心だった宇都宮パルコが、、、
2019年の5月末にも撤退すると報道がありました。。。(T_T)



宇都宮パルコ撤退へ 5月末 閉店で調整 空きテナント、売り上げ減(下野新聞)


このブログでもパルコ撤退については以前から書いてましたが、、、

遂に、決まってしまいましたね。(T_T)


20代の若年層をメインターゲットに1997年にオープンし、郊外化が進む商業施設の中で、中心市街地を盛り上げた役割は非常に大きかったと思います。

パルコは、団塊ジュニア世代が20代前半だったころにオープしたことから、この20年間、中心市街地を引っ張っていた中心的な場所でしたね。

今回の退店も、なにせ、団ジュニの一番ボリュームのある年代と、今年成人になる人達を比較したらわかるように、、、

当時と比べて、今の若い世代は4割ほども大幅に少ないんです!


しかも、この20年間、給料はほとんど上がらなかったので、20代の若者世代だけをターゲットにしてたら、商売が続く訳ありません。


当然、今時点でも、手芸用品大手のユザワヤとか、、中高年の方にも人気の好日山荘なんかのテナントが入っていて、、、

【パルコ】のイメージ!?(*_*)んっ!?

イマイチ、コンセプトのよくわからないビルになってしまっていましたからね(-_-;)


つまり、中心市街地が衰退したとかの話ではなく、、、

単に、一つの時代が終わって、次の新たな需要にマッチした開発が必要になっただけです!


オリオン通りを見れば良くわかるでしょう。

以前の日用品や雑貨、衣料品なんかの販売店はほぼ撤退して、、

代わりに飲食店が続々と出店したことで、商店街に活気がもどり、人が集まってくるようになりました!

最近のオリオン通りの復活ぶりには目を見張るばかりです。

昔のオリオン通りを知ってる人なら、まさかアーケード商店街が、飲食店街となるような姿を想像できる人はいなかったはずです。


時代はモノより、コト消費に移行し、商店街に求められることも、それに準じたことで、飲食店舗の開発が続き、街が進化していった結果です。


商店街に点在していた、日用品や食品、ドラックストアなんかは、すべて隣接する、メガドンキに集約された格好ですね。

以前の西武百貨店の面影はまったくない店内ですが、、、面白いことに、ドンキはいつも混んでます!

私も中心市街地で暮らしているので、日常に無くてはならないショップとなっております。



パルコの撤退のニュースがある一方、パルコの隣のブロックに建築された県内最高層の地上31階建てのタワーマンションが完成し、間もなく引き渡しの予定となっております。

しかも!!タワーマンションは全室即完売し、今はプレミアム価格の乗った値段で、未入居物件が売り出されているような、盛況ぶりです!

つまり、撤退する商業テナントがある一方で、、中心市街地に向かってどんどん住民が流れてきているのです。


私が以前から言っているような、今後ますます少子高齢化が進むことから、中心市街地への住居の需要が増えることは間違いないでしょう。



今回のパルコ撤退のニュースで、中心市街地がダメになっていると勘違いしてしまうのは早計です!

全国から若者が続々と集まってくるような都心部ならいざ知らず、宇都宮市のような立地では、若者はどんどん郊外の大型ショッピングモールに流れて行く流れがここ20年で続いてしまいましたから、撤退は当然の流れです。


しかし、2022年にはLRT(次世代型路面電車)も開通し、中心市街地にもLRTが来ることになるでしょうから、これから再び中心市街地に新たな風が吹いてくるでしょう。

今までのテナントビルを取り壊し、住居系の建物やホテルへ開発が進められる、案件も増えています。

宇都宮市の提唱するコンパクトシティ化へ向けた、地区計画でも中心市街地は最重要拠点と位置付けられていますから、今後ますます時代が必要とする不動産開発が行われていくことは間違いありません。


投資の鉄則は『お上に逆らうな!』です。

宇都宮市がコンパクトシティ化を提唱している以上、その流れに乗る順張りが基本です。


投資家視点で見ると、中心市街地の不動産の評価は実際の価値よりかなり割安で評価されている感が否めないので、まだまだお買い得です!

東口のLRT沿線の不動産取引の盛況ぶりをみてもわかるように、LRTの西側延伸が確定し、着工が始まったら、一気に大型の開発プロジェクトが次々と始まることは間違いないでしょうね。


今の段階なら、まだお買い得な値段で売れ出される物件が出てくることもあると思うので、ここ1.2年が最後の買い場になると見ています。


その後は、一気に売り物件がなくなり、中心市街地不動産価格は目に見えて値上がりしていくと予想しています。


今の段階では、LRTの開通における公共交通機関の利便性や、沿線に住むメリットをイメージできない住民がほとんどでしょうが、開通すればすぐに街の不動産需要が一変することになるでしょう。

それだけ、現時点ではマイカー脳に洗脳された人達がいかに多いかなんです。


私は中心市街地に住んでいますが、もちろんマイカーも利用していますが、それと同じかそれ以上に公共交通機関を利用しています。

マイカーも利用でき、公共交通機関も利用できる、ダブルのメリットを非常に痛感しています!

LRTができることで、沿線住民は徐々に公共交通機関のある豊かさを実感できることになるでしょう。

ITの進化と融合し、マイカーを持たなくとも、カーシェアで便利に車を利用できる条件も整って来ましたしね。



少子高齢化の影響もあり、マイカーいらずの街中やLRT沿線への住居の需要が右肩上がりに増えるような流れは本格的になるでしょう。

中心市街地に求められる施設も時代とともに、変化していくのは必然です。

パルコ撤退後のあの場所に、新しい時代にあった、どんな開発が行われるのかに期待したいですね(*^^*)


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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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