【宇都宮市の地価変動を地図でチェックしてみたら!?】不人気エリアの危険な徴候とは!?

2018年10月6日土曜日

宇都宮市でマイホームを 宇都宮市のLRTについて 宇都宮市の不動産と街の動向 不動産投資・大家さんネタ 不動産売却

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先日お伝えした、最新の地価動向に関する記事の人気が高かったので今回は続編です。

以前のエントリ→
宇都宮市の住宅地の地価が27年ぶりに上昇!!鮮明となったLRTの経済効果とは!?


最近は地価の変化率を地図上から確認できる便利なサイトがたくさんありますので、そちらのデータを引用させて頂きます。
(引用 https://tochidai.info/tochigi/utsunomiya/)


マップから地価の動向を確認すると一目瞭然ですよ!!(・∀・)

まずは、宇都宮市の広域全体の様子を見ると!



宇都宮市の街の中心には赤の値下がりゾーンがほぼありません。

一方、中心部の外側をドーナツ状に値下がりの赤い矢印が点在しているのがわかります。

27年ぶりに宇都宮市の住宅地の地価が上昇しましたとはいえ、マップから見ればよくわかりますが郊外の土地の値下がりに歯止めがかからない状態が続いています。

特に、宇都宮市の西北エリアの値下がり傾向は鮮明ですね。。(^_^;)

平均して住宅地価が上昇したとはいえ、宇都宮市内でも2極化は鮮明です!



更に中心部にフォーカスして地図を拡大してみると!!




中心市街地から駅東口エリアにかけて地価の値上がりが鮮明になってます!

特にJR宇都宮駅東口エリアはLRTと駅前の再開発プロジェクトの始動で大きく上昇しているエリアが目立っています。

地価上昇の流れは完全に西低東高です!

東口エリアに比べると、西口エリアはJR宇都宮駅から離れれば離れるほど横ばいや値下がりエリアが増えていくの鮮明になっています。


とはいえ、東口エリアもLRT沿線から外れると郊外はいまだに値下がり傾向は鮮明です。

LRTなどの公共投資の効果は鮮明に地価情緒として街にプラスの経済効果が働いているのがこのマップからもよくわかります。


今後はLRT沿線中心に開発が進むことは確実なので、開発の恩恵を受ける限られたエリアはさらなる上昇が予想されます。



更に寄って、中心エリアを見てみると!!




JR宇都宮駅から3キロ圏内のエリアではほぼすべて場所で地価上昇が起こっています。

ミクロな視点で見ると全体平均で地価が値上がりしたとはいえ、多くは横ばいで、ごく一部の人気エリアのみ上昇が目立っています!




中でも、元今泉エリアと中今泉エリアはなんと!!

4%近い大幅な上昇を見せている場所もあります!!



一方!

値下がりが鮮明なエリアもありまして、、、

以前からこのブログでは書いていましたが、、、

それが、、、


豊郷台エリアです!

今回の発表では値下がりワースト1位のマイナス ー2.92% と3%近い大幅な値下がりとなってしまいました。(T_T)


地価の発表の直後にまたまた、、豊郷台エリアの地価を下げる悲しいニュースが報道されました。

赤ちゃん本舗ベルモールに移転 10月、宇都宮(下野新聞)


豊郷台にはなくてはならない、ショッピングセンター・ミュゼから子育てニューファミリー御用達の子ども用品販売『赤ちゃん本舗』が、ベルモールへ移転のため撤退してしまうもようです。。。

うーん。。。
子育てニューファミリーのための施設が撤退するとなると、ますます人気が落ちてしまうのは否めない厳しい状況ですね。。

ミュゼの2階部分の大フロアを使っていたため、次のテナントがなかなか決まらないようだとショッピングセンターそのものの存在も危うくなってしまうかもしれないです。。(^_^;)


暗い話題が多くなってしまった豊郷台エリアですが、、、

街並み景観賞を受賞したこともあるような、素晴らしいお家が立ち並ぶところで私個人的には好きな住宅街なんですよ。

特に、子育て世帯には緑も多く、豊郷台の一番奥にある『宇都宮美術館』に隣接する、『宇都宮文化の森』はオススメです!!



うちの家族お気に入りの場所なんですよ!(・∀・)

芝生が気持ちい~~んです♪




こうして見ると、宇都宮市内でもミクロなエリアによって2極化が鮮明なのはよくわかると思います。

値下がり鮮明なエリアは店舗の撤退なども相次いで、今後も厳しい状況が続くと思います。


一方、今後はごく一部の人気エリアに開発が集中するのはほぼ確実な情勢です。

開発される場所に、人や企業が集まるようになり、さらに地価の上昇圧力がかかる好循環エリアと、それとは正反対には開発されない場所は年々廃れていくのは避けられないでしょう。

『マイホームは自分で使い倒すから』と【消費】と割り切っていても、将来的に価値がほとんどないような物件になることも、エリアの選び方によっては覚悟が必要です。


迷っているなら、今値上がりが鮮明なエリアに物件を確保しておくことは、新しい店舗の進出などが増えるでしょうから、将来的に利便性が増すことは確実なので、鉄板の選択です。



少子高齢化が一層進む日本中で、地価の超2極化が進むことは避けられないでしょう。

その事実を受け入れながら、不動産の購入をするなら慎重な判断が必要になってきています。



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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

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