【宇都宮市でベンチャー企業育成は難しい!?】デザインやコンテンツ産業を育成するには!?

2018年10月1日月曜日

宇都宮市の不動産と街の動向

t f B! P L
宇都宮市では15年位前から、ベンチャー企業の育成に力を注いでいましたが、、

私が見るところ残念ながら、、、結果はあまりよろしくないように思えますね。。





あまり知られていないと思いますが、、宇都宮市にはベンチャー企業を支援する組織【宇都宮ベンチャーズ】があるんですよ。

→宇都宮ベンチャーズのサイト


私も不動産業のかたわら、自分でシステム開発会社も経営していますので、以前といっても10年以上前ですが、、このベンチャー企業が集まる施設におじゃまさせて頂いたことがあります。

ベンチャー企業自体が、事業を存続させることさえ難しいこともありますが、、宇都宮市のベンチャー企業育成は苦戦してるように見えます。


私もベンチャー企業のような小企業を10年ほど経営しておりますが、、本当に生き残ることって大変なんですよね。

まして、ベンチャー企業で大きなことをやろうなんて息巻くと大抵は大コケします。(^_^;)


私なりに、ここ10年ほど見ていて、宇都宮市のベンチャー企業育成の問題点があるとしたら、1点に付きます!

はっきりいって『人材』がいないんです!

特に、高度なITスキルを持つ人のような、ベンチャー企業が欲しがるような人材ほど、東京圏に簡単に引っ張られてしまいます。


今が旬のITスキルを持つ高度人材ほど仕事の少ない宇都宮に残る理由がなくなりますからね。


だから、ベンチャー企業を育成したいなら、何をさておき、人材の育成が先だと思いますね。

特に、これからのベンチャー企業育成をするなら、IT企業が中心になるのは世界の流れを見ても明らかです。

だから、宇都宮市の街として新たな産業を育成する上でも、高度なITスキルを学べるような学校を数多く支援するべきでしょう。


そんな中、街の人口に比較しても、デザインやコンテンツ産業の割合が極端に少ない点を改善しようと、宇都宮市と経済団体が動き出しました!!


宇都宮市創造都市研究センター、デジタル技術で連携講座(日本経済新聞)


宇都宮市内の5大学において、ウェブやCGなどのデジタル技術を生かした文化・産業の振興を目的とする連携講座を開講して、デジタル技術や経営学、地域振興などのノウハウを教え、先端技術を地域活性化に生かす人材を育成するとのことです。

連携講座は、プログラミングやCG、映像編集などのデジタル技術を産業や文化活動に生かす「デジタルコンテンツマネジメント」を取り扱うようですね。

非常に良い試みでしょう!(・∀・)


はっきり言って、これから『プログラミング』のスキルなんかは非常に重要になってくるのは、小学校のプログラミング科目の必須化の流れを見ても明らかです。


しかし、一般の方がスキルアップのため、宇都宮市内で高度なプログラミングを技術を学べるような学校はありません。

こういった、人材育成の学校なんか税金を使ったりするのは、将来の街の産業育成を考えても非常に重要だと思いますね。

そういう意味でも、地元の大学と連携して、高度人材の育成に動き出したのは良い流れでしょう。



私自身もプログラミングの高度なスキルを習得中ですが、、、

宇都宮市内には学ぶ施設がないので、都内にちょくちょく行くしかありません。



こんなことでは、いくら宇都宮市がベンチャー企業育成しようと動いても、なかなか難しいと思いますね。

ベンチャー企業はIT産業に限りませんが、宇都宮市が目論んでいるのは次世代の高付加価値産業であると思いますから、そうなるとIT企業が育成の中心になると考えてしかるべきでしょう。


結局、【既存ビジネス × ITイノベーション】 がベンチャー企業の事業の中心になる感は否めませんからね。


私がいる不動産業界なんかもまさにそれで、どんどんIT化の波が訪れています。

スマホが普及するまでは、まだまだ紙媒体の不動産情報雑誌なんかもありましたが、今はほぼすべなくなりました。

また、物件を探すのに飛び込みで不動産屋さんをまわるような方もいなくなり、ネット検索で物件をさがすのは当たり前になっています。

そいった、事情から、高い家賃の宇都宮市の駅前で商売をする旨味も減りました。

逆に、検索順位が非常に重要になっていて、ネット上の駅チカに店舗があることが非常に重要になってきています。


つまり、 不動産業 × ITテクノロジー の波がどんどん広がっているのです。


この、ITテクノロジーを組み込めなることができない企業はどんどん衰退していくのが今の時代の流れです。


逆に、ITテクノロジーを手にしていれば、既存産業も高付加価値を生み出すものに生まれ変わらせるチャンスが出てきます。


だから、どんなビジネスをするにしても、ITスキルを身につけることはマストになるのです。

もはや不動産屋をやりたいからって、不動産だけの知識だけで勝負してはダメな時代になってしまったのです。


これから企業として生き残るためには、自分で専門的なことをできなくても、必ず外注してでも、既存産業にITテクノロジーを組み込むことは避けられないでしょう。


街の産業発展のためにも、宇都宮市には東京にあるスクールに負けないような、一般の社会人でもキャリアアップできる高度なITスキルを学べる施設を数多く作ってもらいたいですね。



★荻原功太朗の業務について★

私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
【私個人へのコンサルティング依頼は、現在残り1枠のパートナー様のみに限定させて頂いております。】ご相談はすべて有料とさせて頂いております。詳細はこちらにお電話ください→【028-908-0880】

宇都宮の不動産売買のことならお気軽にご相談下さい。
↓ 株式会社サンプラン ↓
↓不動産最新情報!↓




このブログを検索

自己紹介

自分の写真
宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

人気の投稿

QooQ