【そもそも投資とは何かを考えると!?】お金の情報弱者が常にカモにされる仕組みとは!?(T_T)

2017年12月18日月曜日

不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

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自分の頭で考えられない人が投資なんてしないほうが良い、ということは大前提なんですが、投資信託はこの原則を完全に無視しています。

銘柄選び、売買タイミング、という最も自分の頭で考えなければならないことを、運用成績を見ればとてもプロとは思えないような人達にゆだねて、おめでたいことに手数料として大金を払っている。(-_-;)

億単位の不動産資産を持っているような方でも、銀行の薦める、手数料の高いクズ金融商品を何も考えずに購入してたりで驚かされる。


不動産業者の社長なんかでも不動産に関してはプロなのに、いざ余剰資金で何か運用しようとすると、株の投機取引なんかをしていたりする。(*_*)


『この株は上がりそう!』なんて、あいまいな理由で、

決算書なんかの資料は全然読まないで株を買わずに、株価の売買をやっている。

本人は株式を売買して投資してるつもりなのだろうけど、日々株価を追っているだけで、カジノで博打をしているのとほとんど変らないのに気づいていない。



今、価格が高騰しているビットコインなどの仮想通貨にも言えますね。

ろくに価値の源泉を調べもせずに、右肩上がりのチャートだけ見て大切な身銭を投じる姿を見せつけられると、人間の欲は理性を簡単にふっ飛ばしてしまうのを痛感します。


まぁ、お金に関して情報弱者はつねにカモにされるので、これからAIなんかが普及してもこの構図は変わらないでしょうね。



そもそもあなたは、【投資】と【投機】の違いがわかりますか?



この違いがわかる方って本当に少数なんだと思います。




不動産投資で簡単に違いを説明すると、

投機=不動産の値上がり益が見込んで資金を投入すること

投資=不動産の需要やキャッシュフローから価値を算定して資金を投入すること


簡単に言えば、投機=(値上がり益)、投資=(家賃などのキャッシュフロー)と考えるとわかりやすいと思います。

値上がり益だって確定させれば、キャッシュフローといえますが。。。レバレッジを張った不動産投資では一歩間違えば大損して、無一文になることも珍しくない。

【投資】と【投機】の違いは世界有数の大富豪のウォーレン・バフェット氏も教科書にしている古典的名著のこの本に詳しく書いてあります。


投資について学びたい方は是非!




とにかく何度も読んで、身体に投資哲学を刻みつけるのが重要です。
私は4回以上読んでます。


株式投資や債権に関する内容がメインですが、不動産投資にも通じる点が数多くありますよ。


幸い、20年以上デフレが続いている日本では、不動産市場で投機取引にのめり込んでいるプレイヤーはほとんどいません。

数年で価格が2倍や3倍になるような、大幅な値上がり益がねらえるような環境ではないですからね。


一方、成長著しい海外に行くと話は変わってきます。


私が仕事でよく行く東南アジアなんかでは、不動産投資のほとんどが投機取引になります。

どういうことかというと、金融機関から融資を受けて、物件を購入して得られる家賃などのキャッシュフローよりも、支払いの多い物件がほとんどなんです。

例えば、毎月の家賃が20万円のキャッシュフローを生む物件でも、ローンと金利を含めた支払いが25万円だったりして、保有しているだけでは毎月5万円の赤字、逆ザヤが出てしまう。


なぜ多くの人が逆ザヤの出ている状況でも不動産を買うのか??


それは、不動産がいまよりもっと値上がりすると信じて疑わないからです!


思惑通り、値上がりすれば、一気に大金を手にできますしね。(゚∀゚)



しかし。。。

どこかで、バブルが崩壊でもしたら、、、

逆ザヤの出てる物件を持ち続ける訳にもいかず、大損を確定せざる得ないことになる。


それだけ、途上国への不動産投資はリスキーな賭けになります。



ビットコインなんかの投機もこれと同じで、あいまいな根拠を信じて価格を買っている。

そして、日々のマーケットに一喜一憂している。。。(*_*)


先日、仮想通貨など使われている技術的なイノベーション、ブロックチェーンについてのセミナーに行って勉強してきましたが、技術的なことに詳しい方のほぼすべての方々が投機バブルについて警報を発していた。

技術的なことを知っていれば今の価格は異常なのはすぐわかります。


面白い笑い話があって、

先日、友達が実家に久しぶりに帰ったら、投資なんかと無縁だった定年退職したお父さんがビットコインを買っていたようで・・・(-_-;)

仮想通貨に詳しい友達はすぐに父親にビットコインの投機取引をやめさせたようですが、、

『こういうのをバブルっていうんだね!』

と、彼のこの言葉が今のビットコインの相場を象徴しているのでしょう。


不動産でも株でも仮想通貨でもすべて、お金を投入する前に常に購入価値が見合っているのかを検討しなければ簡単にカモにされます。


残念ながら、ほとんどの方は大した下調べもしないで、大切な身銭を投入してしまう。


そして、近所のスーパーでタマゴの値段が10円上がったとか、下がったばかり気にしている。


投機取引で重要な点は、あなたが100万円儲かったなら、反対側で他の誰かが必ず100万円損する仕組みだということ。

つまり、投機はゼロサムゲームなのです。

もっと言えば、取引所の手数料の分だけ、すべてのプレイヤーがマイナスになるマイナスサムのゲームなのです。

トータルで見れば、儲かるのは胴元のみ。。。投機取引はギャンブルと同じです。



ということで、確実に儲かるのは仲介業者だけになります。。。



ちょっと小金なんかが入ったことが人に知れ渡るとすぐに情弱をねらった投資と偽った、投機取引の話がやってくる。

そして、あっという間に、持っていた資産が無くなってしまうなんてことも珍しくない。(T_T)



100億円以上稼いだプロスポーツ選手なんかが、破産するのは珍しくないですよね。

芸能人なんかでも小◯哲◯さんなんかも、100億以上稼いだと言われていたのに、借金問題で話題なりました。



結局、事業や遺産相続で大金を手にしても、しっかりした器(ディフェンス)がなければ、お金なんてあっという間に無くなってしまう。


とある賢者が、『人間は器以上のお金は持てない!』なんて名言を残していますが、まさにその通りです。

最近は、ビットコインなんかの仮想通貨にまつわる怪しい投機話も多いので、くれぐれもご注意下さいね。



ちなみに。。。私の所には怪しい投機話はまず来ないのですが。。。



もし、、誰かにそんな話をされたら、、、



『そんな良い儲け話、人に話したらダメだよ!全部、自分だけでやった方が良いよ!』


なんて切り返しますwww


本当に儲かる話は、絶対に誰にも話しませんからね。

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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。速読を使いこなし、年間200冊以上を読書する活字大好き人間です。

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