車を運転できなくなったら公共交通やタクシーに頼らざる得ないが、宇都宮市のようなマイカーに依存した街の現実はきびしい。
将来的に宇都宮市の郊外は、一定の年齢に達したら住めなくなるような現実が迫っている。
生活交通公費20億円超、栃木県内15年度 10年で倍
「デマンド交通」など、市町の大半不採算 (日本経済新聞)
バスなどの公共交通のほとんどは赤字で運営され、税金で運営費を補填されています。
ここ10年で赤字が拡大し、2倍の予算規模となっており、将来的に生活交通が確保できなくなる懸念が現実味を帯びてきている。
これからは、嫌でもコンパクトシティ化が求められ、街の選択と集中が急務になっていくことは間違いないでしょう。
その過程で、人口密度の少ない郊外は公共交通が廃止されていくことになりそうだ。
更に!インフラの更新も後回しになり、空き家も急増して、治安も悪化して、荒廃した場所になるのに負担は増えてしまいそう。(T_T)
そんな中でも、確実に平均寿命は伸びている。
2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳で、いずれも過去最高を更新している。
生活のためとはいえ、危険な高齢者の運転が増えているのを常日頃感じています。
不幸な事故も数多くなっているので、今後一定の免許更新条件も必要になるだろう。
もし、あなたが70歳で免許を取り上げられたらどうしますか?
なんとか80歳まで運転できたとしても、女性の場合は8年ほど余生がある。
80歳を超えて、公共交通もないヘンピな場所で暮らせる自信はありますか?
そんな時には身体のあちこちにガタがきているでしょうから、病院に通院する必要性も増えているでしょう。
好む好まざるに関係なく、公共交通の利便性の高い場所か、徒歩で何でもこなせる場所に引っ越さざる得ない状況になるだろう。
これは、ゆるがない事実です!
つまり、これから
人口密度の減るような郊外に不動産を持つことは、買いたい人も、借りたい人も誰もいない、負債=負動産を所有することになる。
科学技術の急速な発展でまだまだ寿命も伸びそうななか、住まいの需要は今後ますます都心へと回帰していくことは容易に想像できる。
不便で赤字が膨らんでいくバスから、公共交通をバージョンアップし、LRT(次世代型路面電車)導入が着々と進む宇都宮市。
LRTの導入とともにコンパクトシティの流れも急速に進んでいくことになるでしょう。
特に、これから住まいの購入を検討しているなら、すでに公表されている宇都宮市の都市機能誘導区域をおさえておけば間違いない。
【全国初!宇都宮市が都市機能集積へ補助!】コンパクトな街づくりで笑う人!泣く人とは!?
将来的には、誘導地域以外の場所は荒廃していく可能性が非常に高い。
あと10年もすれば、街場以外の不動産の資産価値は急降下していくことになるでしょう。
テクノロジーの進歩で『自動運転車が普及すれば、郊外だって問題ない!』なんて考える方もいるでしょうが。。。
生活に必要なインフラが更新されなければ、元も子もないですね。。(-_-;)
まして、今は自動運転車に関して期待が大きすぎる気がしてならない。
必要な法整備なんかも考えたら、普及するのは一体いつになることやら。。。
とにかく、今後、日本中で便利な街場の住まいに対する需要が急増していくことになるでしょう。
ということは!?
宇都宮市では中心市街地はじめ都心部の不動産価値は上昇傾向になっていく可能性が高い。
人口減少が鮮明になればなるほど、人は街を目指すことになり、一部のプレミアムエリアだけは値上がり傾向が鮮明になっていくと予想してます。
宇都宮市郊外に不動産を多く持つ方は、資産の組換が急務ですし、これから購入を検討してるなら、誘導区域内を選ぶのがマストになります。
宇都宮市で人口減少の影響が顕在化してくるのは、いまから10年後くらいからでしょう。
それまでにババを手放せなければアウトで、死ぬまで負動産に苦しまされることになりそうです。
最近読んだ、村上ファンドの村上世彰さんの書いた本、面白かったです!
世の中で報道されている内容のゆがみがよくわかります。
過去の拡大トレンドが縮小に転じる不動産業界は、これから10年で激変をとげていくと思います。
私自身も投資家の端くれとして、志を持っていこうと考えさせられました。
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私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
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