【危険な場所の不動産開発が続く悲しい現実!?】宇都宮市は防災都市として恵まれた立地!?

2020年3月8日日曜日

宇都宮市でマイホームを 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ

t f B! P L
西日本一体を襲うと言われている南海トラフ巨大地震が30年以内発生する確率はなんと!!80%であると政府の地震調査委員会が公表しています。

降水確率が80%の日はほぼ間違いなく雨が降ることを考えると、いつ巨大地震が起こってもまったく不思議でない状況なんです!

そんな状況なのに、、南海トラフ巨大地震で巨大津波が到達する予定の場所での宅地開発が全国で進行中であるとの衝撃の報道がありました。



南海トラフ地震 津波浸水想定エリアで起きていること(NHK NEWS WEB)

津波リスクの高い場所で新しい家が増えているいうから驚きです!

リスクが高い土地であることから価格が安いことが開発を後押ししているようですが、もし津波が来て家が流されたり、最悪命を失ってしまっては元も子もないですからね。(-_-;)

津波の危険が高いエリアに小さな子どもがいるニューファミリーがどんどん集まっているようなので最悪の事態にならないことを祈るばかりです。

行政も開発を制限したりするべきなんでしょうが、結局安全な高台の土地は開発コストも膨大に必要だし、山沿いにはがけ崩れなんかの危険も増えるので、地方の現状を考えると難しい判断が迫られるのでしょう。

土地の開発コストの問題は街の発展において避けて通れない課題なんです!

飛行機に乗ればわかりますが、日本は本当に開発しやすい平地が少なく、山ばかりなんですよね。(^_^;)

必然的に開発コストの安い海沿いに人々が都市を建設するようになり、日本中で海岸沿いに都市が次々に造らたのでしょう。

だから宇都宮市のような内陸なのに、平地が大部分を占めるような場所は実は非常に希少なのです。


東京含め関東が発展した大きな要因が巨大な関東平野であることは間違いないでしょう。

気になったので日本の平野ランキングを調べて見たら驚きの結果が!!

日本の平野の広さ:
1位:関東平野 約17000k㎡
2位:石狩平野  約4000k㎡
3位:十勝平野  約3600k㎡
4位:越後平野  約2070k㎡
5位:濃尾平野  約1800k㎡

なんと5位までに、大阪平野は入ってません。

関東平野ってダントツにでかいんです!(*_*)

これを見たら関東は発達すべくして今の状況になったのがうなずけます!

なにせ一都六県にまたがる巨大平野ですからね。

首都直下地震のリスクなんかも心配されますが、これだけ巨大な平野が日本にない以上、今回の津波リスクエリアの開発事情から考えても、開発コストの優位性から今後も関東圏が発展し続けるのは当然の帰結なのでしょう。

ただ関東南部は歴史上、常に巨大地震のリスクにさらされています。

それでも平野の少ない他の場所の山を切り開く開発コストや自然災害リスクを考えたら、多少地震が多くても東京が首都になったのは地理的特性上しょうがないのかもしれません。

そう考えると、日本において巨大地震のリスクが少なく、なおかつ日本一巨大な関東平野の北側の端に位置する宇都宮市は津波リスクもなく、抜群のポテンシャルを持っている都市であることは間違いないでしょう!

記憶に新しい3.11の東日本大震災で衝撃の津波被害を見ていれば、津波がいかに恐ろしいかは日本中で共有されています。

それでも土地の開発コストの安さから、危険な場所に住まざるえない人たちが日本中にたくさんいるのです。

宇都宮市で暮らしていたら、地震が起こったところでその後の津波を意識することはないですが、日本中の殆どの都市は海岸沿いの平地に位置している場所が多いので、地震+津波がセットで訪れるリスクを常に背負っています。

津波リスクだけ考えても、宇都宮市がいかに他の都市と比べて優位性があるかがわかります。

しかも冬場に雪の影響を受けることもなく、巨大台風の強風も北側の山々が巻いてくる風を防ぐことで被害が少ないのも特徴なんです!

去年の巨大台風で田川の氾濫があり水害がありましたが、それとて宇都宮市全域からみたら田川沿いの一部の限られたエリアに限定されています。

災害大国の日本において、人口減少が進み都市の選別が行われていく過程で、災害に強い都市の価値は今後大きく注目されていくと見ています。

近い将来に訪れる言われている、南海トラフ巨大地震や首都直下地震が仮に起こると、日本中で数多くの住宅が失われることになります。

そうなったら、既存の住める空き家の問題なんかはあっという間に解決するでしょうね。

巨大地震で数多くの家が失われれば、既存の住宅の価値が当然に上昇します。

もし首都直下地震によって首都圏 の多くの家が消滅した際に、宇都宮市の被害が少なかった場合などは宇都宮の不動産価格が急騰することも十分考えられます。


未来は誰にも予測できませんが、災害が繰り返し起こっている歴史をみれば、いつか必ず大きな地震や巨大津波が起こる日がくることでしょう。

住んでいるとなかなか実感できないですが、宇都宮市は災害大国の日本の中で、非常に恵まれた立地であることだけは間違い有りません。

★荻原功太朗の業務について★
私、荻原功太朗(宅建士・不動産コンサルティングマスター)は資産家の皆様を対象とした、投資物件の限定情報のご紹介、コンサルティング業務を担当致しております。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ対応させて頂きます。
【私個人へのコンサルティング依頼は、現在残り1枠のパートナー様のみに限定させて頂いております。】ご相談はすべて有料とさせて頂いております。詳細はこちらにお電話ください→【028-908-0880】

宇都宮の不動産売買のことならお気軽にご相談下さい。
↓ 株式会社サンプラン ↓
↓ 不動産最新情報 ↓


このブログを検索

自己紹介

自分の写真
宅建士・不動産コンサルティングマスター。株式会社サンプランの荻原功太朗が運営。日々の不動産業務や宇都宮市の動向に関するブログ。

人気の投稿

QooQ