宇都宮のパナソニック跡地売却へ 8.7ヘクタール、11月にも市が公募(下野新聞)
今は広大な空き地になっていますね。4号線を走るとよく目立っています。
(引用 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20170907/2806048/)
てか。。8.7ヘクタールでどのくらいの広さなんだろう(・。・)??
よく引用される東京ドームの面積が約4.7ヘクタールということなので、
およそ東京ドーム2個分もの広大な敷地になります!!
2001年からなんと15年以上にわたり未利用になっていたようです。
なんともったいない。。
これだけまとまった土地は非常に価値が高い!!
しかも国道4号線沿いで、新4号バイパスにもアクセスが良い!!
大手企業が長期にわたる生産拠点として購入してくれるのが望ましいだろう。
一部では大型商業施設への期待もあるようですが、産業用地に関する問い合わせが相次いでいるようなので、今まで通りの工業用地として活用されそうです。
とにかく早く、売却先が決まり、投資が行われることに期待したいです。
工場が誘致されて、投資が行われ、雇用が増えることは地域にとってたいへん重要なことです!!
が。。しかし。。。
栃木県が発表したデータを見ると以外な事実が!!
このグラフを見てわかるように、工業の出荷額はここ15年間でほぼ横ばいなのに対して、事業所数と従業者数は一貫して右肩下がりに!!
この結果からも、工場の設備が機械化、自動化が進み、人が少なくてもより多く、より付加価値の高い製品を出荷できるようになったことがわかる。
更に、大企業の一人勝ちで、2極化が鮮明になり、事業所数も大幅に減少している。
グローバル化の影響で、工場を大規模化して効率化し、海外と競争しなければならなくなったのだろう。
この点からも、条件の良い平出工業団地のパナソニック跡地は有望な工業用地とわかる。
しかし、仮に大手がここに進出してきても、雇用の受け皿としての期待は、以前ほど期待できないだろう。
不動産ビジネスとしては、工場の従業員用の住まいを見込んだ投資はあまり旨味がないということになってくる。
期待した以上に、雇用が増えることはないだろう。
それは、グローバル化が進んだ今の経済状態から考えればどうしようもないこと。
今後、工業団地の従業員向けの住宅投資はあまり魅力がないのはこのグラフからもはっきりしている。
たとえ出荷額が増えても、従業員数の減少傾向は続くだろう。
一方!グローバル化の影響は別のところにも!!
工業に従事する従業員数とは正反対に、宇都宮市に宿泊する外国人数は急増している!
過去5年間で約3倍の成長率だ!
不動産投資するなら当然、成長著しい観光客向けの投資が有望だろう。
今後もさらなる観光客の増加が予想されていて、日光ではそれを見越した投資が盛んに行われている。
【日光エリアにホテル・旅館の新設相次ぐ!】増える観光客を宇都宮市に誘致できるのか!?
宇都宮市ではこの変化に気づいた動きはまだまだ少ない。
そこに不動産ビジネスのチャンスが大いにあるだろう。
人口減少も本格化していくなかで、今までの住宅に偏った不動産投資のスタンスが変わり、新たな観光客向けの不動産投資トレンドへ移行するのは必然の成り行きでしょう。
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