【富裕層のための財産を守る不動産インフレ対策とは?】宇都宮市の不動産も超2極化!選別がすすむ!

2025年10月18日土曜日

宇都宮市の不動産と街の動向 不動産ビジネスあれこれ 不動産投資・大家さんネタ 不動産売却

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 インフレが加速する中、日本の富裕層も決して安泰ではなくなってきました。

実質賃金の低下が止まらず、一般的な世帯の可処分所得は確実に減少しています。

使ったお金のうち、食費が占める割合「エンゲル係数」も43年ぶりの高水準になっています。

貧富の格差が急拡大し始めています。

しかし、富裕層とて安泰ではありません。

なぜなら、富裕層であっても資産の選び方次第で、インフレに勝つか負けるかが明確に分かれる時代になってしまったからです。

金価格が物語る現金の価値崩壊

以前のブログでお伝えした時には「もうすぐ金が2万円を超える」という話でしたが、あっさりとその水準を突破し、今では2万5千円を目指す展開になっています。

過去ログ→【インフレで現金をもつことがリスクに?現物ゴールド最高値を更新し急騰中!】宇都宮市内でも金融商品化した不動産が流通し始めた!

このブログを公開したのが、2025年の9月18日です。

そこから、ちょうど1ヶ月後の金価格はあっさりとグラム2万円の壁を超え、その後、さらに価格が上昇し、たった1ヶ月で20%もの急騰を見せています。

つまり、現金で資産を保有していた方は、わずか1ヶ月で金に対して20%以上も購買力を失ったということになります。

銀行預金に寝かせていたお金は、見た目の金額は変わらなくても、実質的な価値は確実に目減りしているのです。

富裕層の中でも、現金や預金中心の資産構成だった方々は、このインフレの波に確実に飲み込まれ、財産を失っていることになります。

一方で、不動産や金などの現物資産に早くから資産を移していた方々は、むしろ資産を増やしているという、まさに資産クラスの違いでも超二極化が進行しているのです。

宇都宮市でも始まった「価値の選別」

宇都宮市内の不動産市場を見ていると、この価値の選別が如実に表れています。

売れる物件はあっという間に売れる一方で、売れない物件は大幅な値下げをしても全く動きません。

この差は何でしょうか。

多くの不動産業者は「購入総額の限界があるから売れない」と言いますが、私はそうは思いません。

単純に、その物件に価値がないだけなのです。

実際、私は銀行から「総額が高すぎる」なんて言われたことがありません。

本当に価値のある物件なら、富裕層は躊躇なく購入します。

問題は、その間取り、その眺望、その立地で、その金額を出せる人の心に刺さるかどうかです。

残念ながら、多くの物件でその答えは「ノー」なのです。

富裕層が求める「ビビビとくる物件」とは

富裕層の物件選びは、一般的な購入者とは全く異なります。

彼らは「割安感」なんて求めていません。

むしろ、割安感を売りにしている物件は避ける傾向があります。

なぜなら、転売時に利益を乗せれば割安じゃなくなり、その時点で誰も魅力を感じなくなることを知っているからです。

富裕層が求めているのは「ビビビとくる」物件です。

これは感覚的な表現ですが、実は極めて重要な判断基準なのです。

その物件を見た瞬間に「これだ!」と感じる何か。

それは眺望かもしれませんし、空間の広がりかもしれません。

あるいは、建物全体が醸し出す品格かもしれません。

重要なのは、その感覚が他の富裕層にも共通して響くということです。

宇都宮市内でも、高層階からの街を一望できる素晴らしい眺望を持つ物件や、LRT沿線の駅至近でありながら静寂を保つ物件など、明確な価値を持つ物件は、高額であってもすぐに買い手がつきます。

インフレ時代の不動産投資戦略

インフレが加速し始め、世界中の富裕層投資家は、配当金も家賃収入も金利も何も生み出さない現物「金」に殺到しています。

現在のようなインフレ環境下では、不動産の価値判断も根本的に変わってきているのです。

従来の「利回り重視」の投資から、「資産保全重視」の投資へのシフトが明確になっています。

家賃収入での採算性よりも、インフレヘッジ効果や将来的な価値上昇を期待した投資にシフトする傾向が強まっています。

実際に宇都宮市内でも、利回り4%台という従来では考えられない水準の投資物件が市場に出始めています。

これは、現金で保有することのリスクと比較すれば、たとえ低利回りでも不動産で保有する方が安全だという判断から来ています。

特に注目すべきは、この傾向が東京都心から地方都市にも波及し始めていることです。

宇都宮市のような地方都市でも、限定的なエリアではありますが、不動産の金融商品化が確実に進行しているのです。

価値のない物件は淘汰される時代

これからの時代、はっきりしているのは「価値があるものは売れる、価値がないものは売れない」という単純な原則です。

中途半端な物件、特徴のない物件、立地の悪い物件は、どんなに価格を下げても買い手がつかなくなる一方で、明確な価値を持つ物件は、むしろ価格が上昇していく可能性があります。

宇都宮市内でも、この選別は既に始まっています。

駅徒歩5分圏内とそれ以外、LRT沿線とそれ以外、医療アクセスの良い場所とそれ以外。こうした明確な価値基準によって、不動産市場は完全に二極化、三極化しているのです。

富裕層の資産防衛と宇都宮市の未来

富裕層の資産防衛意識の高まりは、宇都宮市の不動産市場にとって実は大きなチャンスでもあります。

東京都心の不動産価格が異常な水準まで上昇する中、相対的に割安感のある地方都市の優良物件に、富裕層の資金が流入し始めているからです。

ただし、その恩恵を受けるのは極めて限定的なエリアの、極めて限定的な物件だけです。

富裕層は妥協しません。

本当に価値があると確信できる物件にしか投資しないのです。

インフレという大きな波が押し寄せる中、現金という「負け資産」を抱えたままでは、富裕層といえども資産を守ることはできません。

金が2万5千円を目指す展開が示すように、現物資産への逃避は今後さらに加速します。

その中で、宇都宮市の不動産市場も確実に変化していきます。

価値のある物件とそうでない物件の格差は、これまで以上に鮮明になっていくのは確実な情勢です

富裕層の皆さまは、ぜひ「ビビビとくる」物件を探してください。

それは必ず他の富裕層にも響く物件であり、インフレ時代を生き抜く最良の資産となるはずです。

逆に、単なる割安感や利回りだけで選んだ物件は、将来的に大きな後悔を生む可能性があることを、肝に銘じておく必要があります。


今回の内容が、皆さまのお役に立てば幸いです🙌



本記事は2025年10月18日時点の情報に基づいています

 

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★荻原功太朗の業務について★

株式会社サンプラン所属。資産家の皆様を対象とした、「増やすよりも、守る」を目的とした、宇都宮市内での不動産の売買・運営・管理・資産保全をサポート。他にも2つの法人の役員を兼務。不動産売買のご相談についても、ご指名頂ければ、できるかぎり対応させて頂きます。

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